神戸大学システム情報学部・大学院システム情報学研究科と教育研究交流等に関する協定等を締結しました(2025年7月22日)

2025/07/22

神戸市立工業高等専門学校(校長:林 泰三、以下「神戸高専」)は、神戸大学システム情報学部・大学院システム情報学研究科(研究科長:臼井 英之、以下「神戸大学」)と2025年7月22日に教育研究交流等に関する協定を締結いたしました。

 
神戸高専では、最近の技術革新や情報化社会の進展にも対応できる次世代のエンジニアや研究者を育成するため、2026年度4月から2つの情報系の専門学科を新設するとともに、これまでの専門学科においても情報教育を含む教育課程を充実するなど、全学的な情報教育の強化を目的とした学科再編を行います。

また、神戸大学では、2025年4月からAI(人工知能)やデータサイエンス、スーパーコンピューターなどの専門性を土台に、社会課題の解決、新たな価値創造に挑む人材の育成を目指し「システム情報学部」が新設されました。

このたび、両校の教育及び学術研究上の協力関係を推進するとともに、協力連携活動を通じて神戸市内の小中学生への早期情報基礎教育や高校生への情報リテラシー教育、地元産業界へのリスキリング教育など、神戸市をはじめ地元における情報系人材の育成に寄与するため、神戸大学との間で協定書等を締結いたしました。(事務室学生課)

 

~協定の概要~

 

・講義及び共同研究など学生・研究者の交流推進に関する教育研究交流協定

・CSI- C³インターンシップ(※)の実施

・相互履修の実施と単位認定の実施

・博士課程前期課程への推薦入試の受験資格に関する連携協定

※CSI(College of System Informatics)

神戸大学システム情報学部と大学院システム情報学研究科を一体的に運用する「システム情報学カレッジ」の略称

※C³(Co-Creation and Collaboration)インターンシップ

専門分野の垣根を超え、新たな価値の創出に寄与できる人材養成を目指す神戸大学システム情報学部、大学院システム情報学研究科が展開する「異世代異分野共創C³ユニット教育プログラム」に則ったインターンシップ

<調印(署名)式> <協定締結>

左から、神戸大学システム情報学部長・システム情報学研究科長:臼井 英之、神戸高専校長:林 泰三

<集合写真>