【 2006 年度 授業概要】
科   目 都市システム工学 ( Civil System Engineering )
担当教員 加古 裕二郎
対象学年等 都市工学科・5年・前期・選択・1単位 ( 学修単位I )
学習・教育
目標
工学系複合プログラム JABEE基準1(1)
A4-4(100%) (d)1,(d)2-a,(d)2-d,(g)
授業の概要
と方針
都市計画の概要と土地利用計画,公園緑地計画,都市交通計画,供給処理施設計画,市街地開発事業などについて,神戸市や兵庫県の例を通じて,具体的に講義するとともに,学生が興味を抱きそうな最近話題になっている先進事例の現地見学等を行い,学習効果を高める。



1 【A4-4】  都市の基本構想を説明できる。
2 【A4-4】  土地利用計画を説明できる。
3 【A4-4】  市街化区域と市街化調整区域,用途地域を説明できる。
4 【A4-4】  都市交通計画を説明できる。
5 【A4-4】  公園緑地計画を説明できる。
6 【A4-4】  供給処理施設計画を説明できる
7 【A4-4】  市街地開発事業等を説明できる
8  
9  
10  












1 都市の基本構想を説明できるかは,レポート及び試験で評価する。
2 土地利用計画を説明できるかは,レポート及び試験で評価する。
3 市街化区域と市街化調整区域,用途地域を説明できるかは,レポート及び試験で評価する。
4 都市交通計画を説明できるかは,レポート及び試験で評価する。
5 公園緑地計画を説明できるかは,レポート及び試験で評価する。
6 供給処理施設計画を説明できるかは,レポート及び試験で評価する。
7 市街地開発事業等を説明できるかは,レポート及び試験で評価する。
8  
9  
10  




成績は,試験80% レポート20% として評価する.
テキスト プリント講義
参考書  
関連科目 都市環境工学,都市交通計画学,数理計画学
履修上の
注意事項
講師は市役所の実務担当者であるので最後に現場見学(実習)を経験させる。都市工学の交通,水工,施工,経営などの環境系の科目が総合的に関連する。

【授業計画( 都市システム工学 )】
上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など)
1 都市の基本構想(基本構想)
神戸市を例として,都市づくりの基本的な考え方について学ぶとともに,震災復興のまちづくりについて紹介し,今後のまちづくりのあり方を考える。
2 都市の基本構想(神戸の都市づくりと震災復興)
同上
3 土地利用(土地利用計画)
神戸市を例として,都市づくりの基本となる土地利用計画の考え方と,それを実現するための手法,手続きなどについて学ぶ。
4 土地利用(市街化区域と市街化調整区域,用途地域)
同上
5 土地利用(その他の地域地区等)
同上
6 公園緑地計画(計画の目的・効果と配置計画)
神戸市を例として,公園,緑地計画の目的,効果やその配置についての考え方を学ぶ。
7 都市交通計画(都市の交通)
神戸市を例として,都市交通の現状とあるべき方向性について学ぶとともに,道路,駅前広場,駐車場等を中心とした交通計画立案の手法,手続きについて学ぶ。
8 まとめ(復習)
1〜7週のまとめ(復習)
9 都市交通計画(交通需要予測と道路計画)
7に同じ
10 都市交通計画(駅前広場と駐車場)
同上
11 供給処理施設計画(上下水道)
神戸市を例として,都市における供給処理施設計画について学ぶ。
12 供給処理施設計画(その他の供給処理施設)
同上
13 市街地開発事業等(土地区画整理事業,市街地再開発事業)
神戸市を例として,都市整備を面的に行うための手法とその計画,実施について学ぶ。
14 市街地開発事業等(その他の市街地開発事業)
同上
15 今後の神戸の都市づくり
これまでの神戸の都市づくりの歴史や,震災復興のまちづくりをふまえ,今後の神戸市のまちづくりのあり方について考える。


中間試験は実施しない.定期試験を実施する.