【 2024 年度 授業概要】
科   目 土木・建築設計製図T ( Design and Drawing for Civil Engineering and Architecture I )
担当教員 小塚 みすず 准教授
対象学年等 都市工学科・3年・前期・必修・1単位【演習】 ( 学修単位I )
学習・教育
目標
A4-S1(100%)
授業の概要
と方針
製図用具の正しい使い方と製図に関するJISおよび関連JISの規約を理解させ,構造物の写図,読図など製図の基本を修得させる.



1 【A4-S1】 製図の基本である,線や文字の種類等を理解し,正しく描くことができる.
2 【A4-S1】 製図を,正確に,明瞭に,迅速に描くことができる.
3 【A4-S1】 製図図面の写図および読図ができる.
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1 製図の基本である,線や文字の種類等を理解し,正しく描くことができているか,成果品(図面)で評価する.
2 製図課題を与え,正確かつ明瞭に描かれているか,迅速に描き,期限内に提出できたかについて,成果品(図面)およびレポート(作業日誌等)で評価する.
3 道路用RC側溝図,木造建築物の配置図および平面図の模写の課題を与え,写図および読図ができているかについて,成果品(図面)およびレポート(作業日誌等)で評価する.
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成績は,成果品(図面)90% レポート(作業日誌)10% として評価する.レポートは毎回の作業日誌を評価する.100点満点で60点以上を合格とする.なお,提出期限に遅れた場合は原則,評価の対象としない.また,一つでも課題が提出されない場合は不合格とする.
テキスト 配付する資料および製図例
参考書 「土木製図」:文部科学省検定教科書(実教出版)
「建築設計製図」:文部科学省検定教科書(実教出版)
関連科目 土木・建築設計製図II〜IV,CAD基礎,建築計画,建設都市法規
履修上の
注意事項
製図に必要な用具は購入し,毎回,自身の製図道具と配付資料を持参すること.

【授業計画( 土木・建築設計製図T )】
上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など)
1 オリエンテーションおよび線の練習(1)
製図用具の使い方,製図用紙のサイズ,製図の描き方について解説する.線の書き方について解説する.課題「線の練習」をケント紙に描く.
2 線の練習(2)および文字の練習
線の書き方について解説する.課題「線の練習」をケント紙に描く.製図用文字について解説する.課題「文字の練習」をケント紙に描く.
3 ショードローイングおよびグリッド線の練習
ショードローイングに用いられる平面用・立面用シンボルをについて解説する.課題「ショードローイングの練習」をケント紙に描く.等間隔に線を引く方法について説明する.課題「グリッド線の練習」をケント紙に描く.
4 道路用RC側溝図(1)
設計図法について解説する.課題「道路用RC側溝図」の写図を行う.
5 道路用RC側溝図(2)
設計図法について解説する.課題「道路用RC側溝図」の写図を行う.
6 道路用RC側溝図(3)および開口部・建具の練習(1)
課題「道路用RC側溝図」を仕上げる.様々な開口部や建具の説明と描き方について説明する.
7 開口部・建具の練習(2)
課題「開口部・建具の練習」をケント紙に描く.
8 提出課題の見直し(1)
これまで提出された課題を見直し,必要個所の修正および再提出を行う.
9 基準線,柱・壁の練習
建築の設計図法について解説する.課題「基準線,柱・壁,見えかかり線の練習」をケント紙に描く.
10 平屋建専用住宅設計図(1)
設計図法について解説する.課題「平屋建専用住宅設計図:配置図」の写図を行う.
11 平屋建専用住宅設計図(2)
課題「平屋建専用住宅設計図:配置図」の写図を行う.
12 平屋建専用住宅設計図(3)
課題「平屋建専用住宅設計図:平面図」の写図を行う.
13 平屋建専用住宅設計図(4)
課題「平屋建専用住宅設計図:平面図」の写図を行う.
14 平屋建専用住宅設計図(5)
課題「平屋建専用住宅設計図:平面図」の写図を行う.
15 提出課題の見直し(2)
これまで提出された課題を見直し,必要個所の修正および再提出を行う.


中間試験および定期試験は実施しない.