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神戸高専だより 2018年12月
吹奏楽部クリスマスコンサートが開催されました(24日)
本校本部棟ホールにて例年1月に開催されていた恒例の「冬の音楽祭」が今年度は時期をやや早めて「クリスマスコンサート」として開催されました。1部と2部との間にはハンドベル演奏、3部の途中には指揮者体験も行われました。お子様を含む多くの方々にご来場頂き、立ち見が出るほどの賑わいでした。(吹奏楽部顧問 宮下 芳太郎)
第1部ポップスステージ |
第2部アンサンブルステージ |
ハンドベル演奏 |
第3部クリスマスステージ |
指揮者体験 |
アンコール演奏 |
2018年度高専女子フォーラムin関西が開催されました(23日)
12月23日(日)に近畿大学の11月ホールにて高専女子フォーラムが開催されました。本校からは5件の発表があり,内容は研究報告,学外実習報告,ならびに学生生活の紹介など多岐にわたりました。参加した学生の皆さん,お疲れさまでした。(連携教育 上中)
案内 |
発表の様子(1) |
発表の様子(2) |
発表の様子(3) |
発表の様子(4) |
発表の様子(5) |
有瀬小学校と美野丘小学校で出前授業を実施しました(18-19日)
電気工学科 酒井先生による出前授業「光と水のマジック」が、12月18日(火)に神戸市立有瀬小学校、12月19(水)に神戸市立美野丘小学校にて実施されました。両校合わせて計7クラス221名の小学3年生の児童が受講し、光が空気や水の中をどのように進むのか、クイズや実演を交えながら順番に確かめていきました。児童たちは様々な意見を出しながら身近な光がもつ屈折や全反射などの特性を知り,興味津々の様子でした。後半は「全反射」を利用したマジックを披露し,児童たちにもオリジナルの作品を製作してもらいました。実演や工作を通じて理科の面白さを楽しく体験してもらうことができました。(電気工学科 酒井昌彦)
しっかり前を聞いて何が始まるのか興味深々 |
様々な実験で光の特性を実演しました |
悩みながらも光の動きを予想してみます |
元気よく自分の意見を出してくれました |
予想外?光のふるまいに驚きの声も |
オリジナルのマジックを作成します |
第3回廃炉創造ロボコンに参加しました(15日)
12月15日(土)福島県楢葉町日本原子力研究開発機構楢葉遠隔技術開発センターにおいて第3回廃炉創造ロボコンが開催されました。
今年は、福島第一原子力発電所のペデスタル下部に存在する燃料デブリ取出しを想定し、プラットフォーム下3.2mにある燃料デブリを模したボールを回収することが競技課題でした。
神戸高専からは、小林滋研究室のメンバー3名で構成した「KCCT ロボットプロジェクトチーム」が2台のロボット(遥・雅)を製作して競技に出場しました。
神戸高専チームのロボットは大会前日のテストランでペデスタル上部の穴から落下、3Dプリンタで製作した部品の一部が破損、フレームが変形するなど、ロボットが大破するという大きなアクシデントがありました。
競技順が最初から2つ目ということもあって、それから大修理を実施、一部壊れた部分を残しつつ、15日の競技会に出場しました。往路のパイプは無事通過、親子ロボットの子ロボット(雅)を分離、
ペデスタル上部から下部のデブリ模擬物の散乱する場所まで、子機を降ろすこともできたのですが、ここで通信障害を起こして、デブリ模擬物を回収することができませんでした。
その後、ペデスタル上部まで子機を吊り上げて回収、親機内に収納できましたが、復路のパイプを通るまでに至らずタイムアップとなりました。神戸高専チームは大きなアクシデントがあったにも係わらず、
あきらめず修理し、競技課題の多くに対応できたことに対し、審査員特別賞を得ました。(機械工学科 小林滋,朝倉)
廃炉創造ロボコンの概要や神戸高専チームの様子は2018年12月21日(金)にNHK総合「くらし☆解説」にて紹介されました。
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/311592.html
ロボットCAD画像 |
ロボットCAD画像子機降下体勢
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前日に破損した部品の一部 |
競技中の様子 |
子機降下中の様子
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出場メンバー |
平成30年度指導力向上研修「理科」が行われました(13日)
12月13日(木)に神戸市総合教育センター主催による指導力向上研修「理科」が,電子工学科の長谷准教授を講師として本校電子工学科基礎実験室にておこなわれました。 「音の伝搬現象を耳と目で体感する」というテーマで開催したこの研修では,まずは物理現象としての「音」の基礎や,中学生の知識だけでも理解できるスピーカーの仕組みの説明などに加え,実際に段ボールを用いてスピーカーを作成し,スピーカーが箱に入っているワケなどを体感しました。 その後,PCやタブレットで動作する無料のソフトウェアを用いて,正弦波やノイズなどの様々な音を出したときの挙動を確認したり,その周波数分析まで体験しました。加えて,音波の伝搬現象を視覚的に確認できるシミュレーションツールも紹介し(これも各校での利用を前提にインストール不要の無料ソフトウェアのみで動作),周波数やモデル形状を変えると回折や反射がどのように変わるか,などを確認しました。これらの理論は中学生には難しいかもしれませんが,視覚的に把握することによって直感的に現象を理解するための助けにはなるのではないでしょうか。 なお,当日の資料は電子ファイルをすべて 講師のページ で公開しており,各校に持ち帰って頂いて教材として使用しやすいように配慮しています。 (電子工学科 長谷)
スピーカーの原理の説明 |
段ボールスピーカーの製作
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音波伝搬シミュレーションは |
高専生が学ぶべき「技術英語」の講演をいただきました(12日)
公益社団法人日本工業英語協会が進学・就職後に重要となる「技術英語」の普及啓発活動として企画されている技術英語講演会を、12月12日(水)の放課後に開催しました。 講師として、千葉大学 工学部 共生応用化学科 教授 斎藤 恭一 先生にお越しいただき、機械工学科5年生・電気工学科3年生・同2年生の約120名が、卒業後も技術者として実社会で50年以上役立てることが出来る貴重な技術英語のコツを学ばせていただくことができました。 斎藤先生におかれては、常にホールの通路を縦横に歩かれ、学生に語り掛けて答えを引き出すアクティブな授業で学生の意欲を引き出して下さり、多くの学生が必ずや3級合格を達成するとの決意で真剣に聞き入っていました。 (工業英検試験運営委員会 津吉,佐藤)
終始学生に話しかけながら楽しいご講演をいただきました |
時々ミニクイズにも挑戦しました |
最後に皆を代表して3級合格への決意を示す学生 |