教員紹介(機械工学科)

鬼頭 亮太
KITO Ryota     メール: TEL:078-795-3228
  • 職名
    講師  

  • 専門分野
    生産工学,加工学,CAD/CAM

  • 現在の研究課題と概要
    1. 高速高精度切削シミュレータ開発

       近年注目されているデジタルツインを実現するには,高速高精度シミュレータが
      必要不可欠であります.そこで,本研究では切削形状や切削体積を計算できる
      高速高精度切削シミュレータ開発を目的としており,データ構造やアルゴリズムの
      工夫によって開発を行っております.

    2. びびり振動低減工具経路生成の開発

       切削加工中に発生する問題の1つにびびり振動があります.このびびり振動は
      面粗さや加工精度に影響することから,その抑制は非常に重要な課題です.
      そこで,本研究では工具経路生成時にびびり振動を考慮しながら,経路生成を
      行うことで,びびり振動低減を行っております.

  • 研究業績(主要3件)
    1. 鬼頭亮太, 高杉敬吾, 浅川直紀, 岡田将人, 工具経路生成時間短縮法の開発
      −加工点依存プログレッシブメッシュ表現の適用−, 精密工学会誌,
      Vol.81, No.4, 2015, pp.376-383

    2. Ryota Kito, Keigo Takasugi, Naoki Asakawa, Takahiko Mizutani,
      Development of cutting simulator using polygon representation -
      Applying and extending Vatti clipping-, Precision Engineering,
      Vol.66, 2020, pp.593-604

    3. 鬼頭亮太, 高杉敬吾, 浅川直紀, 水谷貴彦,
      切削シミュレータを用いたびびり振動抑制工具経路生成方法の開発,
      精密工学会誌,精密工学会誌,Vol.87, No.3, 2021, pp.324-328

  • 所属学会,協会
    1. 精密工学会

  • 担当教科
    機械実習T,加工工学T,工業力学U,機械設計演習U

  • 顧問:ものづくり研究会

  • 受賞・学術賞
    1. 精密工学会北陸信越支部学術講演会ベストプレゼンテーション賞,2014
    2. 公益財団法人マザック財団優秀論文表彰,2015