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神戸高専だより 2018年10月
ロボコン近畿大会で優勝しました(28日)
10月28日(日)、近畿大学記念会館にてロボコン近畿大会が開催されました。本校Aチーム(VICT(00)N)とBチーム(道化師と犬)は、それぞれ予選リーグを1位で突破し、決勝トーナメントへ進出しました。Aチームが見事優勝し、11月25日に国技館で開催の全国大会へ出場します。Bチームはベスト4の優秀な成績を収めました。競技課題は「Bottle-Flip Cafe」で、ネット上で人気のスゴ技「ボトルフリップ」にロボットが挑戦しました。自動と手動のロボットが活躍し、自陣の8つのテーブルにペットボトルを投げてかっこよく立たせました。両チームが2.4mの最上段で高得点のテーブルにペットボトルを多く立たせ、会場を沸かせてくれました。(ロボット工学研究会顧問 東)
Aチーム自動ロボット |
Aチーム手動ロボット |
Aチーム優勝決定の瞬間 |
Bチーム自動ロボット |
Bチーム手動ロボット |
表彰式 |
第29回プログラミングコンテストに参加しました(27日,28日)
10月27日(土)、28日(日)の2日間、徳島市アスティとくしまにおいて、第29回全国高等専門学校プログラミングコンテストが開催されました。本校からは電子計算機部の学生で構成したチーム「考えたくないでござる」が競技部門に参加しました。今年度のルールは、得点が与えられたマス目上を人間がコマとなって埋めていく対戦型ゲームでした。本校は、事前にモンテカルロ木探索AI同士を対戦させ、その結果を教師データとて学習したニューラルネットワークベースの方策ネットワークと価値ネットワークを持つAIを作成し大会に挑みました。会場の暗い照明環境下では問題のQRコードが読み込めないというトラブルに見舞われ、本領を発揮できず決勝に進むことができませんでした。(電子計算機部顧問 朝倉義裕)
大会の様子 |
試合合間の調整 |
トランプで次の手を伝える(青サイド) |
パワエレ教材制作コンテストにて優秀賞を受賞しました(26日)
10月26日(金)に新横浜プリンスホテルで開催されたパワエレ教材制作コンテスト(一般社団法人 日本パワーエレクトロニクス協会主催)において、電気工学科5年生のチーム(近藤 小春さん、大内 光さん、寺口 直希さん、阿部佑貴さん)が優秀賞を受賞しました。このコンテストは、パワーエレクトロニクス(以下、パワエレと略す)の基礎理論を分かりやすく説明する教材を制作するというものです。「難しい物・事をシンプルに説明してその技術とセンスを競う!」というコンテストのコンセプトのもと、分かりやすさ、シンプルさ、斬新さなどを総合的に評価されています。コンテストに参加した電気工学科の学生さんたちは、自分の研究分野(パワエレ)を「分かりやすく説明するにはどうしたらいいか?」と知恵を出し合いながら話し合い、アピール方法の提案、プレゼン資料作成、動画撮影および編集をこなしてパワエレ教材を制作しました。応募者は、高専生や大学(院)生のような学生さんの他にも、企業の研究者なども参加されており、非常にレベルの高いコンテストとなりました。事前に実際された予備審査では、応募作品がウェブ上の一般投票により評価され、応募作品中で最高得票により予備審査を通過しました(10月22日)。そして、本審査となる同コンテストにおいて、ポスターと動画上映により作品をアピールして、優秀賞を受賞しました。表彰式では日本パワーエレクトロニクス協会技術委員 委員長である赤木 泰文 東京工業大学特任教授/名誉教授から優秀賞を受け取り、表彰式後には赤木先生から学生さんたちに話しかけて頂きました。貴重な経験をした学生さんたちの今後のさらなる活躍が期待されます。(電気工学科 南 政孝)
発表の様子 |
表彰式 |
赤木先生と記念撮影 |
World Robot Summit 2018に参加しました(17-21日)
10月17日-21日、東京ビッグサイトにて開催されたWorld Robot Summit 2018に、機械工学科清水研究室のメンバーで出場いたしました。出場競技は、サービスカテゴリーのフューチャーコンビニエンスストアチャレンジです。未来のコンビニで活躍するロボットサービスを考案し、実際のロボットでデモンストレーションする、という競技でした。
「Extreme Q-ban Boys」というチーム名で、等身大ヒューマノイドロボット、Q-botを開発し、出場いたしました。多様な形状の物品を搬送できる「万能真空吸着グリッパ」を装備したQ-botは、おにぎりからスーツケースまで幅広い物品をレジで受け渡し、更に店内の掃除まで披露しました。また神戸高専のグリッパを装着した日立製作所チーム「Hi-KCCT」のロボットは、お弁当やサンドウィッチなど、コンビニ内での陳列廃棄タスクを実践しました。東芝やオムロンなど大企業が参加する中、日立-神戸高専チームは3位に入選することができました。ロボット実用化に向けた各企業の開発力を肌で感じることができた5日間でした。
2020年、東京オリンピックの年、ロボット五輪と称されるWorld Robot Summit 本大会に向けて、ロボット開発に励む所存です。
(機械工学科 清水)
等身大ヒューマノイドロボットQ-bot |
スーツケースを持ち上げるデモ0p> |
日立H-MoveROによるおにぎり搬送 |
双腕で軽々とつかめることをアピール |
Hi-MoveROとQ-botのツーショット |
Hi-KCCTとExtreme Q-ban Boys |
専攻科行事を実施しました(11日)
10月11日(木)に専攻科行事を実施しました。パナソニック エコテクノロジーセンターやエアバス・ヘリコプターズ・ジャパンなどを見学いたしました。 パナソニックエコテクノロジーセンターでは洗濯機や冷蔵庫といった大型の家電がリサイクルされる工程を説明いただきました。 製品によって構造が大きく異なるため、一つ一つ手作業で分解し、資源を取り出す様子を学ぶことができました。 専攻科生にとっても興味深い内容であったようで、多くの質問が飛び交っていました。(応用化学専攻主任 増田)
洗濯機の中の資源 |
冷蔵庫の中の資源 |
第3回STI-Gigaku 2018において専攻科中山颯太郎 さんがベストポスター賞を受賞しました(6日)
10月5日(金)〜6(土)に長岡技術科学大学で開催された国際会議「第3回STI-Gigaku 2018」にて機械システム工学専攻2年の中山 颯太郎さんがベストポスター賞を受賞しました(発表題目:Study on Ultrasonic Inspection for Filament of 3D-Printer,受賞者:中山 颯太郎(機械システム工学専攻2年) 共著者 中田 祥太郎(同)和田 明浩教授,早稲田 一嘉准教授,井原 郁夫教授(長岡技科大),倉内 健行(長岡技科大))。海外からの留学生や留学を経験し帰国した高専生や大学生に混ざっての発表で,しかも初の国際会議で緊張したようでしたが、的確な質疑応答の対応もあり見事な受賞でした。(機械工学科 早稲田、和田)
ポスターセッションでの発表の様子 |
ベストポスター賞の表彰状 |
共同研究者の中田祥太郎さんと記念撮影 |
神戸市立高校生シアトル派遣に参加しました (9月27日〜10月3日)
本校電子工学科の2年生 福本悠人 君が,9/27〜10/3 神戸市立高校生のシアトル派遣プログラムに参加しました.
その報告をいたします.(国際協働研究センター)
今年度の神戸市立高校生のシアトル派遣プログラムでは、初日にシアトル市役所を表敬訪問しました。その際に、私は派遣団を代表して挨拶を行ないました。2日目はLake Stevens High Schoolを訪問し、そこでの授業に参加しました。授業では、教科書の代わりにノートパソコンが使われていました。ノートパソコンは、実験の動画の撮影と編集にも使われるなど、「近い将来、日本の授業もそのようになっていくかもしれない」と想像させられる、印象的な体験でした。市内観光では、シアトルのランドマークの一つになっているスペース・ニードルを訪ねました。その展望台から一望したシアトルの景色は、神戸よりも広大で、アメリカの大きさを私自身の目で感じることができました。ホームステイでは2つの家族のお世話になりました。ホストファミリーと一緒にアメリカンフットボールの試合を観戦したり、アウトレットに買い物に行くなど、アメリカでの日常生活を満喫することができました。短い時間でしたが、とても内容の濃い1週間でした。(福本悠人)
スペースニードル前での集合写真 |
神戸とシアトルの友好の印の鐘の説明文 |
神戸とシアトルの友好の印の鐘での集合写真 |
Pop Culture Museumでの集合写真 |
球場での集合写真 |
Lake Stevens High Schoolでの集合写真 |
スペースニードルからの眺め |
Lake Stevens High School 教室 |