2005 年度情報処理シラバス

【 2005 年度授業概要】
学習・教育目標			工学系複合プログラム	ＪＡＢＥＥ基準１（１）
科　　　目			情報処理 ( Information Processing )
担当教員			上中宏二郎
対象学年等			都市工学科・2年・通年・必修・2単位
学習・教育目標			－	－
授業の概要と方針			本講義では，C言語でプログラムを作成することに慣れさせ，卒業研究などの数値計算を行うための基礎学力を養成することを目的とする．講義の最後に，自己作成したプログラムを発表する資料を作成し，プレゼンテーション能力を養う．
到達目標		1	画面表示ができる．
		2	分岐と繰り返しが使用できる．
		3	配列と文字列を使用できる．
		4	関数の利用ができる．
		5	C言語でファイルの入出力ができる．
		6	表計算ソフトとプレゼンテーションソフトの使用ができるようになる．
		7
		8
		9
		10
評価方法と基準	到達目標毎	1	各自プログラムを作成し，画面表示ができるようにする．
		2	各自プログラムを作成し，分岐と繰り返しを修得する．
		3	各自プログラムを作成し，配列を理解させる．
		4	数値計算に必要な関数を用いてプログラムを作成させる．
		5	ファイルの入出力を用いて，作成したプログラムの計算結果を別のファイルに保存させる．
		6	表計算ソフトとプレゼンテーションソフトを用いて，各自作成したプログラムを発表する資料を作成させる．
		7
		8
		9
		10
	総合評価		試験成績50％、授業中の演習またはレポート50％の割合で総合評価する。
テキスト			「やさしく学べるC言語」黒瀬、福田共著（森北出版）、プリント
参考書			「情報処理、建設工学シリーズ」：星、伊藤、笹田（森北出版）
関連科目
履修上の注意事項			関連科目：数学，物理

【授業計画（情報処理）】
週	上段：テーマ／下段：内容（目標、準備など）
1	プログラム作成の基本操作
1	テキストエディタの使用方法．
2	C言語の基礎知識(1)
2	ソースプログラムとコンパイル
3	C言語の基礎知識(2)
3	ソースプログラムとコンパイル
4	入出力と演算(1)
4	整数および実数の和差積商
5	入出力と演算(2)
5	整数および実数の和差積商
6	入出力と演算(3)
6	画面表示
7	入出力と演算(4)
7	課題作成
8	入出力と演算(5)
8	課題作成
9	分岐と繰り返し(1)
9	if文を利用したプログラムの作成
10	分岐と繰り返し(2)
10	if文を利用したプログラムの作成．
11	分岐と繰り返し(3)
11	while文を利用したプログラムの作成．
12	分岐と繰り返し(4)
12	for文を利用したプログラムの作成．
13	分岐と繰り返し(5)
13	for文またはwhile文を用いた面積の計算．
14	分岐と繰り返し(6)
14	for文またはwhile文を用いたルートの計算．
15	分岐と繰り返し(7)
15	for文またはwhile文を用いたわり算
16	配列と文字列(1)
16	配列の入出力
17	配列と文字列(2)
17	整数の最大と最小
18	配列と文字列(3)
18	平均値
19	配列と文字列(4)
19	スコア表
20	配列と文字列(5)
20	ベクトルの内積
21	配列と文字列(6)
21	課題作成
22	関数(1)
22	sine, cosine, tangentについて
23	関数(2)
23	円周上の座標とルートの計算
24	関数(3)
24	正弦定理と余弦定理
25	表計算ソフトとプレゼンテーションソフト
25	表計算ソフトの演習とプレゼンテーションソフトの利用
26	ファイル処理
26	あらかじめ作成しておいたtext fileのデータを読み込み，別のファイルに保存するプログラムの作成．
27	課題作成
27	ファイル処理を用いたプログラムとプレゼンテーションファイルの作成．
28	課題作成
28	ファイル処理を用いたプログラムとプレゼンテーションファイルの作成．
29	課題作成
29	ファイル処理を用いたプログラムとプレゼンテーションファイルの作成．
30	課題作成ならびに成果発表
30	学生をランダムに抽出し，わかりやすい成果発表．
備考	前期，後期とも定期試験のみ実施する．