【 2017 年度 授業概要】

科　　　目			応用CAD ( Applied CAD )
担当教員			田島 喜美恵 講師
対象学年等			都市工学科・4年・後期・選択・1単位 ( 学修単位I )
学習・ 教育目標			A4-S1(100%)
JABEE 基準1(1)			(d),(g)
授業の概要 と方針			本講義では，3年で習得したCAD基礎の知識を基に，2次元CADソフト（Auto CAD LT）のコマンドの基本操作方法や描画法を習得する．また，創造教育演習として戸建住宅を例に，CADによる製図（平面図，立面図もしくは断面図の図面）を実践する．
到 達 目 標		1	【A4-S1】 AUTO-CADのすべてのコマンドを操作できる．
		2	【A4-S1】 AUTO-CADを用いた製図ができるようになる．
		3	【A4-S1】 習得したAUTO-CADによる操作を応用することができる．
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評 価 方 法 と 基 準	到 達 目 標 毎	1	到達度を課題提出物の図面巧拙により評価する．
		2	到達度を課題提出物の図面巧拙により評価する．
		3	設計条件の範囲内で，平面図に加えてインテリアや立面図なども表現できているか，提出図面により評価する．
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	総 合 評 価		成績は，基礎図面（演習１，２）30%　平面図及び立面図もしくは断面図（設計課題）70%　として評価する．100点満点とし60点以上を合格とする．なお，ひとつでも未提出課題がある場合は不合格とする．
テキスト			プリント
参考書			「図解 AutoCAD LT2002 スタートアップガイド」：村上 良一 著 （翔泳社） 「AutoCAD LT 2000 2000i 2002 建設編」：PDS CADセンター著（北樹出版）
関連科目			CAD基礎，土木・建築設計製図I～IV，応用建築設計製図I，II
履修上の 注意事項			本教科の関連科目は設計製図およびCAD基礎であり，将来CADを使用する可能性が考えられ，CADを幅広く活用できる技術者を目指す学生に対する科目である．受講人数を15名程度迄とし，希望者が多い場合は3年時の成績により受講者を決定する．

【授業計画（ 応用CAD ）】

回	上段：テーマ／下段：内容（目標、準備など）
1	ガイダンス及びAuto CAD LTの概要・初期設定
	講義内容，課題，評価方法など教科内容を説明し，Auto CAD LT 2002の概要についても説明する．オブジェクトのプロパティ，画層プロパティ管理，画面操作のためのマウスの使用法，画面の縮小拡大などについて，プロジェクタを用いてAuto CADの操作を説明する．
2	Auto CAD LT の基本的なコマンドの説明（1）
	分解，ポリライン，円の書き方などのコマンド説明を行う.
3	Auto CAD LT の基本的なコマンド説明（2）
	連続複写，鏡像，ストレッチ，トリムなどのコマンド説明を行う．
4	コマンドを用いた図面の描画（1）
	これまで学習したコマンドを使用し，課題図面を作成する.
5	コマンドを用いた図面の描画（2）
	引き続き図面を描画し完成させ，ファイルを提出する.
6	平面図と建具の描画（1）
	レイヤーの意味を理解し，レイヤー毎に建具，文字，躯体などを描き，住宅平面図を完成させる.
7	平面図と建具の描画（2）
	引き続き住宅平面図を作成し完成させ，ファイルを提出する．
8	戸建住宅の平面図描画（1）
	建築設計資料集成（日本建築学会編）に掲載されている戸建住宅の平面図を描画する．
9	戸建住宅の平面図描画（2）
	引き続き，戸建住宅の平面図を描画する.
10	戸建住宅の平面図描画（3）
	引き続き，戸建住宅の平面図を描画する．
11	戸建住宅の平面図描画（4）
	引き続き，戸建住宅の平面図を描画する．
12	戸建住宅の平面図描画（5）
	引き続き，戸建住宅の平面図を描画する．
13	戸建住宅の立面または断面図描画（1）
	建築設計資料集成（日本建築学会編）に掲載されている戸建住宅の立面または断面図を描画する．
14	戸建住宅の立面または断面図描画（2）
	引き続き，戸建住宅の立面または断面図を描画する．
15	戸建住宅の立面または断面図描画（3）
	引き続き，戸建住宅の立面または断面図を描画し完成させ，ファイルを提出する．
備 考	中間試験および定期試験は実施しない．