電子工学科の教育の特徴

 エレクトロニクス(電子工学)はまさに現在の高度情報化社会を支えている学問分野である。電話に始まり、ラジオ、テレビ、レーザ、ロボット、コンピュータ、情報ネットワークなど電子工学の応用製品は次々と人々の夢を実現してきた。電子工学科では、今後もますます多様化、高度化していくであろうエレクトロニクス分野の第一線で活躍できるように、電気電子系基礎科目をベースに物性・デバイス系科目、計測・制御系科目、情報・通信系科目をバランスよく配置した5年間の系統的なカリキュラムで学ぶことができる。また電子工学科には、情報(コンピュータのハードウェアとソフトウェア)、通信、計測、制御、半導体、音響、光エレクトロニクスなどの実験を行うための設備をもった多くの実験室があり、実験実習、学外実習、卒業研究などを通して、実践的で独創的な開発研究能力を有するエンジニアの養成を目指している。