防災・減災入門が行われました(26日)

 防災・減災入門は平成26年度から始まった本校における防災教育(防災技能を有した技術者の育成)であり、1〜3年次まで通じて行われる特別活動です。 3年間を通じて学んだ防災・減災研修の集大成である防災・減災入門Vが9月26日(火)に本科3年生を対象に行われました。

 午前の阪神・淡路大震災時の避難所体験の講演では、震災当時の体験談や災害時避難について、 森田様(当時、神戸市職員)、福田様(当時、中学生)、増島様(災害ボランティア)よりご講演いただきました。 そして、同年代の防災・減災活動の取組の紹介では、西田さん(明石高専建築科2年、D-PRO135°部長)より発表していただきました。 午後には、避難所運営ゲーム「チャレンジ!」が行われました。避難所運営ゲーム「チャレンジ!」は、災害時を想定し、避難所となる場所や状況に即して簡単に行うことができるゲームです。 防災リテラシー研究所代表の太田敏一先生による司会・進行の下、約240名の学生が全26班に分かれてゲームに参加しました。 ファシリテーターには、神戸高専の教職員に加え、神戸防災技術者の会(K-TEC)や明石高専防災団(D-PRO135°)など外部からも多くの方々からご協力をいただきました。

 この学びを通して、いざというときには地域の一員として多くの住民を助ける役割を果たし、また、技術者として安全・安心な社会をつくる社会の一員となることを期待しております。(教務主事室)

避難所体験の講演の様子

森田様の講演

福田様の講演

増島様の講演

太田先生による
避難所運営ゲーム「チャレンジ!」の説明

「チャレンジ!」プレイ中の様子

ページのトップへ

株式会社日本テック様からご寄附をいただきました(26日)

 株式会社日本テック様(本社:姫路市)より本校に多額のご寄附をいただきました。そのご厚意に感謝の意を表すべく、9月26日に同社を訪問し林校長から稲澤英孝社長に感謝状を贈呈いたしました。 同社は、エレベーターなど各種社会インフラの制御盤および産業用ロボットなどに使用される制御盤とワイヤハーネスの製作を主な事業内容とされ、海外にも事業展開されています。 稲澤英孝社長は、本校の機械工学科を1988年度に卒業されており、今回のご寄附は、創立60周年を迎えた母校への祝意を込めた恩返しとのことです。 いただきました寄附金は、本校の施設・設備の更新など教育研究環境の充実に活用させていただきます。

ページのトップへ

成長産業技術者教育プログラム(ロボット分野)のロボット要素技術講義を実施しました(25,26日)

 9月25日(月)26(火)に成長産業技術者教育プログラム(ロボット分野)を履修中の機械工学科・電気工学科・電子工学科の4年生を対象としたロボット要素技術の夏季集中講義を実施しました。2月22日(水)24日(金)に3年生のロボット入門の集中講義として実施した基礎講習会に続き、今回も講師としてカワサキロボットサービス(株)から、ご自身も高専卒業生であられ海外技術者との協働経験も豊富な橋本勇也先生にお越しいただき、川崎重工様が独自に開発された革新的な人共存型双腕ロボットduAro(デュアロ)の実機動作をプログラムするところまでを丁寧にご指導いただきました。学生は皆さん各班ごとに相談しながら工夫を凝らしたプログラムを作成して、シミュレータでの動作確認も行った上で、実機を動かすところまでをしっかりとやりきってくれました。(成長産業技術者教育プログラム(ロボット分野) 清水 俊彦、小澤 正宜、酒井 昌彦、佐藤 徹哉、尾山 匡浩)

初めに酒井先生から集中講義に向けての
ご説明をいただきました

今回も講師としてカワサキロボットサービス(株)の橋本先生にお越しいただきました

班毎に相談しながら
プログラムを行いました

作成したプログラムは
シミュレータでの確認も行いました

ロボットに転送する前には
橋本先生から注意事項も伺いました

尾山先生からも
転送前のご指導をいただきました

ロボットの動作確認の様子(1)

ロボットの動作確認の様子(2)

最後に頂戴した橋本先生からのアドバイスにも皆が聞き入っておりました

ページのトップへ

2023年度高専女子フォーラム in 関西 (9日)

 9月9日(土)クリエイターズプラザ(クリエイション・コア東大阪)にて「2023年度高専女子フォーラム in 関西」が開催されました。 本フォーラムは、近畿地区の高専女子学生が女子中学生・保護者、企業関係者などに、高専教育や研究活動、さらには学生生活・課外活動などの紹介を行う場として開催されています。 会場では朝から学生たちが準備にとりかかり、終日、大勢の発表者・聴講者で賑わいました。午前中は高専女子学生30チームが中学生向けにポスターを用いて説明し、 午後からは同じく高専女子学生が企業関係者へ説明した後、入れ替わりで企業29社が高専女子学生に業容紹介する時間が設けられました。 本校からは応用化学専攻1年生1チームによる研究紹介と、 機械工学科4年生2チームおよび弓道部1チームによる学生生活についてのポスター発表が行われました。中学生や企業の方からの質問や相談が途切れること無く、発表した学生たちは大変でしたが、 神戸高専の魅力を女子学生目線でしっかりと紹介して頂くことができ、来場者からも多くの好評を頂くことができました。また別室にて保護者向け入学相談会も開催しており、 保護者が中学生の入学に向けた心配事の相談なども受け付けていました。最後には企業と教員の名刺交換会も行われました。当日引率頂きました指導教員の皆さま、 並びにご協力頂きました関係者の皆さまに心より厚く御礼申し上げます。(高専女子フォーラムin関西 神戸高専実行委員一同)

開会式

専攻科生による研究紹介

本科生による学校生活紹介1

本科生による学校生活紹介2

本科生による課外活動紹介

企業発表の様子

ページのトップへ

パソコン甲子園2023予選大会へ参加しました(9日)

  電子計算機部の学生38名がパソコン甲子園2023予選大会に参加しました。 パソコン甲子園は全国の高校3年生以下の生徒・学生が参加できる競技プログラミングコンテストであり、課題を解くためのプログラムの正しさ・解く早さを競うコンテストです。 今年は11問の課題が出題され、2人1組のチームとして課題にチャレンジしました。参加者も多く、2つの演習室に分かれての実施となりました。 チーム内での相談等も禁止されているため、参考書等を片手に黙々と課題にチャレンジしていました。 全国から500チーム以上が参加し、ほとんどが2〜3問でつまづいている中、電子計算機部では3チームが5問正答するなど、健闘していました。 大会終了後も問題の解き方について教えあったりなど、大変盛り上がったようでした。(電子計算機部 顧問一同)


大会参加の様子

ページのトップへ

神戸高専産金官学技術フォーラム in 国際フロンティア産業メッセ2023(7,8日)

 9月7日(木)、8日(金)神戸国際展示場にて「神戸高専産金官学技術フォーラム in 国際フロンティア産業メッセ」を開催しました。 今年で32回目となる本技術フォーラムですが、今年度は、より多くの方々に地域連携活動を知って頂きたいと言う想いから 「持続可能な地域連携に向けて」をテーマにした産金官学パネルディスカッションと、「ものづくり×ひとづくり 地域連携セミナー」を企画し、 国際フロンティア産業メッセ内で開催しました。9月7日のパネルディスカションでは、神戸高専事務室 山出和史室長の司会進行の下、 パネリストには、神戸市機械金属工業会連携事業部会 梅原久利会長、神戸信用金庫お客さまサポート部 野村友宣副部長、神戸市産業振興財団 藤原啓常務理事、 神戸市経済観光局工業課 西田淳一課長、神戸高専 道平雅一校長補佐をお迎えし、各団体の地域連携に関わる取り組みや課題の紹介に始まり、 これからの地域協働のためにどの様に力を合わせて行くべきかという議論が行われました。 2号館1階ロビー特設会場は50名を超える聴講者と活発な質疑応答で大変盛り上がりました。 9月8日の地域連携セミナーでは、講師に、神戸エアロネットワーク 酒井誠会長(和田金型工業株式会社代表取締役)、 神戸市産業振興財団商業・ものづくり支援部 茨木久徳航空機産業担当部長、神戸高専機械工学科 鬼頭亮太准教授による、 「ものづくり」と「ひとづくり」についてそれぞれ講演して頂きました。また講演会場には、本校学生・教員による研究シーズ発表のポスターセッションを併設し、 19件の研究報告も行いました。2号館2階セミナー会場にも50名近くの聴講者にご参加頂き、会場は満員となりました。 なお、国際フロンティア産業メッセ全体の来場者は約13,600名と大盛況でした。ご協力頂きました関係者の皆さまに心より厚く御礼申し上げます。(地域協働研究センター)

開会式

パネルディスカション会場

司会:神戸高専 山出和史氏

パネリスト:
神戸市機械金属工業会 梅原久利氏

パネリスト:神戸信用金庫 野村友宣氏

パネリスト:
神戸市産業振興財団 藤原啓氏

神戸市経済観光局工業課 西田淳一氏

パネリスト:神戸高専 道平雅一氏

地域連携セミナー講師:
神戸エアロネットワーク 酒井誠氏

地域連携セミナー講師:
神戸市産業振興財団 茨木久徳氏

地域連携セミナー講師:
神戸高専 鬼頭亮太氏

研究シーズ発表(ポスター発表)

ページのトップへ

日本高専学会講演会にて学生優秀発表賞受賞(1日)

 専攻科機械システム工学専攻の吉橋舜馬さん(鈴木・高峯研究室所属)が、8月30日〜9月1日に鹿児島高専で開催された日本高専学会第28回年会講演会の、学生ポスター発表において、学生優秀発表賞を受賞しました。 吉橋さんは「 多重プロセス型モデルによる単独翼まわりのキャビテーション流れ解析に関する研究」について、日頃の研究成果の発表を行い、全44件の発表数のうち、見事に5件の発表賞の1つとして選ばれました。 おめでとうございます。(機械工学科 鈴木・高峯)

受賞の様子

ポスター発表の様子

ページのトップへ