4.シミュレーション方法
4−4.シミュレーション条件
提案したシミュレーション解析法の妥当性を検討するため、実際の太陽電池から得られた出力電圧、電流の結果とシミュレーションにより得られた出力電圧、電流の比較を行った。使用した太陽電池の定格を表1に示す。また、図7は測定を行った天候条件及び負荷の変化値を示す。測定方法は、太陽電池の出力端子に電子負荷装置を接続し、45秒間負荷を変動させ、出力電圧と電流をパソコンに読み込んだデータとして保存した。同時に、このときの日射量、太陽電池の表面温度も日射量計等を用いて測定する。
表1 太陽電池の定格及びシミュレーションパラメータ
図7 パネル表面温度と日射量及び負荷のアドミタンス