成長産業技術者教育プログラム(ロボット分野)の夏季集中講義を実施しました(24-28日)

2021/09/24

成長産業技術者教育プログラム(ロボット分野)を履修中の機械工学科・電気工学科・電子工学科の4年生と3年生を対象とした『ロボット要素技術』と『ロボット入門』の夏季集中講義を、
9月24日(金)~28日(火)に実施しました。
24日(金)1-8 時限には4年生のロボット要素技術として、清水先生からロボット制御について、尾山先生からロボット動作座標・動作補間・特異点について、酒井先生から ロボット教示方法について、小澤先生からロボット言語(AS言語)について講義をいただきました。また、27日(月)5-8時限と28日(火)5-8時限には、カワサキロボットサービス(株)から海外での経験も豊富なJung Sunmin先生にお越しいただき、機械工学科CAD室とPBL室で、本物の産業用ロボットをプログラムして動作シミュレーションまで行うことが出来る専用プラットフォームを一人一台の環境で用いて、高度な使いこなしまでしっかりと学ばせていただくことができました。
3年生のロボット入門は、24日(金)5-8時限と27日(月)1-8時限に、『ジャイロ(角度)センサー』『超音波(距離)センサー』『光(反射率・色)センサー』を活かしたロボット制御の基本を体得するため、Lego Mindstormsロボットを用いた課題に取り組みました。27日(月)の最後には皆の前で各自の思い通りにプログラムしたロボットの動作を披露して讃え合いました。今年は比例制御を用いて倒立振り子に挑戦するなど意欲的な取り組みも多く、互いに学び合うことも出来ました。今後とも楽しみながらロボットの基礎をしっかりと学んでいただければと思います。(成長産業技術者教育プログラム(ロボット分野) 清水 俊彦、小澤 正宜、酒井 昌彦、佐藤 徹哉、尾山 匡浩)


Jung Sunmin先生のご説明

一人一台の開発環境で
プログラムを行いました

各自先生の指導を受けながら
独自の動作設計を行いました

3年生も一人一台の開発環境で
プログラムを行いました

各自思い思いの動作のプログラムを
行いました

プログラムした動作は
試走させて確かめます

旗を上げながら
クラシック音楽を奏でるロボット

効果音付きで飛行機の離陸・着陸を
デモするロボット

農耕歌を奏でながら
鍬で農耕作業を行うロボット