国際交流

2013年度外務省JENESYS2.0プログラムに基づくASEAN, Oceania, India, East Timor大学生との来校交流

　平成19年度より開始された外務省の『21世紀東アジア青少年大交流計画』に基づくJENESYS(Japan-East Asia Network of Exchange for Students and Youths)交流プログラムが、今年からJENESYS2.0となり、2013年7月5日(金)に実施した米国テキサス州ヒューストンのWestside High School高校生との交流に続き、財団法人日本国際協力センター(JICE:Japan International Cooperation Center)関西支所と協力して、2013年10月4日(金)にASEAN、Oceania(Australia, New Zealand)、India、East Timorから23名の大学生・大学院生の来校を受け入れ、最新の授業や卒業研究の紹介、クラブ活動等を通じた交流を行いました。今回は日本のポップカルチャー（特にアニメーション）に興味を持った大学生のグループの来校とあって、できるだけ日本独特のポップカルチャーを感じていただけるように工夫してお迎えしました。また、交流後の10月4日(金)夕方から5日(土)夕方まで本校学生のご家庭で1泊2日のホームステイを通じて、ホストファミリのご家族と一緒に日本の暮らしを体験いただきました。

　10月4日(金)は昼1時にバスで来校され、はじめに伊藤校長先生による歓迎のご挨拶と、訪日団の代表学生のご挨拶をいただきました。続いて本校学生を代表して機械工学科5年の田島君が、本校の高専ならではの特色を英語で紹介してくれました。
　その後のプログラムは2グループに別れて、まずはじめに、都市工学科高科先生による『デザイン都市神戸のご紹介』と、電子工学科戸崎先生による『画像処理技術(モーフィング)体験』に参加させていただきました。

本校学生を代表して機械工学科5年の田島君が、本校の高専ならではの特色を英語で紹介してくれました
都市工学科高科先生による『デザイン都市神戸の紹介』
電子工学科戸崎先生による『画像処理技術(モーフィング)体験』
専攻科機械システム工学専攻の的崎君が ガイドを務めてくれたAチームの皆さん	専攻科機械システム工学専攻の朴君/松尾君が ガイドを務めてくれたBチームの皆さん

　続いて応用化学科の物理化学実験室へお邪魔し、卒業研究中の5年生に液体窒素を用いた化学マジックをご披露いただきました。また機械工学科の流体研究室ではホバークラフトの乗車体験、3D製図室では3Dプリンターの説明をいただきました。

応用化学科5年生による『液体窒素を用いた化学マジックショー』
粉々に散った花びらに驚きました	バナナで釘を打つこともできました
明るく楽しい説明ですっかり打ち解けた後は記念写真を撮りました
機械工学科の流体研究室ではホバークラフトの乗車体験をさせていただきました
掃除機1台の力で2人もの人が楽々と動くのには驚いている様子でした
機械工学科の5年生が最新の3D-CADシステムと3Dプリンタの説明をしてくれました
実際に3D-CADで設計したキャラクタのキーホルダをお土産にいただき大喜びでした

　放課後は、部活動体験として武道場と学生会館を訪問しました。武道場では剣道部の練習に参加させていただき、中川先生から直々のご指導をいただき、しっかり打ち込めるように上達しました。居合い刀を構えての記念撮影や和太鼓も体験させていただき、一生忘れられない思い出となりました。学生会館では美術部のアトリエ訪問、電気工学実験部によるRoboCupサッカーロボットのデモンストレーションと操縦体験、日本のゆるキャラ紹介実行委員会（電気工学科学生有志）による日本独特のキャラクターの活かし方の説明をいただきました。

武道場で中川先生と吉村先生に稽古をつけていただき、しっかり打ち込めるように上達しました
居合い刀を構えての記念撮影
和太鼓も体験させていただきました
留学生全員と剣道部の方々との記念撮影、一生忘れられない思い出となりました
学生会館では美術部のアトリエを訪問させていただきました
日本のアニメキャラクターなどの作品を拝見し話がはずみました
電気工学実験部では世界大会にも出場したRoboCup Soccerロボットの紹介をいただきました
自分でロボットを操縦して、AI自律制御 ロボットとの対戦も体験いただきました	すっかり打ち解けて仲良くなったメンバーは アドレスを交換し今後の連絡を約束していました
電気工学科5年の尾嶋君による日本のゆるキャラ紹介
節電のために停止中の券売機をゆるキャラがお詫びする姿などの実例を紹介いただきました

　部活動訪問の後には一般科棟前に集まって、体験プログラムを準備してくれた本校学生と一緒に皆で集合写真を撮りました。

体験プログラムを準備してくれた本校学生も一般科棟前に集まって皆で一緒に記念の集合写真を撮りました
日本のゆるキャラも大人気で一緒に記念写真を撮られる方も大勢いらっしゃいました

　記念の集合写真を撮った後には交流の熱気も冷めやらぬ中、17:10から本部棟2Fホールでclosing assemblyを行いました。本校からは赤対副校長先生のご挨拶に続いて、おみやげ（神戸高専オリジナル絆Tシャツ）の贈呈を行いました。来日大学生の代表によるご挨拶と記念のおみやげも頂戴いたしました。

　引き続いて行われたホストファミリ対面式には、神戸新聞社からも取材にお越しくださり、赤対副校長先生からホストファミリをお引き受けくださったご家庭への感謝の挨拶に続いて、ホームステイでお世話になる来日大学生の代表によるご挨拶もいただきました。各ご家庭ごとにしばらく自己紹介などの歓談をいただき、十分に打ち解けたご家庭から本校を後にされました。
　このホストファミリ対面式での写真とともに本校での国際交流の様子は、10月5日(土)の神戸新聞朝刊「わがまち神戸」のページに掲載いただきました。

赤対副校長先生のご挨拶	絆Tシャツの贈呈
来校大学生のご挨拶	記念に頂戴したお土産
ホストファミリ対面式での赤対副校長先生によるホストファミリのご家庭へのお礼のお言葉
ホストファミリ対面式での来日学生代表によるご挨拶

　また、10月5日(土)18:00から、JICA(Japan International Cooperation Agency、独立行政法人国際協力機構)関西におきまして、財団法人日本国際協力センター(JICE:Japan International Cooperation Center)によるホストファミリーの皆様とのお別れ会が行われました。
　本校からは教職員を代表してホストファミリをお引き受けくださった都市工学科の高科先生が来賓として英語でご挨拶させていただきました。また、本校での学校交流時の写真をスライドショーで紹介しました。来日大学生からは各国の歌の披露をいただきました。また、電気工学科3年の大村君がホームステイで仲良くなった来日大学生と一緒に世界の人々が一緒に力を合わせる日を夢見た曲としてイマジンを演奏し会場を盛り上げてくれました。ホストファミリの皆様からも『息子だけでなく私たち両親も素晴らしい経験ができて楽しかった。来年も必ず希望登録させていただきたい』とのお声を頂戴し、本校学生に貴重な機会を提供できたことを嬉しく感じたお別れ会でした。

都市工学科の高科先生が来賓として 英語でご挨拶くださいました	来日大学生の代表ご挨拶
ホストファミリ代表ご家庭による乾杯	本校を代表してホストファミリをお引き受けくださった 高科先生ご家族と来日大学生のタニアさんとジャクリーンさん
来日大学生の皆さん、ホストファミリもご一緒に歌や踊りのご披露
来日大学生の皆さんによる各国の歌のご披露
電気工学科3年の大村君がホームステイで仲良くなった来日大学生と一緒に 世界の人々が一緒に力を合わせる日を夢見たイマジンを歌い会場を盛り上げてくれました
来日大学生のみなさんとホストファミリのみなさん全員で一緒に記念写真

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