令和元年の全国高専大会を制し現在8連覇中(12回目の優勝)どこまで連覇を伸ばせるか楽しみです。詳しくは、神戸高専水泳部のHPをご覧ください。

神戸高専水泳部は、学校の水泳部ではありますが、競技力や上下関係などの厳しさなどを学ぶだけではなく、様々なことにチャレンジすることを基本ラインとして持っています。例えば、部活動として地域に貢献できるプログラムを行ったり、地域クラブを目指す活動をしたり、高専だからこそ出来るドームプールを作成したりするなど、他のチームにも競技力以外のことで参考になるものがあると思います。詳しくは、神戸高専水泳部のHPをご覧ください。
  
 この写真は平成17年度の近畿高専大会4連覇のものです。この年の全国高専大会では、学校対抗において1点差で涙をのみ準優勝でした。男子フリーリレーは大会新記録で優勝・男子メドレーリレーは準優勝でした。個人的に強い選手はいないのが、神戸高専の特徴です。トップ選手はいませんが、総合力はあります。この年から、神戸高専が全国的に名を残すようになりました。
 この映像は、神戸高専の屋外プールです。そこにドームプールと称して、送風機で空気を送り込み、大きなビニールとネット、そのビニールやネットをなどを留めるアンカーなどで作られている非常に簡単なものです。兵庫県内にも何校かが作成し、春先や秋口に利用しています。作成している多くの学校は、業者に任せず、自分たちの手作りです。かかっている費用も様々ですが、室内プールや建築物を考えると雲泥の差の金額で仕上がります。下準備から映像のような状態にするのに、約2時間程度しかかかりません。難点がないわけではなく、強風に弱かったり、室内温度が上がりすぎたり、ビニール自体の耐久性に問題があったりします。また、何よりもアンカーなどを打ち付けることが必要ですので、管理者の承諾が必要です。しかし、この効果は高く、4月の段階で25度前後まで水温が上がり、練習をするのに問題のない状態にできます。また、水質保全にも役立ちます。黄砂の飛ぶ時期などは、ビニールこそ汚れますが、プール内は快適なものです。