もし雨なら、
傘を持とう。
プログラムにも「もし〜なら」が書けるんだ。ROBORONと分かれ道に立って、条件によって答えが変わる瞬間を見てみよう。
分かれ道へ進む
このページでできるようになること
- 01
ifとelseで2つの道を選べる - 02
=と==の役割、字下げの意味を説明できる - 03
elifを使い、3つ以上の結果を選べる
「もし雨なら」を書いてみよう
第2回で受け取った文字を、今度は判断に使います。同じプログラムでも、入力した天気で表示が変わります。

えっ、雨が降ってきた! 傘を持っていくか、天気を見て決めたいな。

いい考え方だね。 は「もし条件に合うなら」という合図なんだよ。雨かどうかで進む道を変えられるよ。

条件に合わない場合の道も用意すれば、どちらの天気でも結果が出せますね。
weather = input("天気は?: ")
if weather == "雨":
print("傘を持とう!")
else:
print("空を見て出発!")
weather に「雨」を入力した場合は「傘を持とう!」、それ以外なら「空を見て出発!」が表示されます。else は「それ以外」の道です。
「雨」なので条件に合います。if の道を進み「傘を持とう!」を表示します。
「同じ?」をどう書く?
if の後ろには、合っているかどうかを確かめるを書きます。
weather = "雨"代入weather == "雨"比較
あれ、イコールが2つ! 1つだけだと思って書きそうだったよ。

気づけてえらいね。= は値を付けるとき、== は同じかを調べるときなんだよ。条件の答えは のどちらかになるよ。
==同じ!=違う>より大きい<より小さい>=以上<=以下たとえば temperature >= 30 は「気温が30以上」。ちょうど30も含みます。> なら30は含みません。
字下げが、道の境目になる
Pythonでは、行の頭の空白にも意味があります。if と else の行末には半角のコロン : を付け、実行する行は半角スペース4つ分だけ下げます。
if weather == "雨":
print("傘を持とう!")print の前に半角スペース4つ。ここが if の中です。
else:
print("空を見て出発!")else は if と同じ位置。下の行を字下げします。
「見た目だけの空白」ではないんだ。字下げを忘れると IndentationError というエラーになるよ。実行欄では Tab キーで半角スペース4つを入れられるよ。
道が3つなら elif
雨かどうかは2つの道でした。気温に合わせて3つの言葉を出すなら、途中に を加えます。

30℃以上なら水分補給、20℃以上なら散歩、それより低ければ上着、という順番でしょうか。

その順番が大切なんだよ。上から調べて、最初に合った道だけを進む。32℃は「20℃以上」でもあるけれど、先に「30℃以上」が選ばれるんだ。
temperature = int(input("気温は?: "))
if temperature >= 30:
print("水分補給を忘れずに!")
elif temperature >= 20:
print("散歩にぴったり!")
else:
print("上着を持とう!")
まず32、次に24と12でも試そう。半角の整数を入力してね。
32℃は最初の「30℃以上」に合うので、ここで決まります。
最初の条件に合った時点で残りの elif・else は調べません。条件の並びを入れ替えると、32℃でも先に「20℃以上」が選ばれてしまいます。
予想して、確かめよう
実行前に「どの道を進むか」を考えてみよう。答えを選ぶと理由も表示されます。
weather = "晴れ" のとき、最初の例は何を表示するかな?
答えを選ぶと、理由が表示されます。
temperature = 32 なら、どの行を実行するかな?
答えを選ぶと、理由が表示されます。
コーヒーブレイク:ROBORONが暗い部屋でライトを点けるなら?

あおい:センサーの数が小さかったら「暗い」って決めて、ライトを点けられるんだね!
AI先生:そうなんだよ。たとえば if brightness < 30: のように条件を書ける。ただ、窓際と机の下では明るさが違うから、境目の30を決める前にいろいろな場所で測って確かめようね。
はる:一度決めた条件でも、実際の使い方に合わせて見直す必要があるのですね。
自分の条件で動かそう
例題を選び、「入力する値」を変えて実行しよう。どの道に進むかを先に予想すると、結果の理由がよく見えてくるよ。
コロンと字下げを確かめよう。Tabキーは半角スペース4つ分です。
この欄に、コードの input() が受け取る値を1行ずつ書きます。
準備できました。
実行結果
実行すると、ここに結果を表示します。
Pythonは閲覧中の端末内で動作します。

「条件を確かめる → 合う道だけ進む」。これができれば、プログラムが少しずつ自分で選べるようになるんだよ。次は文字列を調べたり、必要な部分を取り出したりしてみようね。