神戸高専だより 2014年8月

電気学会産業応用部門大会においてYPC優秀発表賞を受賞しました(27日)

8月26日〜28日に東京電機大学北千住キャンパスで開催された電気学会産業応用部門大会のヤングエンジニアポスターコンペティション(YPC)部門において、電気工学科5年の井本涼太さんが『ウェーブレット変換による二相PWM波形の時間周波数解析』について発表し『YPC優秀発表賞』を受賞しました。本ポスタコンペティション部門は、1993年から開催されている若手エンジニア向けの歴史のあるセッションで、今年は128件(このうち、神戸高専が1件、他高専が16件)の発表があり、12件にYPC優秀発表賞が授与されました。井本さんは、大学院生が中心(高専の受賞者は井本さんのみ)の同セッションにあって、論文やポスタの出来映えだけでなく、説明や質疑応答の様子なども評価されての受賞であり、今後の更なる活躍が期待されます。なお、茂木研究室は二年連続の受賞となります。(電気工学科 茂木 進一、道平 雅一)

賞状

発表風景

発表風景

賞状

大山産業応用部門長(左)、近藤論文委員長(中)と共に

大山産業応用部門長(左)、近藤論文委員長(中)と共に

ページのトップへ

近畿地区留学生・奨学生交流集会に参加してきました!(15日〜17日)

日本学生支援機構(JASSO(が主催する育英友の会「平成26年度留学生・奨学生地域交流集会(対象4年生以上)」にAM1の廣澤謙弥と土居泰成が参加しました。 8月15日(金)〜8月17日(日)に、国立淡路青少年交流の家で、約60名の仲間と交流をしてきました。参加費は5000円です。以下、二人の感想です。(国際協働研究センター 赤対 秀明)

今回の交流集会の参加者はスタッフの方を合わせると、総勢50人ほど、国籍は日本、中国、韓国、シンガポール、タイなど、年齢は18歳からアラフォーまでと、幅広い層が集まりました。そんなメンバーですが、年齢・国籍・性別問わず、みんな元々友達だったかのように、仲よく3日間を過ごすことができました。学生同士の会話は、基本に敬語を使うことなくタメ口です。これも、すぐに仲良くなることができた一因でしょう。また、様々なイベントが企画されており、ゲームやダンス、演劇などで交流を深めました。他には飯盒炊爨や海水浴といったアウトドアイベントも企画されていました(海水浴は神戸高専チームの雨男っぷりが炸裂し中止になってしまいましたが....)。この飯盒炊爨ではカレーを作りましたが、班ごとで全く違う味に仕上がり、各班の性格やチームワークが良く出ていたと思います。こんな感じで、遊んでばかりいたかというとそうではありません。テーマを決めて、それについて話し合う「分科会」という時間が設けられていました。そこでは、様々なテーマを設定し話し合いました。それまでの楽しくワイワイの空気から一転、誰もが真剣に議論を交わし、みんなの違った一面を見ることができました。そこでは国籍・年齢・性別・専門分野などそれぞれみんな違った個性を持っていますから、さまざまな意見が聞けたことが大きな経験となりました。さて、このように緩急ついた3日間はあっという間に終わってしまいましたが、この3日間で得た経験と友情は何事にも代えがたいものになりました。ものの考え方が変わったように思います。このような会に参加できて本当に良かったです。毎年開催されていますので、興味のある在校生は話を聞きに来てください。(廣澤 謙弥)

2泊3日の共同生活の中で私達は多くのことを学びました。高専は5年間一つの場所に通うことで一貫した専門性の高い教育がなされていますが、一方で学外との交流が極端に減少してしまいます。この交流集会では海外からの留学生の考え方や意見のみならず、異性からも多様な意見や視点を知ることができます。就職希望でも進学希望でも今後に活かせる経験になると思います。さらに、この交流集会では集会後も再会する機会を設けてくれており、その時だけの友達で終わることはなく、長く付き合える学外の友人ができると思います。いい経験になると思うので、皆さんもぜひ参加してみてください。(土居 泰成)

集会の様子1

集会の様子1

集会の様子2

集会の様子2

集会の様子3

集会の様子3

集会の様子4

集会の様子4

集会の様子5

集会の様子5

集会の様子6

集会の様子6

集会の様子7

集会の様子7

ページのトップへ

吹奏楽部定期演奏会が開催されました(15日)

本校吹奏楽部による第35回定期演奏会が8/15(金)に明石市民会館アワーズホールにて開催されました。これまでと異なりお盆真っ只中の開催となってしまいましたが、OBの方をはじめとして多くの方々にご来場いただきました。本演奏会を最後に、これまで部員をまとめてきた8人の5年生が引退しました。来年度も8月中旬の開催が予定されています。(吹奏楽部顧問 宮下 芳太郎)

(第1部ポップスステージ)

(第1部ポップスステージ)

(第2部シンフォニックステージ)

(第2部シンフォニックステージ)

(第3部ステージマーチングショー)

(第3部ステージマーチングショー)

(5年生の挨拶)

(5年生の挨拶)

ページのトップへ

AIU高校生国際交流プログラム(渡米プログラム)に参加してきました(7月20日〜8月11日)

毎年開催されている標記プログラムは、全国の高校2・3年生(応募時は1・2年生)の男女各20名、合計40名が、約3週間ものあいだ、アメリカのワシントンDCやニューヨークにおいて様々な国際交流を行うもので、AIU保険会社およびフリーマン財団からの協賛金・寄付金で賄われています。今年は、平成26年7月20日(日)〜8月11日(月)まで行われました。本校から応募した応用化学科2年生の岩崎朱璃さんがその一人に選ばれ、夏休み入ると同時に出発し、先日、帰国しました。写真はその交流の様子です(岩崎さん提供)。また、Webには、プログラム事務局が作成した3週間の行程の様子が示されています。全国で40名の狭き門ですが、今後もどんどん本校の学生が応募してくれることを期待します。(国際協働研究センター長 赤対 秀明)

渡米プログラムの様子

渡米プログラムの様子

渡米プログラムの様子

渡米プログラムの様子

渡米プログラムの様子

渡米プログラムの様子

渡米プログラムの様子

渡米プログラムの様子

渡米プログラムの様子

渡米プログラムの様子

ページのトップへ

第14回レスキューロボットコンテスト本選が行われました(9日, 10日)

8月9日(土) 台風11号が接近しつつある中、第14回レスキューロボットコンテストが、デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)で開催されました。大会初日は、6月の予選を通過した14チームでファーストミッションが行われました。本校からは3年生4年生を中心として製作した4台のロボットからなる「がんばろうKOBE」チームが第一競技に出場しました。3号機の足回りのトラブルと2号機のダミヤン個体識別のトラブルなどが重なり、思ったようなレスキュー活動を行うことができませんでしたが、時間内に3体全てのダミヤンの救出・搬送を完了し、確定ポイント226で3位の結果となりました。2日目のファイナルミッションでの巻き返しに望みをかけていましたが、台風で中止となり、ファーストミッションの競技内容から日本消防検定協会理事長賞が授与されました。(ロボット工学研究会 小林 滋 朝倉 義裕)

開会の様子

開会の様子

プレゼンテーションでアピール

プレゼンテーションでアピール

競技開始直前のコントロールルーム

競技開始直前のコントロールルーム

各自の持ち場へ急行

各自の持ち場へ急行

4号機の支援を受けながら2号機が救出中

4号機の支援を受けながら2号機が救出中

トラブルを起こした3号機が進路を譲る

トラブルを起こした3号機が進路を譲る

個体識別に手間取る2号機

個体識別に手間取る2号機

最後のダミヤンの救出を行う1号機

最後のダミヤンの救出を行う1号機

活動報告インタビューの様子

活動報告インタビューの様子

ページのトップへ

ジュール・エネルギーコンテストJENECON「ろうそく炎によるウェイトリフティング」に参加しました(9日)

第15回国際伝熱会議(IHTC-15)での市民公開セミナーとして、ジュールエネルギコンテスト第二次審査が国立京都国際会館で開催(8月9日(土))されました。一次(書類)審査を経て二次審査に臨みました。本国際伝熱会議は1951年から4年に1回開催され世界的に権威ある会議です。競技ルールは、水が入った容量500 mL(ミリリットル)のペットボトル1本をいかに少量のろうそくで「延べ10 m(メートル)」の高さまで持ち上げられるかを競います。本校はペルチェ素子を使って電気に変換してギアモータによりリフトを行いました。1mを10回繰り返してろうそくの消費量を調べました。発表会には熱・流体研究室(5年北川・磯道・堂本・中村君、専攻科1年廣澤君)が参加しました。北川君が英語で結果発表し、優秀賞を受賞しました。(機械工学科 吉本 隆光・赤対 秀明)

発表風景

発表風景

メンバー写真

メンバー写真

ページのトップへ

全国高専体育大会壮行会が行われました(5日)

8月5日(水)13時から本校ホールにおいて、全国高専体育大会に向けての壮行会が行われました。今年の全国大会は四国地区で開催されます。近畿高専大会を勝ち抜き全国大会への出場を決めた選手達は、伊藤校長、大淵副校長、安部後援会会長から激励を受け、決意を新たに全国大会での活躍を誓いました。
団体または個人の部で全国高専体育大会に出場するクラブは以下の通りです。
水泳部、バレー部、バドミントン部、卓球部、陸上部、バスケット部、テニス部、ソフトテニス部、剣道部、弓道部(全国高専弓道大会)
(広報室 中村 佳敬)

伊藤校長による激励

伊藤校長による激励

大淵副校長による激励

大淵副校長による激励

後援会会長による激励

後援会会長による激励

選手代表によるお礼

選手代表によるお礼

全国大会出場選手たち

全国大会出場選手たち

ページのトップへ

ソーラーカーレース鈴鹿2014(ENJYOY-IIクラス)で3位入賞しました(1日, 2日)

本校ソーラーカーチームが8月1日(金)、2日(土)に鈴鹿サーキットで開催されたソーラーカーレースに参戦しました。本校は社会人・大学生と同じENJYOY-IIクラスでエントリーしました。初日の予選では最速タイムを記録し、ポールポジションを獲得しました。2日目には4時間耐久レース形式での本戦が行われ、本校はENJYOY-IIクラス3位/18チーム、ENJYOY総合でも4位/35チームという好成績を収めました。表彰式ではシャンパンファイト(ノンアルコールです)も経験し、思い出深い大会となりました。(ソーラーカー部顧問 和田 明浩)

公式車検の様子

公式車検の様子

ポールポジションからのスタート

ポールポジションからのスタート

3位表彰台でシャンパンファイト

3位表彰台でシャンパンファイト

チームメンバー集合写真

チームメンバー集合写真

ページのトップへ