ペーパークラフト風車とQBladeを用いた実験の方法

概要:

ペーパークラフト風車とQBladeを用いた実験方法の紹介です。安価なペーパークラフト風車とオープンソース(GPL)の風車解析ソフトウェアQBladeやパブリックドメインの画像処理ソフトウェアImageJを用いて、低コストに実験と解析を体験できます。

本格的な風力タービンの開発を目的としたものではなく、実験の精度は求めずに、風力タービンの開発の全体像をつかんだり、風力タービンの開発プロセスを通してエンジニアリングの仕事のイメージをつかむことに注力した教材です。

ペーパークラフトを用いる長所:低コスト、慣性モーメントを無視できるぐらいに軽いなど。

対象:

例えば:
  • 高専や大学(機械工学、電気工学、電子工学)などの初学者
  • 機械工学分野を学んでいる高専学生で、将来のエンジニアリングの仕事のイメージをつかみ切れていない学生。
  • 風力発電に関しての知識があまりなく、これから風力発電の開発を始める方で、風力タービン開発の全体像を簡単につかみたい方

教育効果:

この教材によって、以下のような教育効果が期待できます。例えば:

  • 風力発電に関しての知識が無い方が、風力タービン開発の全体像をつかむことができる。
  • 機械工学分野などを学んでいる学生が”エンジニアリング(開発・設計・実験・解析)”の仕事のイメージをつかむ。

所要時間:

必要なもの

導入(風車が回る仕組み超入門):

予備知識として
「風車が回る仕組み超入門」を参考にしてください。

ダウンロード(諸注意(クリエイティブコモンズ)

ペーパークラフトとQBladeを用いた実験のマニュアルおよび補助教材のファイルダウンロードは以下よりしてください。

「ブレード形状と回転性能実験」
ペーパークラフト風車
実験・解析マニュアル
     
pdf     doc    docx     odt
レイノルズ数計算シート
  
xls      xlsx     ods


諸注意&問い合わせ

ペーパークラフト風車(ペーパー風車)やそれに付随する教材は早稲田研究室が工学教育、環境教育向けに開発したものです。

著作権はクリエイティブコモンズとして公開しますのでダウンロードは自由です。再配布、改変なども自由ですが、その場合は同様にクリエイティブコモンズとして取り扱いください。

また、いかなる不具合が生じても責任をとるものではありません。自己の責任においてダウンロードし組み上げてください。

営利目的のために利用する場合は念のためご連絡ください。また、営利目的ではなくても、何かのイベント等で使用した(またはしたい)場合にはご連絡いただけると幸いです。

問い合わせ先はこちら

クリエイティブコモンズについて

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
Wind Turbine Generator Paper Model by Kazuyoshi WASEDA is licensed under a Creative Commons 表示 - 継承 4.0 国際 License.
http://www.kobe-kosen.ac.jp/~waseda/wtgpapermodel/index.htmlにある作品に基づいている。
このライセンスで許諾される範囲を超えた利用の可能性については以下のアドレスもご覧下さい。 http://www.kobe-kosen.ac.jp/~waseda/wtgpapermodel/index.html

謝辞

科研費
本研究の一部は,科学研究費助成金(若手研究(B)25871037:2013~)の助成を受けて行われています.

本研究の一部は神戸高専機械工学科早稲田研究室の卒研メンバー(学生)によって開発されています。

協力

本研究の一部は以下のグループと協力して開発を進めています

ページのトップへ戻る