「『量子技術と神戸の未来』についての討論会」に小塚准教授・学生3名が登壇(12/20)

2025/12/26

2025年12月20日、アンカー神戸で「『量子技術と神戸の未来』についての討論会」が開催されました。

本年6月に理化学研究所計算科学研究センター(R-CCS)に量子コンピュータ「ibm_kobe」が整備されたことを契機に「量子技術が神戸の未来に与える可能性について神戸高専生とともに考えたい」という久元喜造神戸市長の発案により、神戸市医療産業都市部が主催。本校からは都市工学科の小塚みすず准教授、電子工学科3年の明幸音さん・北尾匠望さん、都市工学科5年の藤田睦樹さんが登壇しました。

小塚准教授は「都市と交通とQOL」と題した講演を行ったのち、本校学生3名、量子コンピュータ研究の国内第一人者である大阪大学基礎工学研究科の藤井啓祐教授、神戸市の若手職員3名とともに、量子技術に関する質問や期待、未来を見据えた10年後の神戸の姿、学生生活やまちづくりへの技術の応用など多角的な議論を展開。藤田さんは自身の卒業研究に関連した意見を、明さん・北尾さんは普段の学生生活や興味に基づいた将来の神戸への期待をそれぞれ発言しました。藤井教授は「都市計画は簡単に変更がしづらいためシミュレーションが重要となる、そこにセンシングや量子技術を活用できる可能性がある」と話し、会場に詰め掛けた約50名とともに、量子技術の社会実装に向けた理解を深めました。(事務室)

冒頭の市長あいさつ

小塚先生の講演

発言する明さん

発言する北尾さん

発言する藤田さん

会場には多くの参加者が