電気電子デザイン工学科の教育の特徴

電気電子デザイン工学科では、電気工学と電子工学の両面から、電気技術に関する幅広い学問分野をバランスよく学べるカリキュラムが組まれています。電気工学分野では、電気回路や電気磁気学などの基礎科目を通して理論を学び、さらに電気機器、制御工学、電力変換工学、環境エネルギー工学などの専門科目を履修することにより、再生可能エネルギーなどにも対応できるグリーンエンジニアとしての素養を身につけます。

一方、電子工学分野では、アナログおよびディジタル電子回路をはじめとした基礎を学び、電気電子材料や半導体デバイスを通じて電子デバイスの構造や動作原理への理解を深めます。また、IoT技術に不可欠なセンサ、マイコン、プログラミング、通信技術についても体系的に学習し、次世代の情報社会に貢献できるスキルを養います。

本学科では、学生の自発的なモノづくり活動も積極的に支援しています。「こんなロボットを作ってみたい」「あのコンテストに挑戦したい」「アプリ開発にチャレンジしたい」といった学生の情熱を尊重し、実現に向けた環境と技術的なサポートを提供します。パワーエレクトロニクス、ロボティクス、IoT、光デバイス、電力工学など、幅広い分野の専門家が在籍しており、多様な分野への挑戦を後押ししています。