科 目 | 英語 ( English ) | |||
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担当教員 | 上垣 宗明 | |||
対象学年等 | 機械工学科・3年C組・通年・必修・4単位 | |||
学習・教育 目標 |
工学系複合プログラム | JABEE基準1(1) | ||
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授業の概要 と方針 |
1、2学年で習得した4技能の充実、特にReadingの力の充実を目指し、目的に合った読み方を身につけさせる。連続的かつ累計的な学習になるように、既習事項との関連を重視し、段階的な学習を進めていく。また、多様な分野の話題を通じて、学生の視野を広げ、思考力、想像力を豊かにする。 | |||
到 達 目 標 |
1 | 英語の基礎となる第5文型を理解する。 | ||
2 | 語彙力をつけるとともに品詞に関する事柄が理解できる。 | |||
3 | 次の文法事項について基本的な事柄を理解し、英文解釈に利用できるようにする。(無生物主語の構文、強調構文、倒置構文、譲歩構文、比較級、数詞、仮定法) | |||
4 | 素早く概要を読み取るスキミングという読み方を身につける。 | |||
5 | 素早く必要な情報を読み取るスキャニングという読み方を身につける。 | |||
6 | パラグラフ・リーディングを通して、作者の意図を読み取る力を身につける。 | |||
7 | 文や段落のつながりを考えながら、作者の意図を的確に推察する力を身につける。 | |||
8 | 発音記号を正しく発音できる。 | |||
9 | 英文を通して、外国の人々の文化、生活様式、物の見方を理解する。 | |||
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評 価 方 法 と 基 準 |
到 達 目 標 毎 |
1 | 第1文型~第5文型が正しく理解できているかを中間試験と定期試験で評価する。 | |
2 | 単語だけでなく、熟語等が理解できているか、また、名詞、形容詞、動詞、副詞などの基本的な品詞が理解できているかを中間試験と定期試験で評価する。 | |||
3 | 無生物主語の構文、強調構文、倒置構文、譲歩構文、比較級、数詞、仮定法が理解できているかを中間試験と定期試験で評価する。 | |||
4 | スキミングがマスターできているかを中間試験と定期試験で評価する。 | |||
5 | スキャニングがマスターできているかを中間試験と定期試験で評価する。 | |||
6 | パラグラフ・リーディングをマスターし、作者の意図を読みとる思考力がついているかを演習で評価する。 | |||
7 | 作者の意図を的確に推察する想像力が身についているかを演習で評価する。 | |||
8 | 全ての発音記号が正しく発音できているかを演習で評価する。 | |||
9 | 外国の諸事情について、知識が豊かになったかを演習で評価する。 | |||
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総 合 評 価 |
到達目標1~5の中間試験と定期試験70%、到達目標6~9の授業中の演習30%で評価する。加点制度あり。 | |||
テキスト | 「New Crown English Reading 」: 霜崎實ほか14名編著(三省堂) 「基礎からの新総合英語」:高橋潔、根岸雅史共編(数研出版) 「GENIUS 英和辞典 第3版」:小西友七、南出康世編集(大修館書店) |
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参考書 | ||||
関連科目 | ||||
履修上の 注意事項 |
本科目は、2年次英語、3年次英語演習、及び4年次英語演習に関連する。 英検で取得した級、または、TOEICの成績に応じて加点する。 |
週 | 上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など) |
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1 | Saying the Same Thing in Different Ways(1) |
論説文を読み、言語の表現構造の違いと文化の相違を関係づけて理解し、実際に翻訳することを通して、日本語と英語の発想の違いを考える。復習として、5文型の確認をする。 | |
2 | Saying the Same Thing in Different Ways(2) |
第1週目と同じ。発音記号が正しく理解できているかを確認する。 | |
3 | This Is Not a Pipe(1) |
論説文を読み、マグリットの絵画を通して、常識にとらわれない彼の発想や世界観、表現方法を探り、なぜ、不思議な絵を描いたのかについて学習する。この題材を通して、芸術や生き方について考える。数詞について理解を深める。 | |
4 | This Is Not a Pipe(2) |
第3週目と同じ。 | |
5 | When the World Melts (1) |
アラスカの永久凍土が溶けていき、イヌイットの昔ながらの知恵が環境の変化に対応できなくなってしまったことに関する新聞記事を読み、環境や文化、民族についての見識を深める。地球温暖化への理解を深め、身の回りを観察してその徴候を探してみる。パラグラフ・リーディングについて学習する。品詞の理解を深める。 | |
6 | When the World Melts (2) |
第5週目と同じ。 | |
7 | When the World Melts (3) |
第5週目と同じ。 | |
8 | 中間試験 |
9 | 中間試験のまとめ |
中間試験の解説をする。第1週目~第7週目のまとめをする。特に、文型や発音記号、数詞、品詞に重点をおいて学習する。 | |
10 | Interview with Ichiro(1) |
MLBで活躍している鈴木一郎のインタビューを読み、スポーツを通して、人の生き方について考える。日米のプロ野球のスタイルの違いを理解し、文化の差異が影響しているかどうかを考える。また、インタビューの形式や新聞のスポーツ記事の形式に慣れる。スキミングをマスターする。 | |
11 | Interview with Ichiro(2) |
第10週目と同じ。 | |
12 | Interview with Ichiro(3) |
第10週目と同じ。 | |
13 | The Grameen Bank(1) |
貧困のバングラディシュを底辺から底上げしようとするユヌスが書いたエッセイを読み、発展途上国における貧困層の現状を理解する。また、自分が発展途上国のリーダーであると仮定し、どんな政策ができるかを考えてみる。仮定法や譲歩構文を理解する。 | |
14 | The Grameen Bank(2) |
第13週と同じ。 | |
15 | The Grameen Bank(3) |
第13週目と同じ。 | |
16 | 定期試験のまとめ |
定期試験の解説をする。第10週目~第15週目のまとめをする。特に、仮定法と譲歩構文に重点を置く。 | |
17 | This Dizzy World(1) |
「地球は高速で回っているのに、人は目が回らないのだろうか。」という、素朴な疑問を科学的に解明している論説文を読み、身近な疑問を科学的に検証してみる。比較表現を理解する。 | |
18 | This Dizzy World(2) |
第17週目と同じ。 | |
19 | This Dizzy World(3) |
第17週目と同じ。 | |
20 | Plenty of Room at the Bottom(1) |
最先端技術ナノテクが切り開く未来の可能性や、それに伴う危険性を新しい科学技術の進歩に見る。最先端技術によって未来にどんなことが可能になるかや、技術の開発とそれに伴う倫理問題について、過去の事例を例に取るなどして考える。強調表現を理解する。 | |
21 | Plenty of Room at the Bottom(2) |
第20週目と同じ。 | |
22 | Plenty of Room at the Bottom(3) |
第20週目と同じ。 | |
23 | 中間試験 |
24 | 中間試験のまとめ |
中間試験の解説をする。第17週目~第22週目のまとめをする。特に、比較表現と強調表現に重点を置く。 | |
25 | The Meaning of Education in Modern Society(1) |
情報が氾濫する社会の中で、私たちは正しい取捨選択を迫られている。そうした社会の中での、教育の意義と図書館の役割を考える。題材として、インタビューの記事を読み、教育・図書館・情報についての自分の考えを持つ。無生物主語の構文や倒置構文について学習する。 | |
26 | The Meaning of Education in Modern Society(2) |
第25週目と同じ。 | |
27 | The Meaning of Education in Modern Society(3) |
第25週目と同じ。 | |
28 | “I Have a Dream” - Martin Luther King, Jr.(1) |
キング牧師の名演説 “I Have a Dream”の全文を読み、スピーチの形式に慣れる。また、スピーチでよく用いられるレトリックの手法について考察する。牧師の演説から、アメリカの民族についてのことや、歴史についての知識を深める。スキャニングをマスターする。 | |
29 | “I Have a Dream” - Martin Luther King, Jr.(2) |
第28週目と同じ。 | |
30 | “I Have a Dream” - Martin Luther King, Jr.(3) |
第28週目と同じ。 | |
備 考 |
・中間試験を実施する。 ・定期試験を実施する。 |