その他の活動紹介

 神戸高専では上記の国際交流以外にも多面的な国際教育を推進しており、下記にその一端をご紹介致します。

基礎から専門分野までを見据えた英語コミュニケーション能力向上の推進

 次代を担う国際技術者にとって英語コミュニケーション能力は必須の基礎スキルであるため、TOEICや工業英検の受験を通じた実力アップを推進しています。TOEICの団体受験に加え、国際技術者として必須の技術英語を鍛える工業英検の兵庫県で唯一の公開受験会場校として、本校学生は学内の生協で申し込むだけで団体受験が可能となっています。年間の試験日程や生協での申し込み〆切日程等の詳細は神戸高専 工業英検運営委員会のホームページをご覧ください。



研究室活動を通じた国際教育

 本科5年生と専攻科生を中心として、所属する研究室における研究成果を国際学会で発表することで、技術者/研究者としての実践的なプレゼンテーション/ディスカッション能力を鍛えることも推進しています。本校学生は優れた研究発表でポスターアワード等の奨励賞を受賞することも多く、また国際会議の受付等の学会運営のアルバイトも海外の大学生と協働する貴重な実務経験になっています。

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国際会議で優秀賞を受賞したポスター発表
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国際会議での講演と受付スタッフ経験
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国際会議でOutstanding Poster Awardを受賞した発表
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海外の大学生と協働で取り組む運営スタッフの経験


クラブ活動を通じた国際教育

水泳部

 2012年12月25日(火)〜31日(月)、神戸市高等学校選抜水泳チームオーストラリア合宿に神戸市内の高校から男女18名が選抜され、全国高専大会団体優勝の栄誉に輝く本校からも5名の学生が参加しました。合宿地のブリスベンは神戸市と姉妹都市にあたり、その親善使節団として選手交流や英語研修も兼ねて行われました。泳力、英語力などを強化することができ、本校が文武両道を目指したり、英語力強化を目的としていることにマッチした合宿でした。

神戸市高等学校選抜水泳チームオーストラリア合宿参加の様子はこちらをご覧下さい




電気工学実験部

 電子工学科学生がクラブ活動(電気工学実験部)として参加した2010年ロボカップジャパンオープンで準優勝して世界大会への出場権を獲得し、2010年6月19-25日にシンガポールで開催されたRoboCup世界大会に参戦しました。惜しくも単独入賞は逃しましたが、Junior(20歳未満)のSoccer Challenge部門でスーパーチーム4位の栄冠を勝ち取りました。

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RoboCupジャパンオープン大会2010 世界大会はシンガポールで開催
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世界各国から国内予選を勝ち抜いた強豪が集結しました Team KCCTもチーム力を活かして勝ち進みました

 また、電気工学実験部では、この世界大会出場の経験を活かして、「西暦2050年までに、人間のワールドカップサッカー優勝チームに勝てる、自律移動のヒューマノイドロボットのチームを作る」という夢に向かって『世界のこれからを担う若手技術者の交流で互いのレベルアップを図る』というロボカップの理念に沿って、外務省の JENESYS(Japan-East Asia Network of Exchange for Students and Youths) プログラムで来校するインドネシア理系生徒の皆様に英語でロボットを紹介してデモンストレーションも通じて議論を深めるなど、本校の国際交流の舞台でも活躍しています。

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豊富なスライドを用いてセンサーやアクチュエータの細部まで英語で紹介します デモをはじめるといつも大勢の生徒が取り囲んで下さいます
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北カリフォルニア高校生との交流会でも、お互いの課外活動 (学校生活) として紹介しました 細部の構造や使っている技術、部品に至るまで、大変に熱心な質問をいただくことができました



海外研修旅行を通じた国際理解の推進

 本校では2013年度も4年生の修学旅行を全学科で海外研修旅行とし、電気工学科と応用化学科と都市工学科が11月10日〜13日、機械工学科が11月11日〜14日の旅程でグアムに、電子工学科が11月10日〜13日の旅程で台湾に行きました。行き先は毎年クラス毎に学生が自主的に相談してくれています。

2013年度の海外研修旅行の様子はこちらをご覧下さい




 本校では2012年度は4年生の修学旅行を全学科で海外研修旅行とし、電気工学科と電子工学科と応用化学科が10月8日〜11日、機械工学科 が10月9日〜12日の旅程で台湾に、都市工学科が10月9日〜12日の旅程で香港に行きました。海外研修旅行を通じて、異なる文化や習慣に触れることで、国際理解を深めることを目的としています。

2012年度の海外研修旅行の様子はこちらをご覧下さい





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