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神戸高専だより 2020年9月
阪神高速技術(株)と連携協力に関する協定を締結しました(24日)
令和2年9月24日、阪神高速技術(株)代表取締役社長 立石泰三様と本校校長 末永清冬が連携協力に関する協定書に署名しました。
阪神高速技術(株)は、2005年10月に阪神高速道路(株)の100%子会社として設立され、神戸市、兵庫県を含む関西都市圏の重要な社会資本である阪神高速を点検から診断・補修を一括管理されています。阪神高速技術(株)が一括管理の対象とする様々な施設・設備に必要となる技術は、本校の全学科・全専攻に該当する技術となることから、連携協力に関する協定を締結することになりました。今後は、本校学生の教育の充実や共同研究、技術者交流など広範囲な交流を行っていきます。(研究担当副校長 道平雅一)
〜協定の概要〜
名称: | 神戸市立工業高等専門学校と阪神高速技術株式会社との連携協力に関する協定 |
目的: | 神戸市立工業高等専門学校と阪神高速技術株式会社の包括的な連携のもとに相互に協力し、地域社会の発展と人材育成に寄与することを目的とする。 |
調印(署名)式 |
協定締結 |
集合写真 |
成長産業技術者教育プログラム(ロボット分野)の夏季集中講義を実施しました (24・25日)
前期定期試験も無事に終了した9月24日(火)午後から25日(水)に渡って、成長産業技術者教育プログラム(ロボット分野)を履修中の機械工学科・電気工学科・電子工学科の4年生と3年生を対象とした『ロボット要素技術』と『ロボット入門』の夏季集中講義を実施しました。
4年生はカワサキロボットサービス(株)から講師をお招きし、本物の産業用ロボットをプログラムして動作シミュレーションまで行うことが出来る専用プラットフォームを使いこなせるように学んだ後に、各人が作成したプログラムの動作確認までしっかりと行うことが出来ました。
3年生はロボット入門として、『超音波(距離)センサー』『光(反射率・色)センサー』『ジャイロ(角度)センサー』『触覚(タッチ)センサー』を活かしたロボット制御の基本を体得するため、Lego Mindstormsロボットを用いた課題に取り組み、最後には皆の前で各自の思い通りにプログラムしたロボットの動作を披露して讃え合いました。今後とも楽しみながらロボットの基礎をしっかりと学んでいただければと思います。(成長産業技術者教育プログラム(ロボット分野) 清水俊彦、小澤正宜、酒井昌彦、佐藤徹哉、尾山匡浩)
4年生は外部から講師をお招きしてアームのシミュレーションを行います |
PC上でアームの動作をプログラムしていきます |
アームの実機を使用して動作確認まで行いました |
3年生は一人づつ大きな実験台で取り組みました |
学生同士でも教え合いロボットの完成度を高めます |
完成したロボットも一人づつ紹介しました |
中之島チャレンジ走行会に参加しました (19・20日)
9月19日(土)20日(日)に開催された中之島チャレンジに、神戸高専ロボティクスのメンバーが参加しました。準備期間の少ない中、事前の練習走行で取得したデータを機体に反映させて実走行に臨みました。午前中の試験走行時には少し機体トラブルもありましたが、本番までに調整を完了し、午後からの本走行ではなんとか完走することができました。今後は大阪万博の会場を使用して行われる中之島チャレンジのエクストラステージに向けて、ロボットの完成度を高めていきます。(成長産業技術者教育プログラム(ロボット分野) 清水俊彦、小澤正宜)
ロボットは無事、 |
完走した高い技術力に注目が集まります |
最後は全機そろって集合写真です |
兵庫県高等学校新人戦(水泳競技) (5・6日)
9月5日(土)6日(日)に、ポートアイランドスポーツセンターで第63回兵庫県高等学校ジュニア選手権水泳競技大会が実施されました。多くのスポーツでは新人戦といわれます。県内には強豪校が多く、スポーツ推薦を実施している学校よりも上位になる男子総合6位に入賞しました。また、8月30日(日)には、地域貢献の一環(拠点校制度)である神戸市内の中学生を集め、記録会を実施して、いろいろな大会がコロナ禍で中止になった代替として活動しました。(水泳部顧問一同)
総合成績 |
表彰状 |
拠点校生と水泳部員 |
記録会1 |
記録会2 |
記録会3 |
国際フロンティア産業メッセ (3・4日)
3日、 4日に神戸国際展示場で開催された国際フロンティア産業メッセ2020に出展いたしました。会場では新型コロナウイルスの感染対策のために、出展者および来場者全員にアルコール消毒と検温を実施しておりました。
本校からは「何でも掴むロボットハンド」と「困った時に助けてくれるロボット」の展示・紹介を行いました。例年は夏季休業中の開催でしたので、本校学生も展示物の説明や見学などに参加していましたが、
今年度は残念ながら通常授業のために学生の参加は叶いませんでした。しかしながら関係の専攻科生と教員の協力を頂き、ブース説明やラジオ取材など例年にも劣らない技術紹介ができました。
全来場者数は例年よりも若干少なめの印象でしたが、ブースに立ち寄られた方々からは、研究内容や学生活動に対して非常に興味深くご質問やご意見を頂くことができました。来年度は多くの学生が参加できることを願っています。(地域協働研究センター)
困った時に助けてくれるロボットの展示ブース |
何でも掴むロボットハンドの展示ブース |
ブースでの紹介の様子 |