国際交流

北カリフォルニア日本文化コミュニティセンター生徒との来校交流YMCA

 本校におきましては国際・情報都市神戸にふさわしい高専として世界的視野を持った国際社会で 活躍できる技術者の育成を基本方針の一つとして取り組んでおりますが、このたび公益財団法人神戸YMCAと協力して、 平成23年7月29日(金)に 北カリフォルニア日本文化コミュニティセンターから派遣された生徒10名と引率リーダ2名の来校を受け入れました。また、一部の生徒は来校に先立ち7月25日(月)から29日(金)までの期間、本校学生の家庭にホームステイ致しました。

 7月29日(金)は、午前中お互いの学校生活を紹介し、昼食後は本校学生が準備したプログラムを体験していただきながら交流を深めました。学校生活の紹介から、質疑応答やディスカッション、午後の体験プログラムの説明も全て英語で行いました。まず本校からAE1西田君とD4斉藤君が簡単な学校紹介の後、日本のマンガやアニメの紹介も交えて、日頃の生活の様子を紹介してくれました。特に彼氏/彼女がいる人の割合が年齢と共にどう変化するかを紹介したグラフでは、何故男女で値が異なるのか、同学年と付き合うことが多いのか等の活発な質疑がありました。

 次に来校生徒からは、米国高校生の日常生活として、日頃食べているアメリカンフードやファッション、人気スターやアーティストのことも紹介いただきました。特に米国では高校生でも自動車で通学できる等、羨ましい話もありましたが、お小遣いの金額はほとんど同じであることもわかりました。楽しいダンスも紹介してくれて皆で一緒に音楽に合わせて踊りました。米国の高校では年に3-4回は学校公認のダンスパーティがあり学生生活の一部になっているそうです。

 さらに課外活動を代表して電気工学実験部が本年度のRoboCup全国大会に出場したサッカーロボットの紹介とデモンストレーションを行いました。実際にボールを追い駆けて相手ゴールを目掛けてキックするデモンストレーションでは、細部まで構造やプログラムも見てもらいながら活発な質問もいただき、楽しく技術を学ぶ姿勢も伝えられたことと思います。
 そのまま昼食はお弁当をいただきましたが、一時の沈黙もない程お互いに活発な質問が続き、本当に有意義な交流を持つことができました。

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本校の紹介

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日本の学校生活紹介

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アメリカンフードの紹介

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米国高校生ファッションの紹介

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米国高校生の日常生活紹介の中で、ダンスの楽しさも紹介いただきました

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本校学生と混じって皆で一緒に音楽に合わせて汗をかくほど踊って楽しみました

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サッカーロボットの紹介

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サッカーロボットのデモ

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各部の構造やプログラムの説明も交えて行ったデモでは活発な質問もいただけました

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お弁当を食べながら、お互いに質問が尽きることなく楽しいディスカッションを続けました


 午後の体験プログラムは、3班に分かれて、弓道場、応用化学科、電気工学科の3箇所を、それぞれ本校学生が英語で校内ガイドを務めながら案内させていただきました。弓道場では本校弓道部員が手取り足取り丁寧な指導をさせていただき、楽しく学んでいただくことができました。応用化学科では身近な物質と美しい炎色反応の実験を通して日本伝統花火のしくみを体験いただき、電気工学科ではiPhoneプログラミングの体験をしていただきました。どこの会場でも積極的に質問して楽しく語り合う来校生徒の皆さんの明るさから本校学生も学ぶところが多かったと思います。

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弓道場では本校弓道部員が手取り足取り丁寧に指導させていただきました

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マンツーマンの指導の成果で皆さん格好良く矢を放てるようになり喜んでいただけました

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応用化学科での炎色反応の実験では日本伝統花火のしくみを体験しました

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身近な物質と美しい炎色の関係は皆さん大変興味深くみつめておられました

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電気工学科では学生が手作りのiPhoneプログラム体験教室を実施しました

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案内を務めた本校学生も一緒に体験し、英語でのディスカッションにも加わりました


 3箇所での体験プログラムの後には、北カリフォルニアからの来校生徒の皆さんと、朝から交流してきた学生に、午後の体験プログラムの準備を担ってくれた学生も加わって一緒に記念撮影を行い、最後に赤対副校長先生から記念の『絆(きずな)』Tシャツをおみやげに贈呈し、充実した来校交流を終えました。
 玄関でのお見送りでもメールアドレスを交換する人など名残が尽きませんでしたが、朝から互いの学生生活を紹介し、午後の体験プログラムでもガイド役を務めて直接の交流を行った学生だけでなく、体験プログラムの準備や運営を担ってくれた学生にとっても貴重な1日になったことと思います。
 また、本校写真部が撮影してくれた写真はインターネット交流サイトを通じて双方の参加学生で共有する予定で、お互いにコメントを交換する等の形でも今後の交流に繋がることを期待しています。

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来校生徒の皆さんと本校学生、準備を担ってくれた専攻科生も一緒に記念撮影を行いました

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赤対先生による『絆(きずな)』Tシャツ贈呈

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名残惜しかった玄関でのお見送り


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