環境応用化学科の教育の特徴
「環境応用化学」とは環境問題の解決や環境と調和した社会の実現を目的に、化学の知識や技術を応用する学問分野である。
環境応用化学科は環境負荷の低減を実現できる新素材の開発や化学の視点から環境問題の解決に貢献できる技術者の育成を目的としている。有機化学、無機化学、物理化学、化学工学、生物工学、材料化学など、化学に関する各専門分野で環境を意識した内容を多く取り入れ、環境・エネルギーについて専門的に深く学ぶ。また、AI基礎演習教育を通して、データ解析の教育も取り入れている。加えて、1‐4年次の実験実習、4年次の環境エンジニアリングデザイン、5年次の卒業研究を通して、課題解決能力を有した実践的な化学系、食品系、製薬系など多様な分野で活躍できるエンジニアの養成を目指している。