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- 国際交流(archive) 2014/6/20 JENESYS
国際交流
2014年度外務省JENESYS2.0プログラムに基づくシンガポール大学生との来校交流
昨年からJENESYS2.0となった、外務省『21世紀東アジア青少年大交流計画』JENESYS(Japan-East Asia Network of Exchange for Students and Youths)交流プログラムに基づき、一般財団法人日本国際協力センター(JICE:Japan International Cooperation Center)関西支所と協力して、2014年6月20日(金)にシンガポールから27名の大学生・大学院生に来校いただき、卒業研究やクラブ活動を通じた交流を行いました。また、交流後の6月20日(金)夕方から22日(日)まで本校学生のご家庭で2泊3日のホームステイを通じて、ホストファミリのご家族と一緒に日本の暮らしを体験いただきました。
6月20日(金)は朝9時にバスで来校され、はじめに伊藤文平校長先生による歓迎のご挨拶と、訪日団の代表学生のご挨拶をいただきました。続いて本校学生を代表して電気電子工学専攻2年の田崚介君が、高専の歴史から現在の神戸高専の特徴までを英語で紹介してくれました。
その後、午前中は機械工学科設計システムコース5年生の案内で、5グループに分かれて研究室紹介を通じての交流を行いました。
伊藤文平校長先生による歓迎のご挨拶 |
訪日団代表Ms. Chee Hui Pingからのご挨拶 |
素敵な記念品も頂戴しました |
佐藤徹哉先生によるスケジュール紹介 |
電気電子工学専攻2年の田崚介君による高専の歴史と神戸高専の学校紹介 |
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専攻科棟屋上でのソーラー発電施設の紹介 |
Mark Pileggi先生による日本紹介 |
機械工学科流体研究室(赤対・鈴木研究室)によるホバークラフトの原理説明と乗車体験 |
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来校学生は交代で乗車させていただき、滑らかに滑る感覚に驚いていました |
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機械工学科レスキュー研究室(小林(滋)研究室)によるレスキュー技術の紹介 |
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レスキューロボットやレスキューヘリコプターの紹介もいただきました |
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機械工学科中辻・黒住研究室による介護椅子・車椅子技術の紹介 |
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来校学生の皆さんに研究室で製作した立ち上がり補助機能を体験いただきました |
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機械工学科早稲田研究室による3Dプリンターを用いた設計技術の紹介 |
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風車の羽根形状の設計の様子などを楽しく語っていただきました |
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機械工学科宮本研究室による最新5軸NC工作機械を用いた加工技術の紹介 |
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機械工場の中では多くの他の工作機械や学生の実習の様子も見せていただきました |
午前中の卒業研究を通じた交流の後は、そのまま紹介してくれた機械工学科設計システムコース5年生と一緒に、お互いの学校生活の様子などの話を続けながら昼食を共にして交流を深めました。
機械工学科設計システムコース5年生と一緒にスペシャルランチをいただきました |
午後からの体験プログラムも5グループに分かれて、まず第一弾としてソーラーカー研究会によるソーラーカー見学、茶道同好会による茶道体験、電子工学科5年生による無響室体験、電気電子工学専攻2年生による独自開発技術の体験に加えて、電気工学科ICT応用教育工学研究室では開発中の英単語学習システムの実験にも協力いただきました。
ソーラーカーの設計製作を行っているガレージの中で丁寧に活動の様子を紹介いただきました |
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ガレージの前では実物のソーラーカーを用いて詳しく各部の技術を見せていただきました |
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茶道同好会の皆さんが和室で本格的な茶道体験を実施してくれました |
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本格的なお手前で頂戴したお茶とお茶菓子は大変に喜んでいただくことができました |
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電子工学科戸崎研究室の5年生が無響室で自分の声の波形を見る体験を実施してくれました |
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いろいろな音や口笛も交えて観測しながら、たくさんの質問もいただいて有意義な交流ができました |
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電子工学科若林研究室AE2田崚介君による独自開発の"GROVE"ユーザインタフェース技術の紹介 |
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電気電子工学専攻2年の薮内聖也君・田辺健君達による Virtual Realityユーザインタフェースを活かした独自開発ゲームの体験 |
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ICT応用教育工学研究室では、公用語として普段の学習も全て英語で行っている シンガポールの大学生の皆さんに、開発中の英単語学習システムの実験に協力いただきました |
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全員に脳波センサーを装着いただいて、学習中の脳波を測定させていただいた他、 ドキ!を科学するための脈動波形、脳活動量推定のための血中酸素濃度の計測にもご協力いただきました |
午後からの体験プログラム第一弾として5箇所の訪問をさせていただいた後、少し休憩を挟んで、第二弾として剣道部による武道場での剣道体験、弓道部による弓道場での弓道体験、電気工学実験部によるRoboCupサッカーロボットの操縦体験、電気工学科5年生の実験紹介、電気工学科ICT応用教育工学研究室によるiPhoneプログラム作成体験を行いました。
武道場での剣道体験では全員が胴衣に着替え、中川先生から直々のご指導をいただきました |
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しっかりと稽古をつけていただいた後には、皆しっかりと打ち込めるようになりました |
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弓道場での弓道体験ではマンツーマンで弓道部員が丁寧に弓矢の使い方を指導しました |
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全員がしっかりと的を狙って矢を放てるようになって、大変に喜んでいただくことができました |
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学生会館2Fの電気工学実験部の部室では、2010年にシンガポールで行われた世界大会でも活躍した RoboCupサッカーロボットの紹介を行いました |
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完全自律制御のロボットとリモコンで対戦する操縦体験も行い、楽しんでいただくことができました |
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電気電子工学専攻1年の岩場公利君による三相誘導電動機、同期電動機等のモータ実験の紹介 |
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電気工学科5年の平野明日登君、平山颯太君によるマイコン制御波形観測実験の紹介 (しっかりとした技術紹介が好評を得ただけでなく、LINEのID交換も行いました) |
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本日2回目の訪問となるICT応用教育工学研究室では、 今度はiPhoneプログラムの作成体験を行っていただきました |
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Mac上の統合開発環境Xcodeを用いて作成したiPhoneプログラムを実機に転送して、 自らがプログラムした通りに動作する様子を体感していただくことができました |
交流の熱気が冷めやらぬ中、中央広場で記念撮影を行った後に本部棟2Fのホールへ戻り、closing assemblyを行いました。本校からは赤対秀明国際協働研究センター長のご挨拶に続いて、おみやげ(神戸高専オリジナル絆Tシャツ)の贈呈を行いました。来校学生からもご挨拶をいただきました。
引き続いて17:30より行ったホストファミリ対面式では、一般財団法人日本国際協力センター(JICE:Japan International Cooperation Center)関西支所の森寺幸子様の司会で、お迎えにお越しくださったホストファミリの皆様と来校学生が個別に対面させていただき、自己紹介などを通してすっかり打ち解けられた後に、各ご家庭へ向かわれました。
週末2泊3日のホームステイの後、6月22日(日)にJICA関西で行われた歓送会に集まった来校学生・本校学生はすっかり家族の一員になった様子で、今後とも立派に両国の懸け橋の役目を果たしてくれることを確信し、今回の交流を結ぶことができました。
機械工学科5年生との記念写真 |
午後の体験プログラム提供学生との記念写真 |
赤対秀明国際協働研究センター長のご挨拶 |
今年からバージョンアップした新“絆Tシャツ”の贈呈 |
来校学生のご挨拶 |
ホストファミリ対面式 |
JICA関西での歓送会では本校での交流の模様を スライドショーでご覧いただきました |
電気工学科4年の大村昴平君のギター伴奏で ホストファミリ全員で合唱を行いました |
来日学生の皆さんによるシンガポールの歌のご披露 |
名残を惜しみながら記念写真を撮りました |