科 目 | 数学特講B ( Mathematics B ) | |||
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担当教員 | 横山 卓司 教授 | |||
対象学年等 | 全学科・5年・前期・選択・1単位【講義】 ( 学修単位I ) | |||
学習・教育 目標 |
C3(80%), D2(20%) | |||
授業の概要 と方針 |
線形代数学を中心とした数学について,これまで習得した内容を復習し,実践的な演習を行う. | |||
到 達 目 標 |
1 | 【C3】 ベクトルや行列の計算,連立方程式の解法,行列式の計算を理解し,問題が解ける | 2 | 【C3】 ベクトル空間や線型写像の理論を理解し,問題が解ける | 3 | 【C3】 行列の対角化や二次形式について理解し,問題が解ける | 4 | 【D2】 様々な現象と数学の対応を題材とした応用問題が解ける | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
評 価 方 法 と 基 準 |
到 達 目 標 毎 |
1 | 試験で評価する | |
2 | 試験で評価する | |||
3 | 試験で評価する | |||
4 | 試験で評価する | |||
5 | ||||
6 | ||||
7 | ||||
8 | ||||
9 | ||||
10 | ||||
総 合 評 価 |
成績は,試験100% として評価する.試験成績は中間試験と定期試験の平均とする.100点満点で60点以上を合格とする. | |||
テキスト | 「線形代数学 初歩からジョルダン標準形へ」:三宅 敏恒 著(培風館) | |||
参考書 | 「1冊でマスター 大学の線形代数」 : 石井俊全 (技術評論社) 「演習 線形代数 改訂版」:村上 正康・野澤 宗平・稲葉 尚志 共著(培風館) 「線形代数の演習」:三宅 敏恒 著(培風館) 「線型代数学」:長谷川浩司 (日本評論社) 「キーポイント線形代数」:薩摩 順吉・四ツ谷 晶二 (岩波書店) |
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関連科目 | 1〜3年の数学,4年の応用数学 | |||
履修上の 注意事項 |
参考書に挙げた書籍は全部買い揃える必要はない. 必要な時に図書館で参照するとよい. |
週 | 上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など) |
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1 | 線形代数の基本計算 |
授業で扱う用語や表記の確認を行う. 線型代数で基本技術とされる行列の簡約化, 行列式の計算, 固有値の求め方, 行列の対角化の方法などを確認する. | |
2 | ベクトルの復習と空間図形 |
ベクトルの内積と正射影,外積と面積・体積の関係について復習する.空間図形(直線,平面,球)の方程式,点と平面の距離の公式について復習する. | |
3 | 行列の計算, 様々な行列, 連立一次方程式 |
行列の計算,正則性,対称行列・交代行列・直交行列などについて演習する.連立一次方程式の解法について演習する. | |
4 | 行列の簡約化と階数 |
ベクトルの一次関係,および行列の階数などについて演習する. | |
5 | 行列式 |
行列式の計算, 余因子を用いた逆行列の計算などについて演習する. | |
6 | ベクトル空間 |
ベクトル空間の定義を確認する.多項式の作るベクトル空間などについて演習する. | |
7 | 内積空間 |
直交補空間, グラム・シュミットの正規直交化法, および正射影ベクトルなどについて演習する. | |
8 | 中間試験 |
前半で学んだ内容について試験する. | |
9 | 線型写像,線型変換 |
核Ker と像Im, 線型写像の表現行列などについて演習する. | |
10 | 固有値・固有ベクトル・固有空間 |
行列の固有値,固有ベクトル,固有空間などについて演習する. | |
11 | 行列の対角化 |
対角化可能性,および対称行列の直交行列による対角化などについて演習する. | |
12 | 二次形式の標準形 |
二次形式の標準形,および正定値などについて演習する. | |
13 | 行列のn乗, 数列と行列 |
行列のn乗, 数列と行列の融合問題について演習する. | |
14 | ジョルダン標準形 |
ジョルダン標準形を題材にした応用問題について演習する. | |
15 | 微分方程式と行列 |
微分方程式と行列の関係を題材にした応用問題について演習する. | |
備 考 |
前期中間試験および前期定期試験を実施する. 再試験を実施することがある. |