応用化学専攻
高専の化学系学科卒業生に対して、さらに2年間精深かつ広範な専門教育を施すことにより、独創性のある技術者の育成を目指します。化学系技術者を中心とした材料開発は、産業の発展の基礎になっています。それらの技術・研究開発では、化学の専門に加え、他の分野の知識や技術が融合され、成果をあげているケースが多くあります。
本専攻科では、本科で修得した専門知識に加え、さらに高度な化学知識や理論を講義するとともに、物理学、コンピュータ及び他学科の実験を履修したり、企業での実習も行われ、精深かつ広範な技術が身に付くカリキュラムが組まれています。
また、本科の卒業研究に加え、2年間にわたる特別研究を履修することにより、研究開発についての基本的考え方や独創性を育成します。
養成すべき技術者像
数学、自然科学、情報処理技術に加え、物質の基本を十分理解し、新しい物質作りに応用できる専門学力を習得し、培われた一般教養のもと柔軟な思考ができ、複合的視点で創造、問題発見、問題解決ができる創造性豊かな開発型的技術者を養成する。
教育の特徴
応用化学専攻のカリキュラムは、準学士課程においてコアとした5つの専門分野(有機化学、無機化学・分析化学、物理化学、化学工学、生物工学)の学習教育目標をより高いレベルで到達させるよう、応用力の向上や他教科との関連を意識した専門性豊かな内容となっている。また、少人数でのゼミナールによって英語論文に馴染ませたり、2年間にわたる専攻科特別研究の成果を関連学会や産学官技術フォーラムで発表させたりするなどして、研究開発能力とコミュニケーション能力の向上に努めている。さらに、他専攻の専門教科の受講や実験実習の実施による幅広い分野の知識の習得、専攻科特別実習(インターンシップ)による企業や大学における先端技術への接触などが行えるカリキュラム編成となっている。これらを通じて専攻科の養成すべき人物像(複合的視点で創造、問題発見、問題解決ができる創造性豊かな開発型的技術者)の実現を目指している。