学びの全体像
システム情報工学科では、専門系科目を学ぶために必要な基礎系科目と専門系科目、そして、実践系科目の3本柱で構成されたカリキュラム構造になります。
また、基礎系科目や専門系科目については、さらに基礎と応用と分けることで無理なく学べるように設計されています。
基礎ステージ Basic Stage
システム情報工学科の応用科目を学ぶための土台となる科目です。
システムを思いどおりに動かすには、しくみを理解する力が欠かせません。数学はデータの流れやプログラムの仕組みを読み解く道具になり、回路の知識は、コンピュータやシステムがどう動いているのかをより深く理解する助けになります。これらの知識で学びの幅がぐっと広がり、次のステージへとつながっていきます。
応用ステージ Applied Stage
基礎ステージで手にした知識を、実際に社会で役立つ技術へと進化させるステージです。
AIやデータサイエンス、ネットワークセキュリティ、ハードウェア制御など、より高度で専門的な分野へと学びを深めていきます。それぞれの知識を組み合わせることで、複雑なシステムを設計・開発する力が養われ、エンジニアとして課題を解決するための「実践力」が磨かれます。
3.1 基礎系科目応用
3.2 ソフトウェア応用 (Applied Software)
3.3 ハードウェア応用 (Applied Hardware)
実践ステージ Practical Training
1年生からエンジニアとしての「創造」が始まる、高専独自の特別なステージです。
座学で学んだ理論を、実験や実習を通してすぐに自分の手で試すことができます。チームで協力して答えのない課題に挑んだり、失敗を恐れずに試行錯誤を繰り返したりする経験は、教科書だけでは得られない「生きた技術」と「くじけない心」を育みます。
自身で選べる履修モデル
システム情報工学科では、必修科目で基礎を固めた上で、 将来のキャリアプランに合わせて選択科目を組み合わせることで、専門性を高めることができます。 ここでは代表的な3つの履修モデルを紹介します。
実践的ソフトウェア
技術者モデル
ソフトウェア開発やデータサイエンスを重点的に学び、情報システムの設計・開発に強い技術者を目指します。
- システムエンジニア (SE)
- データサイエンティスト / AIエンジニア
- Web/アプリ開発者
実践的ハードウェア
技術者モデル
ハードウェア設計や電子工学を重点的に学び、IoTデバイスや組込みシステムの開発に強い技術者を目指します。
- ハードウェアエンジニア
- 組込みシステム開発者
- IoTデバイス開発者
総合型実践的
技術者モデル
ソフト・ハード両面をバランスよく学び、システム全体を俯瞰できる総合的な技術者(アーキテクト)を目指します。
- システムアーキテクト
- プロジェクトマネージャー (PM)
- 技術コンサルタント
カリキュラムを支える最新設備
学生の創造性を最大限に引き出すため、ハードウェアからソフトウェア、 現実空間から仮想空間まで、あらゆる実験・開発が可能な環境を整備しています。
システム情報Lab Systems and Information Lab
地域共創テクノセンター 3F 高度情報研究フロア
高性能GPUサーバを格納するサーバ室と、モーションキャプチャ実験やネットワーク実験、 そしてフリーディスカッションなどができる大実験室を完備しています。 大実験室はパーティションを利用することで、プロジェクト規模に合わせて4つの実験室に分割・統合が可能です。
- 高性能GPUサーバ室
- モーションキャプチャエリア
- 可変型大実験室
※ 使用している画像は、まだ施設が完成していないためイメージ画像です。
デジタルファブリケーションLab Digital Fabrication Lab
アイデアを即座に「カタチ」にするためのモノづくり拠点です。 レーザ加工機、3Dプリンタ、3Dスキャナ、基板加工機など、 プロトタイピングに必要な装置が完備されており、学生たちはこれらを自由に利用して創作活動に没頭できます。
- レーザ加工機 / 基板加工機
- 各種3Dプリンタ
- 3Dスキャナ
システムLab(仮称) System Lab
現実空間から仮想空間まで、シームレスに実験が可能な次世代ラボです。 VR機器やロボットアーム、そして小型重機などを完備。 フィジカルな制御からバーチャルシミュレーションまで、学生が自由に実験を行えます。
- VR/AR/MR 実験機器
- 各種ロボット / 小型重機
- サイバーフィジカルシステム実験環境
ハイパフォーマンス
コンピューティングLab
High Performance Computing Lab
計算科学とAIの最前線を学ぶための拠点です。 高性能PCワークステーションや高度なネットワーク機器が配備されており、 本格的な大規模AIモデルの構築学習や、実践的なセキュリティ演習などが可能です。
- AI学習用ワークステーション
- セキュリティ演習ネットワーク
- 学生自由利用可能
マイスター制度(スキル認定)
本制度は現在構想段階の計画(案)であり、正式導入時に名称や要件が変更となる可能性があります。
君の得意分野を「称号」に変える成長型評価システム。
バッジを集めてランクを上げ、実社会で通用する「ライセンス」と最高峰の「マイスター」を目指せ。
ACADEMIC BADGE
知識・学力の証明
授業成績や認定試験の合格で獲得。
「知識」を証明する基礎バッジ。
ACTIVITY BADGE
行動・実践の証明
PBL、コンテスト、放課後の部活動や自主活動などで獲得。
「実践力」を証明する行動バッジ。
獲得したバッジの総数や質に応じて、各分野のランクが段階的に上がっていきます。
CROSS LICENSE SYSTEM
複数の分野でGOLDランク以上を獲得した学生には、
そのスキルの組み合わせに応じた
「スペシャル・ライセンス」が発行されます。
- 企業や自治体からの受託開発案件への参加権
- 最新機器の優先利用が可能
- 学内ベンチャーや学内企画提案を応援・支援
開発力とインフラ知識を兼ね備えたリーダー向けライセンス。 企業連携プロジェクトのプロジェクトマネージャーを担当可能。
高度なAIモデルの実装・展開が可能な学生向けライセンス。 専用GPUサーバの優先利用が可能になります。
4つの領域でマイスターを目指せ‼
SOFTWARE
MEISTER
HARDWARE
MEISTER
NETWORK
MEISTER
AI
MEISTER
GRAND MEISTER
グランドマイスター
4つの領域すべてを極めし者に与えられる、システム情報工学科、最高の名誉称号。
マイスターの中のマイスターとして、その名を刻む。