整数 int
apple_count = 3りんごの個数。足し算などの計算に使えます。
「りんごが3個」をプログラムで覚えてみよう。数字や言葉に名前を付けると、Pythonの世界が動きはじめるよ。
いっしょに始める
apple_count = 3 と「代入」の意味を説明できる3 と文字列の "3" を見分けられるprint() で値を表示し、値を更新できるたくさんの情報の中から必要なものを呼び出せるように、値に名前を付けます。

りんごを3個数えたよ! でも、あとで何個だったか忘れちゃいそう……。

いい気づきだね。を使えば、「りんごの数」という名前で3を覚えておけるんだよ。

名前を目印にして、あとから同じ値を取り出すのですね。
apple_count = 3 のように、右側の値を左側の名前に結び付ける操作をと呼びます。まずは「名前を付けて、あとから使えるようにする」と考えよう。
apple_count = 3
名前 apple_count に、数値の 3 を結び付けています。
= は代入に使う記号です。右側の値を左側の名前に結び付けます。数学の「左右が等しい」と読む場面とは役割が違います。a より apple_count のほうが、何を数えているか伝わります。Pythonでは単語を _ でつなぐ書き方がよく使われます。
同じ「3」に見えても、引用符があるかどうかでPythonでの(値の種類)が変わります。

3 と "3"、そっくり! どっちも3個ってことじゃないの?

見た目は似ているね。3 は計算できる数値。"3" は文字としての「3」なんだよ。名札に書いた「3」のように考えるとわかりやすいね。
apple_count = 3りんごの個数。足し算などの計算に使えます。
weight = 3.5重さや長さなど、小数を含む値に使います。
label = "3"文字として扱う値。言葉や記号も引用符で囲みます。
3 + 25"3" + "2""32"文字列の引用符は "りんご" でも 'りんご' でも書けます。このページでは " " にそろえます。
を使うと、名前に結び付いた値を画面に表示できます。
1 apple_count = 32 print(apple_count)3
ROBORONのチェック!print(apple_count) では名前をそのまま書くよ。print("apple_count") とすると、名前の文字そのものが表示されるんだ。

変数名を引用符で囲むかどうかで、表示結果が変わるのですね。確認してみます。
print(apple_count)→ 3print("apple_count")→ apple_count同じ名前に新しい値を結び付けると、次に見る値が変わります。

あっ、りんごを2個もらった! さっきの3個と合わせると……5個だね!

そのとおり。いい考え方だね。今の値に2を足し、同じ名前に結び付け直すんだよ。
1 apple_count = 32 apple_count = apple_count + 23 print(apple_count)最初は 3
右側を計算:3 + 2 = 5
新しい値は 5
5Pythonは右側の apple_count + 2 を先に計算し、その結果を左側の apple_count にもう一度代入します。同じ名前に新しい値を結び付け直すので、これを再代入とも呼びます。
頭の中で予想してから選んでみよう。間違えても大丈夫。理由を確かめるのが学びの第一歩です。
次のプログラムでは、何が表示されるかな?
name = "ROBORON"
print(name)答えを選ぶと、理由が表示されます。
最初が3、そこに2を足すと、表示されるのは?
apple_count = 3
apple_count = apple_count + 2
print(apple_count)答えを選ぶと、理由が表示されます。
apple_count を book_count に、値を好きな数字に変えてみてください。Pythonを実行できる環境があれば、次の3行を入力して結果を確かめましょう。
book_count = 4
book_count = book_count + 1
print(book_count)この例の表示結果は 5 です。最初の4冊に1冊加えたからですね。
さっき見たコードを、本物のPythonで実行できます。まず結果を予想してから押してみよう。
行を書き換えても大丈夫。Ctrl+Enterでも実行できます。
この回の3つの例題では使いません。入力を受け取る input() は第2回で学びます。
たとえばコードに name = input("名前: ") と書いたら、上の欄に あおい と入力して実行します。input() を2回使うときは、値を1行ずつ書きます。
準備できました。
実行すると、ここに結果を表示します。
Pythonは閲覧中の端末内で動作します。

「名前を付ける → 値を見る → 値を変える」。ここまでできたら、Pythonの最初の一歩は大成功なんだよ。次は入力を受け取り、計算に使ってみようね。