機械工学科の教育の特徴

 座学と実習系科目を科目間の連携に配慮して配置し、専門分野の基礎を教授することによって実践的技術者の養成を目指している。座学では、専門分野の基礎知識と機械工学における基本的な考え方を身につけ、実習系科目では、製図やコンピュータ演習によってイメージの表現能力や情報伝達能力を養っている。「機械実習」では、種々の工作機械や測定機器の操作方法を身につけ、3学年での「創造設計製作」において座学と実学の融合をはかっている。また、ロボットコンテスト、レスキュ−ロボットコンテスト、ソ−ラ−カ−競技などの各種競技会へ積極的に参加することによって実践力を育成している。さらに、「機械工学実験」を通して解析・設計に要求されるデータ処理能力と論理的な思考能力を養うことに力を入れている。これらの集大成として、卒業研究で、課題の理解、解決策の検討と実行、結果の評価と発表などのプロセスを踏むことによって、即戦力となる実践的技術者の養成をはかっている。