神戸高専だより 2017年2月

大学教授による機械工学科向け大学進学説明会を実施しました(24日)

2017年2月24日に長岡技術科学大学工学部から南口誠教授をお招きして機械工学科4年生向けの大学進学説明会を実施しました。 南口教授は高専卒業生の能力を高く評価しておられ、社会が高専卒業生を強く求めていること、高専生が進学して更に知識を深める意義を参加者に熱く語って頂きました。また長岡技術科学大学と豊橋技術科学大学の違いだけでなく、他の国公立大学の特徴についても紹介頂き、学生が進路選択する指針となる情報を大学教授の視点から解説して頂きました。 さらに南口教授の研究室で学ぶ本校機械工学科卒業生もゲストとして登壇し、参加した機械工学科4年生約20名は熱心に説明に聞き入りました。 (機械工学科 福井智史)

南口教授の説明に聞き入る4年生

南口教授の説明に
聞き入る4年生

講師を務めた長岡技術科学大学 南口教授

講師を務めた
長岡技術科学大学 南口教授

機械工学科卒の先輩の説明に聞き入る4年生

機械工学科卒の先輩の説明に
聞き入る4年生

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第4回学術講演会(22日)

2月22日(水)、神戸高専専攻科大講義室にて、2016年度第4回学術講演会が開催され、本校から29名が参加しました。 まず、機械工学科・福井智史先生により「高専における国際理解教育のありかた」という題目で学生,教員,職員の国際理解とは何かについて,具体的な実例を交えて紹介がありました。高専でもできること、高専だから必要なことについて個々が考えるような貴重なお話を頂きました。 次に、都市工学科・野並賢先生に「神戸沖人工島の造成技術と地盤沈下予測」という題目で神戸市独自の土砂輸送システムや,大規模施工機械によるダイナミックな工事と人力による職人技が合わさった造成技術,埋立土量および地盤高を精度良く予測するために開発した地盤沈下予測手法のお話をして頂きました。 両公演とも活発な質疑があり、講演会を終えました。(地域協働研究センター 高科、八木)

福井先生講演写真1

福井先生講演写真1

福井先生講演写真2

福井先生講演写真2

野並先生講演写真1

野並先生講演写真1

野並先生講演写真2

野並先生講演写真2

野並先生講演写真3

野並先生講演写真3

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本科学力入試合格発表(22日)

2月22日(水)9:00より2月19日に行われた神戸高専本科学力入試の合格発表が行われました。合格を勝ち取った240名のみなさんは、4月から神戸高専の学生として、充実した5年間を過ごしてくれることを願っています。おめでとう。(広報室 朝倉義裕)

合格発表

合格発表

資料の受け取り

資料の受け取り

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放射線に関する出前授業が実施されました (16日)

2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震による福島第一原子力発電所の事故を契機に, 全国でこれまで以上に放射線教育が盛んに行われています. 本校でも毎年3年物理実験において放射線教育を実施する中, 近隣の学校へも「出前授業」というかたちで放射線教育のお手伝いをさせて頂いております. 16日は, 神戸市立須磨北中学校3年生3クラスが1クラスずつ理科実験室に集まり, 霧箱実験(放射線の可視化実験)や, 放射線についての学習を行いました. 須磨北中学校の理科の2名の先生方がサポートをして下さり,実験は順調に行うことができました. 生徒の皆さんは実験準備から非常に熱心に取り組み, 放射線の飛跡に歓声をあげる姿が印象的でした. 「見えないものを必要以上に恐れるのではなく, 正しい知識に基づいて正しく身を守ることの大切さ」の気づきに少しでもつながればと願っています.(一般科理科 谷口博)

授業開始時の様子

授業開始時の様子

霧箱実験の様子1(エタノール蒸気をつくる様子)

霧箱実験の様子1
(エタノール蒸気をつくる様子)

霧箱実験の様子2(放射線の飛跡の観察の様子)

霧箱実験の様子2
(放射線の飛跡の観察の様子)

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「災害時に役立つ乗り物コンテスト2017」に参加しました(11日)

2月11日(土)、「災害時に役立つ乗り物コンテスト2017」に機械工学科3年の岸本君と柳田君が参加しました。 このコンテストは、日常で使用しているものが災害時には避難や救助などに役立つ乗り物として活用できるようにするアイデアを競うもので、近畿地区から5高専が参加しました。 二人を中心にしたグループは、「創造設計製作」というものづくり授業の中で、平常時は棚として使用し、非常時には車いすとして避難に活用できる斬新なアイデアの乗り物を考案し、1/4スケールの試作品を製作しました。 コンテストではアイデア発表(プレゼンテーション)とデモンストレーションが行われ、本校の作品は、実用的で斬新なアイデアが審査員から高く評価され優秀賞を頂きました。 コンテストの最後には、潜水艦の開発に長年携わってこられた佐野正氏(ひょうごTTO代表)による講演があり、普段は知ることができない潜水艦に関する貴重な話を聞くことができました。 (機械工学科 尾崎、黒住)

コンテスト会場

コンテスト会場

神戸高専の展示ブース

神戸高専の展示ブース

プレゼンテーションの様子

プレゼンテーションの様子

デモンストレーションの様子

デモンストレーションの様子

特別講演「日本の潜水艦について」

特別講演「日本の潜水艦について」

参加した岸本君と柳田君

参加した岸本君と柳田君

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電気工学実験部がロボカップジュニア阪神ブロック大会に参加しました(4日)

電気工学実験部は2月4日(土)に開催されたロボカップジュニア阪神ブロック大会のサッカー競技に参加しました。同競技は、自立型ロボットを使ってサッカーを行うもので、試合で使用できるロボットは選手が自ら組立てたもののみです。本校のロボットの特徴は、回路基板をすべて自作していることです。本年は、すべてのチームのロボットの完成度が高く、本校のチームは残念ながら全国大会へ進出することはできませんでした。次年度に期待します。 (電気工学実験部顧問 佐藤、橋本)

開会式の様子

開会式の様子

試合の様子(右側のチームが神戸高専)

試合の様子(右側のチームが神戸高専)

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