国際交流

2012年度外務省JENESYSプログラムに基づくインドネシア生徒との来校交流JENESYS

 JENESYS(Japan-East Asia Network of Exchange for Students and Youths)プログラムは、 平成19年度より開始された 外務省の『21世紀東アジア青少年大交流計画』に基づく交流プログラムです。 本校におきましては国際・情報都市神戸にふさわしい高専として世界的視野を持った国際社会で 活躍できる技術者の育成を基本方針の一つとして取り組んでおりますが、本年度も昨年に引き続き財団法人日本国際協力センター(JICE:Japan International Cooperation Center)関西支所と協力して、 平成24年6月29日(金)にインドネシア共和国から理系高校生21名と引率教員2名の来校を受け入れました。また、ほとんどの来校生徒にあたる17名の理系生徒が、6月29日(金)から7月1日(日)までの期間、本校学生の家庭にホームステイ致しました。

 6月9日(金)は朝8:50にバスで来校され、ホールでの歓迎式に続いて、本校の高専ならではの特色をソーラー発電施設の見学なども交えて英語で紹介した後、交流プログラムの紹介に続いて活発な質問や本校での交流への期待をお寄せいただきました。さらに午前中は2班に分かれて、電気工学科2年の論理回路と機械工学科1年の数学の授業に参加しました。授業は全て英語で行われ、演習問題などにも本校学生とペアになって英語で相談しながら取り組んでくれました。授業の後は食堂へ移動し、ペアで演習に取り組んだ学生と対面に座って、お互いの学校生活の様子などの話を続けながら昼食を共にして交流を深めました。

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伊藤校長先生による歓迎のご挨拶

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訪日団代表Ms.Lovina Primadica先生ご挨拶

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学校紹介を熱心に聞き入る来日生徒

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英語での活発な質問もいただきました

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ソーラー発電実験施設(電気工学科津吉研究室)の見学

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ここでも英語で活発な質問をいただきました


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電気工学科2年生の論理回路の授業に参加

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演習問題は本校学生とペアを組んで
全て英語で相談しながら取り組みました

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演習問題は最初に出来たペアが協力して
導出過程をホワイトボードに書いてくれました
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最後にはしっかりとした英語で参加者全員に
解き方を説明してくれました

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機械工学科1年の数学の授業に参加

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授業に参加してくれた来校生徒のみなさん

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多くの計算問題に皆で協力して挑戦しました

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どの問題も英語で相談しながら考えて、
発表も全て英語で行いました

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授業後は一緒に食堂へ移動し、授業参加した
クラスの学生と一緒に昼食をいただきました
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一緒に演習問題に取り組んだペアと対面に
座って、交流を深めることができました

 午後の体験プログラムは、都市工学科の高科研究室、機械工学科の流体(赤対・鈴木)研究室と機械工場、電気工学科の佐藤(徹)研究室と、弓道場を訪問しました。どの会場においても、インドネシアの生徒の皆さんの熱心な取り組みと活発な質問が印象的でした。

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高科研究室でのコンクリート構造物の破壊実験

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巨大な装置を用いた実験に見入っておりました

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流体研究室(赤対・鈴木研究室)での
ホバークラフト乗車体験

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ホバークラフトの原理もわかりやすく
英語で説明いただきました

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レーザーを用いた流体観測の説明

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機械工場での工作装置の説明


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電気工学科でのiPhoneプログラム体験

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研究室で開発した英語学習アプリにも
挑戦していただきました
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2人1組になってプログラムを作成しました

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本校学生が丁寧に指導させていただきました

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弓道場での体験

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本校学生が丁寧に指導させていただきました

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マンツーマンでじっくり練習させていただきました

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弓や矢の取り扱いも丁寧に指導いただきました

 体験プログラムの最後には、インドネシア理系生徒の皆さんと午後の体験プログラムを提供してくれた本校学生、事前準備や当日の指導を担ってくれた専攻科生や教職員も一緒に記念撮影を行いました。
 ホールに戻り、課外活動を代表して
電気工学実験部がRoboCup世界大会にも出場したサッカーロボットのデモンストレーションを行った後、お別れのセレモニーでは、赤対副校長先生による記念品(神戸高専オリジナルの“絆”Tシャツ)贈呈、訪日生徒代表によるご挨拶、引率のMr.Achmad Achyari先生からの記念品贈呈が行われました。
 引き続きホストファミリーとの対面式が行われ、19:00には全ての生徒がホストファミリーの自宅に向かい、充実した一日を終えることができました。授業で一緒に演習問題に取り組む等で直接の交流を行った学生だけでなく、準備や当日の運営を担ってくれた学生にとっても貴重な1日になったことと思います。

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本校学生と一緒に記念撮影をしました

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準備を担ってくれた専攻科生も一緒に入りました

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電気実験部のRoboCupサッカーロボット紹介

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世界最強クラスのキッカーをMonsterと命名
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デモがはじまると全員がステージに詰め寄りました

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お別れセレモニーが始められないほど活発な
質問が途切れることなく続きました

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赤対副校長先生によるお別れのご挨拶

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本校オリジナル絆(きずな)Tシャツの贈呈

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訪日生徒代表によるご挨拶

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引率のMr. Achyari先生からの記念品贈呈

 また、7月1日(日)17:00から、ホームズスタジアム神戸のレストラン『ウルティモ』で財団法人 日本国際協力センターによるホストファミリーの皆様とのお別れ会が行われました。本校からは赤対副校長先生がご挨拶されるとともに、ホストファミリを代表して高科先生がご挨拶と乾杯のご発声を務められました。また、写真部が撮影した学校交流時の写真をスライドショーで紹介しました。インドネシア生徒は皆それぞれの衣装に身を飾り、歌や踊りを披露してくれました。最後に本校写真部が土日返上で写真を収めてくれたCDを一人一人に手渡して大変に喜んでいただくことができました。ホテルへ戻るバスに乗り込む際には、泣きながら抱き合って離れられない姿があちこちに見られ名残惜しいお別れになりました。ホストファミリの皆様からも『貴重な経験ができて楽しかった。来年も募集時には希望登録させていただきたい』とのお声を頂戴し、本校学生に貴重な機会を提供できたことを嬉しく思います。

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日本国際協力センターによる開会ご挨拶

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赤対先生によるご挨拶

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高科先生ご発声による乾杯

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来日生徒代表ご挨拶

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Ms.Lovina Primadica先生による踊りのご紹介

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インドネシアの踊りのご披露

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インドネシアの踊りのご披露

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日本への応援歌のご披露

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日本の伝統節のご披露

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引率教員のMr.Achmad Achyari先生と
Ms.Lovina Primadica先生からのご挨拶

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