科 目 | 情報基礎 ( Fundamentals of Information Technology ) | |||
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担当教員 | 藤本 健司 准教授 | |||
対象学年等 | 電子工学科・1年・通年・必修・2単位 ( 学修単位I ) | |||
学習・教育 目標 |
A3(100%) | |||
授業の概要 と方針 |
本校情報処理システムを利用するための技術を学習する.主な内容は,タッチタイピング,電子メール,WWW閲覧,HTMLによるWebページ作成,Texなどである.また,情報倫理についても学習する. | |||
到 達 目 標 |
1 | 【A3】 コンピュータの基本的な操作ができるようになる. | ||
2 | 【A3】 タッチタイプの技術を習得する. | |||
3 | 【A3】 電子メール,WWWについてその仕組み,検索技術などを理解する. | |||
4 | 【A3】 インターネットを利用する際の基本的なマナーを身につける. | |||
5 | 【A3】 HTMLを用いて,Webページを作成できる. | |||
6 | 【A3】 Texを使用してレポートの作成ができる. | |||
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評 価 方 法 と 基 準 |
到 達 目 標 毎 |
1 | 基本的な操作やコマンドが理解できているかどうか演習課題に対するレポートと定期試験にて評価する. | |
2 | タッチタイピングができるかどうか,実技試験にて評価する. | |||
3 | 電子メールの使用方法や,WWWの仕組みについて理解できているかどうか,演習課題に対するレポートと定期試験で評価する. | |||
4 | マナーに対する知識や実際にマナーを守れているかどうか演習課題に対するレポートと定期試験にて評価する. | |||
5 | HTMLを理解できているかどうかWebページを作成させる演習課題に対するレポートと各コマンドに関して定期試験にて評価を行う. | |||
6 | Texを使用できるか確認するために演習課題に対するレポートを出させ,評価を行う.また,定期試験でTexの各種コマンドの利用方法に関して評価を行う. | |||
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総 合 評 価 |
成績は,試験70% レポート15% 実技テスト15% として評価する.100点満点で60点以上で合格とする.なお,最終の試験成績は定期試験2回分の単純平均とする. | |||
テキスト | 情報基礎テキスト Web教材 プリント |
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参考書 | 「情報リテラシー入門」:室賀進也 他,(コロナ社) |
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関連科目 | プログラミングI,プログラミングII | |||
履修上の 注意事項 |
週 | 上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など) |
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1 | センター利用のオリエンテーション |
センターを利用する心得やパソコン上で動作するLINUX(PC-UNIX)について,起動方法,ログイン,その他基本的な使用方法について学ぶ. | |
2 | キーボード操作,タイピング練習 |
キーボード配列,指のホームポジションなどについて学び,タッチタイピング練習ソフトを使った演習を行う. | |
3 | タイピング練習,X Window Sytem |
10分程,タイピング練習を行い,後半は,LINUX の GUI(Graphical User Interface) である X Window System(X) についてその基本的な操作について学ぶ. | |
4 | タイピング練習,ディレクトリ,基本コマンド |
10分程,タイピング練習を行い,後半は,ディレクトリやファイルについて説明し,ディレクトリやフェイルに関するコマンドについて学ぶ. | |
5 | タイピング練習,エディタ,テキスト作成1 |
10分程,タイピング練習を行い,後半は,テキストエディタ(Emacs) を用いたテキストファイルの作成方法について学ぶ. | |
6 | タイピング練習,エディタ,テキスト作成2 |
第5週と同じ. | |
7 | 演習 |
タッチタイピング(実技テスト),基本操作,テキストファイルの作成などに関する演習を行う. | |
8 | コミュニケーションのための技術:電子メール1 |
電子メールの仕組みと,センターのメールシステムについて学ぶ.また,メールを使用する上で重要な個人情報の流出やウィルスなどの問題について学ぶ. | |
9 | コミュニケーションのための技術:電子メール2 |
第8週の続き.メールリーダとしてSylpheed を用いたメールの送受信の方法を学ぶ.最後にメールの送受信に関する演習を行う. | |
10 | WWWによる情報収集1 |
各種ホームページを利用して様々な情報を収集できることを説明し,実際にweb を利用した情報検索のやり方を習得する.また,検索エンジンの種類についても説明し,適切な検索エンジンを選べるようにする. | |
11 | 演習 |
電子メールの使用方法とWWWによる情報収集の演習を行う.まず,複数のテーマを用意し,それに対してWWWで情報を収集させる.集めた情報をまとめさせ,電子メールで提出させる. | |
12 | HTMLによるWebページ作成1 |
web ページを記述する方法であるHTML (Hyper Text Markup Language)について学習する.演習を交えながらHTMLの習得を行う. | |
13 | HTMLによるWebページ作成2 |
第12週と同じ. | |
14 | HTMLによるWebページ作成3 |
第12,13週と同じ. | |
15 | 演習 |
Webページ作成に関する演習を行う. | |
16 | TeX(その1) |
TeXに関する説明と,基本的なコマンドについて学習する.講義と演習を繰り返しながら,TeXに関する技術を習得する. | |
17 | TeX(その2) |
第16週と同じ. | |
18 | TeX(その3) |
第17週と同じ. | |
19 | TeX(その4) |
第18週と同じ. | |
20 | TeX(その5) |
第19週と同じ. | |
21 | 演習演習 |
Texに関する演習を行う. | |
22 | Texによるレポート作成1 |
複数のテーマから1つのテーマを選びTexを用いてレポートの作成を行う. | |
23 | Texによるレポート作成2 |
第22週の続き. | |
24 | プレゼンテーションの基礎1 |
プレゼンテーションを行う上で重要なこと(テーマ,内容)や,データの整理方法,及び発表方法について学ぶ. | |
25 | プレゼンテーションの基礎2 |
プレゼンテーション用資料の作成方法について学ぶ. | |
26 | 演習1 |
グループに分かれて自由課題に対するプレゼンテーションを行うための準備を行う. | |
27 | 演習2 |
第26週の続き. | |
28 | 演習3 |
第27週の続き. | |
29 | まとめ1 |
第26週と第27週で作成したプレゼンテーションの資料を用いて各グループ毎にプレゼンテーションを行う. | |
30 | まとめ2 |
第29週の続き | |
備 考 |
前期定期試験および後期定期試験を実施する. |