PYTHON はじめの一歩 / LESSON 01

変数は、
データの名札。

「りんごが3個」をプログラムで覚えてみよう。数字や言葉に名前を付けると、Pythonの世界が動きはじめるよ。

いっしょに始める

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あおいが3個目のりんごを箱へ入れ、AI先生・はる・ROBORONが見守るイラスト
りんごが増えたら、数を覚える場所も更新しよう。
GOAL

このページでできるようになること

  • 01 apple_count = 3 と「代入」の意味を説明できる
  • 02 数値の 3 と文字列の "3" を見分けられる
  • 03 print() で値を表示し、値を更新できる
01 / WHAT IS A VARIABLE?

変数って、何だろう?

たくさんの情報の中から必要なものを呼び出せるように、値に名前を付けます。

あおい

りんごを3個数えたよ! でも、あとで何個だったか忘れちゃいそう……。

AI先生

いい気づきだね。を使えば、「りんごの数」という名前で3を覚えておけるんだよ。

はる

名前を目印にして、あとから同じ値を取り出すのですね。

apple_count = 3 のように、右側の値を左側の名前に結び付ける操作をと呼びます。まずは「名前を付けて、あとから使えるようにする」と考えよう。

目で見てわかる名前と値の関係
apple_countという名前に3個のりんごの数を結び付ける図
apple_count = 3
値を入れ替えてみよう

名前 apple_count に、数値の 3 を結び付けています。

図1 = は代入に使う記号です。右側の値を左側の名前に結び付けます。数学の「左右が等しい」と読む場面とは役割が違います。
名前は中身を想像できるものに。

a より apple_count のほうが、何を数えているか伝わります。Pythonでは単語を _ でつなぐ書き方がよく使われます。

02 / TWO KINDS OF VALUE

数字と、言葉は違う

同じ「3」に見えても、引用符があるかどうかでPythonでの(値の種類)が変わります。

あおい

3 と "3"、そっくり! どっちも3個ってことじゃないの?

AI先生

見た目は似ているね。3 は計算できる数値。"3" は文字としての「3」なんだよ。名札に書いた「3」のように考えるとわかりやすいね。

整数 int

apple_count = 3

りんごの個数。足し算などの計算に使えます。

小数 float

weight = 3.5

重さや長さなど、小数を含む値に使います。

文字列 str

label = "3"

文字として扱う値。言葉や記号も引用符で囲みます。

計算できる数値3 + 25
文字をつなぐ"3" + "2""32"

文字列の引用符は "りんご" でも 'りんご' でも書けます。このページでは " " にそろえます。

03 / SHOW THE RESULT

を使うと、名前に結び付いた値を画面に表示できます。

1 apple_count = 32 print(apple_count)
表示される結果3
値の表示を案内するROBORON

ROBORONのチェック!
print(apple_count) では名前をそのまま書くよ。print("apple_count") とすると、名前の文字そのものが表示されるんだ。

はる

変数名を引用符で囲むかどうかで、表示結果が変わるのですね。確認してみます。

print(apple_count)→ 3
print("apple_count")→ apple_count
04 / UPDATE A VALUE

りんごが増えたら?

同じ名前に新しい値を結び付けると、次に見る値が変わります。

あおい

あっ、りんごを2個もらった! さっきの3個と合わせると……5個だね!

AI先生

そのとおり。いい考え方だね。今の値に2を足し、同じ名前に結び付け直すんだよ。

1 apple_count = 32 apple_count = apple_count + 23 print(apple_count)
①

最初は 3

②

右側を計算:3 + 2 = 5

③

新しい値は 5

表示される結果5

Pythonは右側の apple_count + 2 を先に計算し、その結果を左側の apple_count にもう一度代入します。同じ名前に新しい値を結び付け直すので、これを再代入とも呼びます。

05 / YOUR TURN

今度は、あなたの番!

頭の中で予想してから選んでみよう。間違えても大丈夫。理由を確かめるのが学びの第一歩です。

問題 1引用符に注目

次のプログラムでは、何が表示されるかな?

name = "ROBORON"
print(name)

答えを選ぶと、理由が表示されます。

問題 2値を更新

最初が3、そこに2を足すと、表示されるのは?

apple_count = 3
apple_count = apple_count + 2
print(apple_count)

答えを選ぶと、理由が表示されます。

もっと試したい人へ:自分の好きなものを数えよう

apple_count を book_count に、値を好きな数字に変えてみてください。Pythonを実行できる環境があれば、次の3行を入力して結果を確かめましょう。

book_count = 4
book_count = book_count + 1
print(book_count)

この例の表示結果は 5 です。最初の4冊に1冊加えたからですね。

06 / RUN PYTHON

書いて、動かして、確かめよう

さっき見たコードを、本物のPythonで実行できます。まず結果を予想してから押してみよう。

例題を選ぶ

行を書き換えても大丈夫。Ctrl+Enterでも実行できます。

入力を使うコードを試す場合だけ開く

この回の3つの例題では使いません。入力を受け取る input() は第2回で学びます。

たとえばコードに name = input("名前: ") と書いたら、上の欄に あおい と入力して実行します。input() を2回使うときは、値を1行ずつ書きます。

準備できました。

実行結果

実行すると、ここに結果を表示します。

Pythonは閲覧中の端末内で動作します。

AI先生からひとこと

「名前を付ける → 値を見る → 値を変える」。ここまでできたら、Pythonの最初の一歩は大成功なんだよ。次は入力を受け取り、計算に使ってみようね。