神戸高専だより 2013年11月

神戸高専産学官技術フォーラム'13が開催されました(20日)

11月20日(水)神戸市産業振興センターにて、平成3年から始まり22回目を迎えた神戸高専産学官技術フォーラム'13「災害を乗り越える技術の追求」が開催されました。 神戸市内を中心に産学官関係者約300人の参加があり、多くの研究分野からオーラル23件、ポスター44件の発表が行われ、活発な質疑応答がありました。 午後4時からメインテーマに従い国立情報学研究所大向一輝准教授によって『災害と知識インフラ』という題目で、基調講演を実施いただき、それに引き続き、 パネルディスカッションを実施しました。大向先生、神戸高専の橋本好幸副校長、都市工学科鳥居宣之准教授、専攻科都市工学専攻の学生瀬崎瑛君の4名のパネリストから 「災害をのりこえる技術」の現状と今後の方向性について、提言を含めてプレゼンテーションが行われ、聴講いただいた方々も一緒になり有意義な議論が行われました。 (地域協働研究センター 小林滋・根本・長谷・橋本渉・黒住)

[写真] オーラルセッション質疑応答

オーラルセッション質疑応答

[写真] ポスターセッション

ポスターセッション

[写真] 基調講演の聴講

基調講演の聴講

[写真] パネリストの発表

パネリストの発表

[写真] 4名のパネリスト

4名のパネリスト

[写真] 優秀研究発表の表彰式

優秀研究発表の表彰式

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本校の教育研究連携協定校である台北城市科技大学の国際協働責任者Huang先生が来校されました(19日)

11月19日(火)、海外研修旅行で 電子工学科4年生の大学訪問を受け入れてくださった 本校の教育研究連携協定校である台北城市科技大学 (Taipei Chengshih University of Science and Technology)から国際協働責任者Chair Prof.Dr.Huang先生が、 本校との教育研究連携協定を取り持ってくださった公益財団法人神戸YMCAの田村事務長とともに来校くださいました。

はじめに赤対副校長先生からご挨拶いただいた後、本校のグローバル技術者養成に向けての取り組みを紹介させていただきました。その後、学校見学として、まずはじめに専攻科棟屋上で電気工学科津吉研究室のソーラー発電研究設備を見学いただいた後、キャンパス全体の説明をさせていただきました。総合情報センターでは電子工学科戸崎先生の実験実習を見学させていただき、図書館見学の後に、機械工学科実験実習棟の流体研究室(赤対・鈴木研究室)でHover Craft乗車体験と政府が推進する200年住宅を実現するための重量内装設備浮上移動装置を見学させていただきました。電気工学科棟ではICT応用教育工学研究室(佐藤研究室)でiPhoneOS機器のプログラム体験と脳波測定や3Dキャラクタを活かした英単語学習システムの紹介をさせていただき、グローバル技術者養成に向けての取り組みを実感いただくことができました。グローバル技術者の養成は両校にとって極めて重要な取り組みであるため、今後とも教育研究連携協定校として協働を進めて行く予定です。(電気工学科 佐藤 徹哉)

[写真] 台北城市科技大学Chair Prof.Dr.Huang先生(左)と赤対副校長先生(右)

台北城市科技大学Chair Prof.Dr.Huang先生(左)と赤対副校長先生(右)

[写真] 神戸YMCAの田村事務長(中央)との記念撮影

神戸YMCAの田村事務長(中央)との記念撮影

[写真] 電気工学科津吉研究室のソーラー発電研究施設の見学

電気工学科津吉研究室のソーラー発電研究施設の見学

[写真] 総合情報センターでは電子工学科戸崎先生の実験実習を見学させていただきました

総合情報センターでは電子工学科戸崎先生の実験実習を見学させていただきました

[写真] 本校の総合情報センターについても戸崎先生から詳しくご紹介をいただきました

本校の総合情報センターについても戸崎先生から詳しくご紹介をいただきました

[写真] 機械工学科流体研究室(赤対・鈴木研究室)でのHover Craft乗車体験

機械工学科流体研究室(赤対・鈴木研究室)でのHover Craft乗車体験

[写真] 重量内装設備浮上移動装置の研究についても熱心なご質疑をいただきました

重量内装設備浮上移動装置の研究についても熱心なご質疑をいただきました

[写真] 機械工学科流体研究室(赤対・鈴木研究室)での記念撮影

機械工学科流体研究室(赤対・鈴木研究室)での記念撮影

[写真] 電気工学科ICT応用教育工学研究室での記念撮影

電気工学科ICT応用教育工学研究室での記念撮影

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4年生が海外研修旅行に行きました(10日〜14日)

11月、4年生の修学旅行に行ってきました。
各学科の行き先および日程は以下の通りです。

 機械工学科 グァム(11/11〜14)
 電気工学科 グァム(11/10〜13)
 電子工学科 台湾(11/10〜13)
 応用化学科 グァム(11/10〜13)
 都市工学科 グァム(11/10〜13)

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機械工学科
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機械工学科4年生74名は11月11日から3泊4日でグアムへ研修旅行に行きました。 島内研修では、現地バスガイドの方からグアムの若者の暮らしを中心にいろいろな説明を受けました。 息子さんが現在アメリカの大学で医学を学ばれているということで、海外に出て学ぶということの大切さなども伝えていただきました。 また、フリータイムではちょうど水曜日に開催されるチャモロビレッジ・ナイトマーケットを訪れ、グアムの文化に触れた学生もいました。

11/11(月)
 20:00 関西空港4F集合
 22:10 グアムへ出発(KE733)
12(火)
 02:40 グアム国際空港着後、ホテルにて休憩・朝食
 10:00 島内研修(恋人岬・ラッテストーン公園・ステイン広場・太平洋戦争歴史博物館・ソレダッド砦・グアム大学など)昼食各自
 19:00 ホテルで夕食
13(水)
 07:00 ホテルで朝食後、フリータイム(マリンスポーツ体験、ショッピング、周辺散策など)昼食・夕食各自
 22:00 ホテルロビーに集合厳守
14(木)
 02:00 ホテルロビーからグアム国際空港へ移動
 02:20 グアム国際空港着
 04:20 日本へ出発(KE734)
 07:10 関西国際空港着
(機械工学科 黒住 亮太)

[写真] ラッテストーン公園において集合写真(M4D)

ラッテストーン公園において集合写真(M4D)

[写真] ラッテストーン公園において集合写真(M4C)

ラッテストーン公園において集合写真(M4C)

[写真] グアムのビーチ

グアムのビーチ

[写真] グアムのビーチでのスコール

グアムのビーチでのスコール

[写真] ソレダッド砦での風景

ソレダッド砦での風景

[写真] 日本軍の2人乗り潜水艦

日本軍の2人乗り潜水艦

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電子工学科
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電子工学科36名は、11/10〜11/13まで台湾の台北市周辺に研修旅行に出掛けてきました。 初日は、台湾新幹線への試乗や夜市の見学を行い、2日目には故宮博物館にて彫刻や書などの数多くの歴史的な芸術作品等を見ることが出来ました。 また、今年度に本校と提携した台北城市科技大学を訪問し、ロボット工学科や電子工学科の施設見学や説明を受け、 卒業研究などを通じて実際に大学生が作製した装置のデモなどには皆感心を持っていたようです。 3日目の自由行動では、事前の計画に沿ってグループ毎に台北市内散策や九分観光を行いました。 4日間の研修旅行を通じて有意義な体験とたくさんの思い出を作って神戸に戻ってきました。(電子工学科 荻原 昭文)

[写真] 故宮博物館にての記念写真

故宮博物館にての記念写真

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電子工学科4年生が台北城市科技大学を訪問しました(11日)

海外研修旅行で台湾訪問中の電子工学科4年生が11月11日に台北城市科技大学 (Taipei Chengshih University of Science and Technology)を訪問させていただきました。 同大学は本校と同じく若年からの技術教育を特徴とする五専として創立し、近年さらなる教育研究の高度化に対応した四技を併設された科技大学であり、 高専本科と専攻科学生の教育研究に注力する本校と力を合せて グローバル化を推進すべく、本年5月20日に教育研究連携協定を締結し、今回の研修旅行の機会を活かしての訪問が実現したものです。

11日は午前中に故宮博物館等を見学し、昼食の後、予定より少し早めの13:30に台北城市科技大学に到着しました。 事前に少し早めに着くことを連絡して相談させていただいたところ快諾いただけたため、ゆっくりと見学させていただくことができました。 はじめに国際協働責任者のHuang先生から歓迎のご挨拶をいただいた後、大学の概要について工学部長のLee先生よりご説明をいただきました。 その後2グループに分かれ、図書館、ロボット工学科、電子工学科などの見学をさせていただきました。 電子工学科では、Tao学科長より情報センターにて実習や学習内容について詳しくご説明いただきました。 ロボット関係での見学では、過去からのロボットの歴史が理解できる実物の展示が多く、非常に興味深く拝見させていただくことができました。 また、3Dプリンタでの部品試作も多くの学生が興味を持って見学させていただきました。

グローバルエンジニアを目指す本校学生にとって、海外の大学での教育研究現場を実際に見学させていただけたことは、 非常に有意義な経験になったことと思います。(電子工学科 荻原 昭文・戸崎 哲也)

[写真] 台北城市科技大学電子工学科教室での記念撮影

台北城市科技大学電子工学科教室での記念撮影

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神戸高専サイエンスフェスタを開催しました(10日)

10日(日)午後、こべっこランド(神戸市総合児童センター)において「第2回神戸高専サイエンスフェスタ」を開催しました。 当日は、あいにくの空模様でしたが、それでもたくさんの小学生やちびっ子たちが遊びに来てくれました。 内容は、小学生3〜6年生を対象にした工作教室「ふんわりポップを作ろう」(事前申し込み制)や「ピカピカ10円玉」、「お天気マジック」、 「虹が見える筒」の体験や工作、そして誰もが楽しめる「カーモのメダル作り」、「コイル銃による的当てゲーム」、「人力発電コーナー」を行いました。 どのコーナーでも科学やものづくりの楽しさを実感してもらえたのではないかと思います。(広報室 尾崎 純一)

[写真] 7階ホール

7階ホール

[写真] ふんわりポップを作ろう

ふんわりポップを作ろう

[写真] ピカピカ10円玉

ピカピカ10円玉

[写真] お天気マジック

お天気マジック

[写真] 虹が見える筒

虹が見える筒

[写真] カーモのメダル作り

カーモのメダル作り

[写真] コイル銃による的当てゲーム

コイル銃による的当てゲーム

[写真] 人力発電コーナー

人力発電コーナー

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「デザインコンペティション2013 in 米子」参加報告(9日〜10日)

都市工学科4年生とデザコン同好会に所属する都市工学専攻科学生の合計6名が、 米子コンベンションセンターで11/9(土)〜11/10(日)に開催されたデザインコンペティション2013に参加しました。 今年は4点支持構造物の耐荷力というタイトルで重量は400グラム以内、材料はヒノキで、本校からは「トラスの構造」、「テトラス」の2チームで参加しました。 初日は、仕様確認が行われ、模型が競技の規定を満足しているかを確認しました。仕様確認が終了後、プレゼンテーションを行い、活発な議論がなされていました。 二日目は耐荷力コンテストが行われました。例年通り、会場は熱気に包まれ、競技が終わるたびに暖かい拍手が送られました。 「テトラス」は 110kgfまで耐えることができ、結果として61チーム中第14位と健闘いたしました。(都市工学科 上中 宏二郎)

[写真] 仕様確認(トラスの構造)

仕様確認(トラスの構造)

[写真] 仕様確認(テトラス)

仕様確認(テトラス)

[写真] 競技の様子(1)

競技の様子(1)

[写真] 競技の様子(2)

競技の様子(2)

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女子学生向けキャリア講演会を開催しました(6日)

11月6日(水)14:50から本部棟ホールで女子学生向けのキャリア講演会を開催しました。

 講師:内田由理子先生(香川高専)
 題目:高専女子卒業生に学ぶ〜輝き続けるために〜

アンケート調査結果のデータをもとに全国高専女子卒業生の現状をわかりやすく解説していただきました。 途中ユーモアを交えたお話に(男子学生を含む)65名の学生たちは熱心に聴き入っていました。(電子工学科 若林 茂)

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電気関係学会関西支部主催の講演会が本校で開催されました(6日)

電気関係学会関西支部主催の准員・学生員のための講演会が本年も本校ホールで開催されました。 今年は「MRIによる神経束の可視化とその応用について」との題目で、奈良先端大の佐藤先生にご講演頂きました。 MRIにより撮影された脳内画像に特殊な解析を施して拡散テンソル画像と呼ばれる画像を作成し、脳内の神経束を描出するというものです。 ご講演では、多くの症例に適応した結果も披露して頂きました。講演後は、活発に質疑応答がなされ、大学での本格的な研究に対して、 聴講した学生達は多くの刺激を受けていたようです。(電子工学科 戸崎 哲也)

[写真] 講演タイトル

講演タイトル

[写真] 講演風景1

講演風景1

[写真] 講演風景2

講演風景2

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実験力学における先端科学技術に関する国際シンポジウムで発表・受賞しました!(4日)

11月4日に仙台(仙台戦災復興記念館)で開催された国際会議「8th ISEM'13」(International Symposium on Advanced Science and Technology in Experimental Mechanics) のポスターセッションにおいて、機械工学科5年辻翔大君(優秀賞)が"Manufacture of solar car and Research into utilization of renewable energy by Hybrid system"、 専攻科2年尾野喬祐君・5年小野貴澄君(奨励賞)が"Approach to CAD/CAM in 5-Axis Machine Tools for Purpose of Application to College of Technology Education" を発表しました。十数人の審査員の前で英語発表して、受け応えもして、高い評価をうけました。(機械工学科 齋藤 茂)

[写真] 参加しました

参加しました

[写真] 受賞しました

受賞しました

[写真] 受賞しました

受賞しました

[写真] 発表風景

発表風景

[写真] 発表風景

発表風景

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第10回高校化学グランドコンテストにてポスター発表を行いました(3日〜4日)

11月3日・4日に大阪市立大学学術情報総合センターにて行われました高校化学グランドコンテストにおいて、 本校自然科学部の生活科学班(8名)が「カセットコンロでパラパラ炒飯を作る方法」のタイトルでポスター発表を行いました。 本コンテストは、大阪市立大学・大阪府立大学と読売新聞社の主催で今年で10回目の開催になります。 全国の高等学校、高等専門学校から数多くの応募がある中、本校は2年連続で選抜されての参加となりました。 ポスターセッションでは、全国の高校生/高等専門学校生だけでなく招待講演のため来日した台湾・シンガポールの高校生の前で発表、質疑応答となりました。 身近な発表内容のため、国内の学生・教員だけでなく海外の学生からも質問を受け、英語での質疑応答も経験することができました。 初参加の1年生にとっても大変良い経験になったことでしょう。(自然科学部顧問 谷口 博・大多喜 重明)

[写真] 口頭発表会場にて

口頭発表会場にて

[写真] ポスター会場にて

ポスター会場にて

[写真] ポスター前にて1

ポスター前にて1

[写真] ポスター前にて2

ポスター前にて2

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