神戸高専だより 2012年5月

マシニングセンター寄贈記念式典を行いました(21日)

5月21日(月)、機械工学科機械工場にて、宮脇機械プラント(株)寄贈「立型マシニングセンター DuraVertical 5060」設置記念式典が開催されました。 式典では、宮脇社長様からご挨拶を頂戴し人材育成への重要性を述べて頂いた後、テープカットも行いました。本校を代表して、伊藤校長先生に謝辞を述べて頂きました。 これまでの経緯としては、昨年12月より宮脇機械プラント株式会社様と本校との間でご協議を重ねて頂き、本校に立型マシニングセンターが設置される運びとなりました。 本年3月8日に設置が完了し、3月12日に起動が確認され契約が締結されました。3月14日と15日には、技術指導が実施され、教職員と学生が指導を受け、 本科・専攻科での活用に向け活動を開始致しました。実習や研究で活用し、技術力向上に役立てて行きたいと思います。(機械工学科 宮本 猛)

[写真] 設置経緯の報告

設置経緯の報告

[写真] 宮脇機械プラント株式会社代表取締役 宮脇様のご挨拶

宮脇機械プラント株式会社代表取締役 宮脇様のご挨拶

[写真] 関係者の皆様によるテープカット

関係者の皆様によるテープカット

[写真] 伊藤校長による御礼の挨拶

伊藤校長による御礼の挨拶

[写真] 寄贈されたマシニングセンタ

寄贈されたマシニングセンタ

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金環日食に向けての自然科学部の取り組みが新聞で紹介されました(20日)

金環日食観測に向けての自然科学部の取り組みを毎日新聞(神戸版) にて紹介していただきました。

自然科学部では、金環日食に向けて次の3つの取り組みを実施します。
 (1)北限界境界線調査:
  本校学生600名を対象に、観測された日食が金環日食であったか、部分日食であったかを地図データと共にアンケートを実施。
 (2)日射量や、紫外線量、ソーラーパネルによる発電量変化の観測:
  光度計や紫外線量計、ソーラーパネルを用い、金環日食時の発電量などの変化を観測。
 (3)金環日食開始・終了の判断調査:
  金環日食の開始・終了時刻について、撮影による判断と、目視による判断とを比較し、判断時の差異について調査。
(自然科学部顧問 福本 晃造)

[写真] 毎日新聞(神戸版)記事(平成24年5月20日付)

毎日新聞(神戸版)記事(平成24年5月20日付)

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NHKロボコン校内アイデア発表会が行われました(17日)

11月に行われるNHK高専ロボコン予選に向けてアイデア発表会が行われました。 今年度は、ロボット工学研究会から2案、卒業研究の学生らのグループから1案の発表がありました。 各グループの発表後には、先生方から厳しい意見が多数投げかけられ活発な討論行われました。 この発表会で選ばれた2つの案を軸としてロボットの設計製作がスタートします。(機械工学科 朝倉 義裕)

[写真] 今年度のルール説明

今年度のルール説明

[写真] 競技フィールドの説明

競技フィールドの説明

[写真] ロボ研 上級生グループの発表

ロボ研 上級生グループの発表

[写真] ロボ研 下級生グループの発表

ロボ研 下級生グループの発表

[写真] 試作ロボットの動画を用いて発表

試作ロボットの動画を用いて発表

[写真] 卒業研究グループの発表

卒業研究グループの発表

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野外活動に行きました(11日・12日)

1年生は5月11日(金)から12日(土)の2日間、兵庫県南あわじ市にある「国立淡路青少年交流の家」において野外活動を行いました。 1日目の午前は講堂などで学生主事と各科の先生による講話、午後は野外でホステリングを行い、 さらに夜は研修室で各クラス毎に分かれてのクラスタイムで親睦を深めました。 2日目は、午前は2つのグル−プに分かれて、「カッター訓練」と「砂の造形」の研修活動を行いました。 午後は福良港から観潮船に乗って鳴門の渦潮見物をしました。残念ながら潮の加減で渦潮はあまり見られませんでしたが、 この2日間で、自然に触れ、クラスの団結力を養い、これからの高専での団体生活の基礎を学ぶことができたと思います。 (第1学年主任 田口 純子)

[写真] ホステリングです。地図を見て歩いて、クイズにも答えます。

ホステリングです。地図を見て歩いて、クイズにも答えます。

[写真] 砂の造形です。何ができるのかな?

砂の造形です。何ができるのかな?

[写真] カッター訓練です。もっとオールを揃えて!

カッター訓練です。もっとオールを揃えて!

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春の学年学科行事が行われました(11日)

恒例の「春の学年学科行事」が行われました。1年は研修(野外活動)として1泊2日で淡路島へ、 2、3年は学年ごと、4、5年は学科ごとに、それぞれ以下の場所に出かけたり、 研修をしたりしました。(広報室 尾崎 純一)

 1年生:国立淡路青少年交流の家(1泊2日)
 2年生:京都東山方面散策
 3年生:須磨浦公園駅〜須磨寺経由〜離宮公園のハイキング
 機械工学科4年:三菱電機伊丹製作所見学
      5年:進路指導
 電気工学科4年:三菱重工業神戸造船所、ホームズスタジアム見学
      5年:神戸市営地下鉄電力管理システムおよび変電所見学
 電子工学科4年:古野電気三木工場、神戸製鋼所加古川製鉄所見学
      5年:進路指導
 応用化学科4年:計算科学研究機構(京コンピュータ)、甲南大学フロンティアサイエンス学部見学
      5年:進路指導
 都市工学科4年:明石海峡大橋、橋の科学館、野島断層見学
      5年:進路指導

【2年】
5月11日、第2学年の学年行事を京都にて行いました。グループ単位で河原町駅に集合、 グループ毎に立てた行動計画に基づいて、京都・東山エリアを散策しました。 集合・解散の時間も厳守し、高専生として責任感のある行動ぶりでした。 早朝には少々雨がぱらついたりして、肌寒い日でしたが、活動時間中は雨も降らず、 清水寺や建仁寺、八坂神社、北野天満宮などを訪れ、歴史に思いをはせ、地元の人々とも 元気に交流した、文化的な一日となりました。(2年担任 今里 典子)

【4年】

■機械工学科4年■
5月11日(金)に機械工学科4年生の学年行事が行われました。例年、エンジニアとしての具体的な意識付けや、 進路を見据えての工場見学が実施されていますが、本年度も、三菱電機株式会社伊丹製作所の工場見学を 実施しました。初めに会社や工場の概要を説明いただき、電車などの車両推進システムや電動機、 変電所のガス絶縁開閉装置などの製造ラインを見学しました。また、一昨年度に本校を卒業した方の 説明や質疑応答の時間もあり、本校学生にとっては、非常に身近に感じたようでした。 本学年行事を通して、学生の意識付けや将来の進路に関して考えるうえで、非常に貴重な体験になりました。 (機械工学科 鈴木 隆起)

[写真] 全体説明の様子

全体説明の様子

[写真] 正門前での集合写真(M4D)

正門前での集合写真(M4D)

[写真] 正門前での集合写真(M4C)

正門前での集合写真(M4C)

■電気工学科4年■
電気工学科4年生は三菱重工業(株)神戸造船所の工場見学と、午後からはホームズスタジアム神戸の施設見学をさせていただきました。 神戸造船所では、主にエネルギー分野において、原子力発電プラントや船舶ディーゼル機関など、環境対策に配慮しつつ 社会基盤の整備に貢献する製品を手掛けておられる原動機・原子力部門を見学させていただき、日頃学んでいる電気の技術が どのように活かされているかを実感することが出来ました。また、シンガポール政府と協働でGPS利用の無ゲート高速道路システムの 実験を行われているなど神戸造船所のエンジニアが世界で活躍しておいでの様子に感銘いたしました。 ホームズスタジアムでは、3万3千ボルトの特別高圧受電設備や非常用発電システム、コジェネシステム、 大型映像・音響制御施設を電験3種・電気工事士有資格者の先輩から直接お話を伺いながら見学させていただき、 日頃の資格取得に向けた取り組みの重要性を改めて実感することが出来ました。(電気工学科 佐藤 徹哉)

[写真] 三菱重工業(株)神戸造船所での記念写真

三菱重工業(株)神戸造船所での記念写真

[写真] 見学させていただいた大型映像施設

見学させていただいた大型映像施設

[写真] ホームズスタジアム神戸での記念写真

ホームズスタジアム神戸での記念写真

■応用化学科4年■
応用化学科4年生はポートアイランドに行き、 午前中に理化学研究所計算科学研究機構(京コンピュータ)、 昼過ぎから甲南大学フロンティアサイエンス学部を見学しました。 京ではコンピュータの概要やそれを用いた研究例などの説明を受けた後、 正面のカーテンが開き、実際のコンピュータが目の前に現れました。 見学する学生の様子を撮影するためにテレビ局が取材に来ていました。 甲南大では学部の概要説明に引き続き3人の先生に研究紹介をして頂きました。 その後行われた施設見学では、生命化学を研究する上で重要な37℃の恒温室や 実験動物の飼育施設といった普段あまり見る機会のない施設を見ることができました。 (応用化学科 宮下 芳太郎)

[写真] 京:展示室の様子

京:展示室の様子

[写真] 京:公開されたスパコン

京:公開されたスパコン

[写真] 甲南大:説明の様子

甲南大:説明の様子

[写真] 甲南大:施設見学の様子

甲南大:施設見学の様子

【5年】

■電子工学科5年■
電子工学科5年では、進路指導として就職希望者と進学希望者に分かれて面接練習を実施しました。 特に進学においては、これから本格的に受験が始まるため、自分の進路について 考える上で貴重な時間となりました。(電子工学科 尾山 匡浩)

■都市工学科5年■
5年生春の学年行事は進路指導です。都市工学科では、卒業研究の研究室単位で学生が集合し、 就職希望の会社や進学先大学の絞込み等について、卒研指導教員と担任が相談にのる時間をとりました。 就職内定した学生は公欠した授業の復習に取り組みました。就職希望22名のうち、 4月末の時点で8名が内定を得ています。6月,7月...と後ろにいくと就職求人が先細りしますので、 夏休みまでに内定を得ることを目標にして、学生が就職活動しています。(都市工学科 酒造 敏廣)

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