研究対象
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研究対象
(注) このページは中学生, 高専生, 一般の方向けに書いているページです.
もちろん研究に関連していることが書いてますが,
研究関係の方々はこちらの
研究活動
のページにどうぞ.
Tesla Coil
ER流体
振動発電
ワイヤレス給電
DCDCコンバータ
Tesla Coil
Tesla Coil (テスラ・コイル)は高周波高電圧を発生させるLC共振を利用した回路です.
キーボードを使って放電と演奏を実現
2018年01月16日撮影
プログラミングで色んな曲を演奏できます.
2017年08月17日撮影
テスラコイルを駆動するには, 数100kHz以上の高周波インバータが必要です.
上記のテスラコイルはハーフブリッジの構成で製作しました.
私たちは,
インバータ
や
高周波スイッチング
を研究対象にしています.
ER流体
ElectroReological(ER)流体は印加する電界によって粘度(ドロドロやサラサラの指標)を自由に制御できる流体です.
下の動画では, 2枚の平行平板電極に高電界(数kV/mm) あり or なし(E=0 or E>0)によって,
ER流体の粘度が変化していることが分かります.
2015年10月15日撮影
ER流体をアプリケーションとして使うためには, 高電圧発生電源が必要です.
私たちは,
Cockcroft-Walton回路
をはじめとした,
高電圧電源
を製作しています.
2017年10月26日撮影
ER効果を利用して, 落下時間を変えられる液時計を開発しました.
左は高電界なし, 右は高電界ありです. 落下している液(ER流体)の速度に注目ください.
振動発電
身の回りには様々な形態のエネルギーがあります. その中で, 振動によるエネルギーに注目しました.
下の動画では, 振動エネルギーを圧電素子によって電気エネルギーに変換している様子です.
2017年07月14日撮影
振動エネルギーを効率的に回収するための電力変換回路が必要です.
さらに, 動画を見て分かる通り, 振動エネルギーから得られる電気エネルギーは交流であるため,
振動発電によるエネルギーを利用するには, 交流を直流に変換する整流器が必要です.
私たちは,
振動発電
とそれに伴う
電力変換回路
を研究対象にしています.
ワイヤレス給電
ワイヤレス給電とは, 線で結ばなくても電気エネルギーを送ることができる技術です.
2018年01月26日撮影
レールの下に巻いたコイルがあり, 電車にもコイルを積んでいます. コイル同士で電気エネルギーを送ります.
より良く電気エネルギーを送るためには, 送る側と受ける側の両方で,
共振
を利用することが必要です.
私たちは,
LLCコンバータ
をはじめとした,
DCDCコンバータ
を製作しています.
DCDCコンバータ
電力変換回路では, スイッチを切り替えることで, 回路の出力電圧や出力電流などを調整します.
直流から直流への変換例を下の動画に示します
動画を再生するにはvideoタグをサポートしたブラウザが必要です。
動画を再生するにはvideoタグをサポートしたブラウザが必要です。
2016年02月06日撮影 左が10Hz, 右が1kHzです.
電源とスイッチと白熱電球を直列に接続して, スイッチを1秒間に
左は10回, 右は1000回ONOFFさせて, ONの時間を調節することで
白熱電流の光の強さを調整しています.
光の強さを調整できていますが, 左はスイッチの回数が少ないので,
チカチカしています. 右はチカチカが分かりません.
このように, 人の目でチカチカが分からないくらい早く
スイッチさせる必要があります.
このようなスイッチングを利用した回路が電力変換回路です.
私たちは,
電力変換回路
の全般を研究対象にしています.
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