2005 年度機械実習シラバス

【 2005 年度授業概要】
学習・教育目標			工学系複合プログラム	ＪＡＢＥＥ基準１（１）
科　　　目			機械実習 ( Laboratory Work in Mechanical Engineering )
担当教員			土居巌，土井隆史
対象学年等			機械工学科・2年B組・通年・必修・3単位
学習・教育目標			－	－
授業の概要と方針			１年生の実習を踏まえ、旋盤作業ではさらに高度な課題に取り組ませる。NCフライス盤作業では使用方法、プログラミングを習得させる。分解組立では各機械の構造と工具の使用方法を理解する。電気実習では電気の基礎を理解させる。
到達目標		1	旋盤作業では加工精度を要求する。
		2	NCフライス盤作業ではプログラミングができ、実用に応じた加工ができるようにする。
		3	分解組立では旋盤、原動機付き自転車、手仕上げ、板金などを取り入れ工具の名称、用途などを理解させる。
		4	電気実習では基本作業を中心にハンダ付け、各種測定器具の使用方法を理解させる。
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評価方法と基準	到達目標毎	1	製品、レポートを60％、作業意欲を40％で評価する。理解度と製品の精度。
		2	製品、レポートを60％、作業意欲を40％で評価する。理解度と製品の精度。
		3	製品、レポートを60％、作業意欲を40％で評価する。理解度
		4	製品、レポートを60％、作業意欲を40％で評価する。理解度と製品の精度。
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	総合評価		４ショップから100点法で成績を出し、その合計を4で割り平均点を学年成績とする。
テキスト			各ショップで資料配布
参考書			「機械工作法」:平井三友・和田任弘・塚本晃久(コロナ社)
関連科目
履修上の注意事項			安全第一とする。実習服、安全靴、帽子は必ず着用する。各ショップでは1週目に安全教育を実施する。関連科目は２年生必修の機械工作法で実習で取り扱う機械の概要を知っておく。

【授業計画（機械実習）】
週	上段：テーマ／下段：内容（目標、準備など）
1	機械実習ガイダンス
1	年間スケジュール、2週目より各ショップに別れ、７週ずつ実施し、１年を通し４ショップで学習することの概略を説明。班分けを準備し、安全に作業するようにガイダンスを行う。
2	機械1-旋盤作業
2	旋盤によるねじ切り
3	機械1-旋盤作業
3	旋盤によるねじ切り
4	機械1-旋盤作業
4	旋盤による中ぐり
5	機械1-旋盤作業
5	旋盤による中ぐり
6	機械1-旋盤作業
6	各種材料の切削
7	機械1-旋盤作業
7	各種材料の切削
8	機械1-旋盤作業
8	各種材料の切削
9	機械2-NCフライス盤、研削盤
9	研削作業
10	機械2-NCフライス盤、研削盤
10	NCフライス盤の取り扱い
11	機械2-NCフライス盤、研削盤
11	NCフライス盤のプログラミング
12	機械2-NCフライス盤、研削盤
12	NCフライス盤のプログラミング
13	機械2-NCフライス盤、研削盤
13	NCフライス盤のプログラミング
14	機械2-NCフライス盤、研削盤
14	NCフライス盤のプログラミング
15	機械2-NCフライス盤、研削盤
15	NCフライス盤のプログラミング
16	工場見学
16	今まで学習してきたことが、実社会ではどのように使われているのかを、工場を見学し知識を拡げる。
17	分解組立、手仕上げ
17	旋盤の分解
18	分解組立、手仕上げ
18	旋盤の組立
19	分解組立、手仕上げ
19	タップ、ダイスによるねじ切り
20	分解組立、手仕上げ
20	板金加工によるちりとりの作成
21	分解組立、手仕上げ
21	やすり加工による平面仕上げ
22	分解組立、手仕上げ
22	原動機付き自転車の分解
23	分解組立、手仕上げ
23	原動機付き自転車の組立
24	電気実習
24	ハンダ付けの基礎
25	電気実習
25	抵抗とコンデンサの読み方
26	電気実習
26	テスターの使い方(1)
27	電気実習
27	テスターの使い方(2)
28	電気実習
28	オシロスコープの使い方
29	電気実習
29	回路の製作
30	電気実習
30	回路の製作
備考	中間試験、定期試験は実施しない。