KCCT 神戸高専 E3工業英語Iのページ

※ご注意:このページは神戸高専電気工学科3年生向けのページです。(その他の方にご利用いただくことは出来ませんのでご了承をお願い致します)

<What's new>
2012/7/20 夏休みを利用して予習を進めていただくために工業英語Iで用いる授業マテリアルを配布しました。
2012/10/5 各週毎の授業マテリアルでの新出単語集を配布しました。
2013/7/16 夏休みを利用して予習を進めていただくために工業英語Iで用いる授業マテリアルを各週毎の新出単語集と併せて配布しました。


 神戸高専では国際・情報都市神戸にふさわしい高専として世界的視野を持った国際社会で活躍できる技術者の育成を基本方針の一つとして取り組んでおり、海外からの来校生徒との交流をはじめとする国際教育に取り組んでおりますが、特に電気工学科では、卒業生の多くが国際共同開発などの形での国際協働を期待されている現状を鑑み、ICT応用教育工学研究室(佐藤研究室)KCCT VocaBuilder等のiPhoneアプリを利用した教育実践研究に取り組んでいる他、特に海外企業との協働が多いデジタル回路技術の分野では、海外技術者との協働で困らないように世界的に広く読まれている英文教科書“Digital Principles, 3rd Edition”を用いて授業を行っています。

 しかしながら学生の立場としては、多くの先輩方から『技術を英語で語る』ことの重要性を指摘されて『技術を英語で学ぶ/英語で技術を学ぶ』ことが大切であることは認識しつつも、『実際の企業活動の中で、どんな事柄がどんな風に英語で語られているのか』は企業人にしかわからないベールに包まれて実感し難いため、日々の英語学習のモチベーションに繋がり難いという課題がありました。そこで本授業では、『企業活動の中で第一線に立つ国際技術者を取り巻く英文(教科書として書かれたものではない本物の英文)』の多読を通して、実践的な英語力を身につけると共に、『第一線の国際技術者が何を考え何を対象として英語を用いているか』を知ってもらうことで英語学習のモチベーションを高め、キャリア教育としてのシナジーも活かすことを目標にしています。

 単語集は各週毎の授業マテリアルの範囲で新出の英単語の和訳を提供していますが、本当は全ての単語は自分で辞書を引くことが大事なのは言うまでもありません。しかし、その時間を節約することで本物の英文を多読してキャリア教育的な学習も同時に行うことが出来れば、次代を担う国際技術者教育として最大の効果が得られるものと信じて提供しているものですので、決して楽をするために(怠けるために)利用することなく、しっかりと実力をつけてくれることを期待しています。


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