【 2025 年度 授業概要】
科   目 数学特講A ( Mathematics A )
担当教員 山路 哲史 准教授
対象学年等 全学科・5年・前期・選択・1単位【講義】 ( 学修単位I )
学習・教育
目標
C3(80%), D2(20%)
授業の概要
と方針
大学数学を学ぶための数学の基礎となる事柄を丁寧に講義する.さらに,演習を行うことにより,内容の定着と応用力の養成をはかる.



1 【C3】 大学数学を理解するために必要な基本的な記号を理解できる.
2 【C3】 証明の基本的な構成を理解し,自身で書くことができる.
3 【C3】 数学を主体的に学び進めるための,基本的な課題解決能力を得る.
4 【D2】 他の学生と協力して演習に挑み,課題解決することができる.
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1 試験,レポート,発表で評価する.
2 試験,レポート,発表で評価する.
3 試験,レポート,発表で評価する.
4 レポート,発表で評価する.
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成績は,試験70% レポート10% 発表20% として評価する.
テキスト 「イプシロン・デルタ論法完全攻略」:原惟行・松永秀章 著(共立出版)
参考書 「手を動かしてまなぶε-δ論法」:藤岡敦 著(裳華房)
「はじめて学ぶイプシロン・デルタ」:細井勉 著(日本評論社)
関連科目 国語,2年の数学I
履修上の
注意事項
・時間に余裕がある場合には,発展的な話題を扱うこともある.・参考書に挙げた書籍は全部揃える必要はない.

【授業計画( 数学特講A )】
上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など)
1 極限
高校数学における極限に関して解説し,演習を行う.
2 実数の性質
実数の性質に関して解説し,演習を行う.
3 数列の極限1
イプシロンエヌ論法による数列の極限の定義に関して解説し,演習を行う.
4 数列の極限2
収束する数列の性質をイプシロンエヌ論法を用いて解説し,演習を行う.
5 数列の極限3
収束しない数列に関して解説し,演習を行う.
6 数列の極限4
収束しない数列の性質に関して解説し,演習を行う.
7 演習
これまでの内容の総合的な演習を行う.
8 関数の極限1
イプシロンデルタ論法による関数の極限の定義に関して解説し,演習を行う.
9 関数の極限2
関数の極限の性質に関して解説し,演習を行う.
10 関数の連続性1
イプシロンデルタ論法による関数の連続性の定義に関して解説し,演習を行う.
11 関数の連続性2
連続関数の性質に関して解説し,演習を行う.
12 発表準備1
発表会へ向けての準備,発表練習を行う.
13 発表準備2
発表会へ向けての準備,発表練習を行う.
14 発表会
各グループによる成果発表を行う.
15 総合演習
これまでの内容の復習と総合的な演習を行う.


前期定期試験を実施する.