電気電子工学専攻

 本専攻は、高専の電気工学、電子工学系学科の卒業生に対して、さらに2年間精深かつ広範な専門教育を行うことにより、独創性を持つ研究開発技術者の育成を目指します。電気・電子工学の発展はめざましく、生活環境を豊かに至便にしてきました。その中心をなすエネルギー・情報関係の新技術の開発はますます重要性を増してきています。また、それらを支える材料、電子デバイス、計測、制御などの技術分野の開発も重要です。本専攻では、このような科目を適宜配置し、本科での教育を基礎として、より高度な内容を教授します。また、実験、実習やゼミナール等を取り入れ、実践的教育を重視しています。さらに、基礎的な技術教育の上に、先端技術に関する研究テーマを与え個別に研究の計画及び実施の指導を行うことにより、研究開発能力の育成を行います。

特別研究のテーマ例

  • エネルギーの有効利用に関する研究
  • ICT技術を応用したグローバル技術者教育システム開発に関する研究
  • 高周波電力変換装置に関する研究
  • 高周波電力変換装置が生じる高調波解析に関する研究
  • 有機複合体材料を用いた光機能デバイス形成と光情報処理への応用に関する研究
  • パルスパワー技術の応用に関する研究
  • 三相交流−直流電力変換器に関する研究
  • 単相交流−直流電力変換器に関する研究
  • 直流−直流電力変換器に関する研究
  • 大気圧プラズマの生成と応用に関する研究
  • 低コスト・高信頼性を有する駆動システムおよび発電システムに関する研究
  • 半導体や磁性体等の結晶およびデバイス作製とその性能評価
  • 医用画像を用いた診断支援ツールの開発に関する研究
  • 生体信号処理とその応用に関する研究
  • コンピュータビジョンに関する研究
  • リモートセンシング技術と応用に関する研究
  • デジタル医用画像の処理と理解
  • 信号処理・画像処理に関する研究
  • 光デバイス及び光波伝搬制御技術とその応用に関する研究
  • アクチュエータおよびその応用システムに関する研究
  • ヒューマンコンピュータインタラクションに関する研究
  • 電磁アクチュエータを活用したロボットおよび機電システムに関する研究
  • 光計測とその応用に関する研究
  • 機械学習を用いた応用研究
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修了後の進路(5年分)

2023年度

進学先 大阪大学大学院(2)、東北大学大学院(1)、筑波大学大学院(1)、神戸大学大学院(1)、奈良先端科学技術大学院大学(1)、九州工業大学大学院(1)、東京都立大学大学院(1)
就職先 (株)アイビス(1)、北陽電機(株)(1)

2022年度

進学先 大阪大学大学院(1)、筑波大学大学院(2)、長岡技術科学大学大学院(1)、奈良先端科学技術大学院大学(1)
就職先 東芝三菱電機産業システム(株)(1)、ヤンマーホールディングス(株)(1)

2021年度

進学先 奈良先端科学技術大学院大学(2)、長岡技術科学大学大学院(1)、電気通信大学大学院(1)、岡山大学大学院(1)
就職先 島津メディカルシステムズ(株)(1)、シャープ(株)(1)、(株)テイジイエル(1)、東芝三菱電機産業システム(株)(1)、日本無線(株)(1)、富士通Japan(株)(1)、富士電機(株)(1)

2020年度

進学先 大阪大学大学院(2)、名古屋大学大学院(1)、長岡技術科学大学大学院(2)、千葉大学大学院(1)、京都工芸繊維大学大学院(1)
就職先 ACALL(株)(1)、オプティム(株)(1)、シャープ(株)(1)、東芝三菱電機産業システム(株)(1)、三菱電機コントロールソフトウェア(株)(1)、ヤンマーホールディングス(株)(1)

2019年度

進学先 北海道大学大学院(1)、東北大学大学院(1)、電気通信大学大学院(1)、奈良先端科学技術大学院大学(1)
就職先 東芝三菱電機産業システム(株)(1)、パナソニック(株)(1)、古河電機(株)(1)
※ ( )内の数字は実際の人数です。


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