神戸高専では国際・情報都市神戸にふさわしい高専として世界的視野を持った国際社会で活躍できる技術者の育成を基本方針の一つとして取り組んでおり、 外務省の『21世紀東アジア青少年大交流計画』に基づくJENESYS(Japan-East Asia Network of Exchange for Students and Youths)プログラムや、公益財団法人神戸YMCAとの協力による 北カルフォルニア日本文化コミュニティセンターからの来日生徒との国際交流をはじめとする取り組みを行っておりますが、特に電気工学科では、卒業生の多くが国際共同開発などの形での国際協働を期待されている現状を鑑み、ICT応用教育工学研究室(佐藤研究室)で等のiPhoneアプリを利用した教育実践研究に取り組んでいる他、特に海外企業との協働が多いデジタル回路技術の分野では、海外技術者との協働で困らないように世界的に広く読まれている英文教科書“Digital Principles, 3rd Edition”を用いて授業を行っています。

　記載は全て英語であるため、授業での板書も説明も英語が中心となりますので、下記のE2学生専用の授業マテリアルのページから授業計画と単語集をダウンロードできるようにしております。授業計画では、各週ごとに学ぶべき事柄と、予習すべきテキストの範囲、復習で取り組むべき問題番号を明示しています。単語集は各週ごとのテキストの範囲で新出の英単語の和訳を提供しています。本当は全ての単語は自分で辞書を引くことが大事ですが、その時間を節約することでデジタル回路の中身を理解しながらスムーズに英文教科書を読み進むことが出来れば、国際的な技術分野で日々使われている『生きた英語表現』を自然と身につけることになると信じて提供しているものですので、決して楽をするために（怠けるために）利用することなく、しっかりと実力をつけてくれることを期待しています。