| 科 目 | 機械工作法 ( Manufacturing Technology ) | |||
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| 担当教員 | 本田 辰男 | |||
| 対象学年等 | 機械工学科・2年B組・前期・必修・1単位 | |||
| 学習・教育 目標 |
工学系複合プログラム | JABEE基準1(1) | ||
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| 授業の概要 と方針 |
「ものづくり」には材料と加工と設計の知識が必要である。それを達成するためには、より高い加工技術が必要である。そのために機械工作の基礎となる加工方法を全般にわたり講義する。また兵庫労働局よりガス溶接技能講登録教習機関に認定(兵基安認定第203号)された学校として、その講習規定に沿い講義を行い、修了試験が受験できるようにする。 | |||
| 到 達 目 標 |
1 | 金属の基本的な加工法が理解できる。 | 2 | 鋳造方法、非破壊検査方法について理解できる。 | 3 | 塑性加工方法について理解できる。 | 4 | 溶接法について理解できる。 | 5 | ガス溶接技能講習会の座学の内容が理解できる。 | 6 | 切削加工方法について理解できる。 | 7 | 研削加工方法について理解できる。 | 8 | 9 | 10 |
| 評 価 方 法 と 基 準 |
到 達 目 標 毎 |
1 | 金属の基本的な加工法が理解できているか中間試験、課題レポートで評価する。 | |
| 2 | 鋳造方法、非破壊検査方法について理解できているか中間試験、課題レポートで評価する。 | |||
| 3 | 塑性加工方法について理解できているか中間試験、課題レポートで評価する。 | |||
| 4 | 溶接法について理解できているか中間試験、課題レポートで評価する。 | |||
| 5 | ガス溶接技能講習会の座学の内容が理解できているか定期試験、課題レポートで評価する。 | |||
| 6 | 切削加工方法について理解できているか定期試験、課題レポートで評価する。 | |||
| 7 | 研削加工方法について理解できているか定期試験、課題レポートで評価する。 | |||
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| 9 | ||||
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| 総 合 評 価 |
到達目標1,2,3の中間試験40%,4,5,6,7の定期試験40%、課題レポート20%で評価する。 | |||
| テキスト | 「機械系教科書シリーズ3機械工作法」:平井三友,和田任弘,塚本晃久共著(コロナ社) 「ガス溶接・溶断作業の安全」:厚生労働省安全課編(中央労働災害防止協会) |
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| 参考書 | 「機械工作要論」:大西久治著(理工学社) 「最新機械製作」:機械製作法研究会編(養賢堂) |
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| 関連科目 | ||||
| 履修上の 注意事項 |
1年生の機械実習の内容をよく理解していること. | |||
| 週 | 上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など) |
|---|---|
| 1 | 機械工作法について |
| 金属の加工性と機械工作法の分類、機械製作の順序 | |
| 2 | 鋳造 |
| 鋳造の概要、模型と鋳型 | |
| 3 | 鋳造 |
| 溶解炉と鋳込み、鋳物の欠陥、非破壊検査法 | |
| 4 | 鋳造 |
| 鋳造用金属材料、特殊鋳造法 | |
| 5 | 塑性加工 |
| 塑性加工の概要、鍛造、圧延、プレス加工 | |
| 6 | 溶接 |
| 溶接の概要、溶接の種類と形式 | |
| 7 | 溶接 |
| 溶接部の性質、各種材料の溶接 | |
| 8 | 中間試験 |
| 9 | ガス溶接技能講習 |
| ガス溶接の業務のために使用する設備の構造および取り扱いの方法に関する知識 | |
| 10 | ガス溶接技能講習 |
| ガス溶接の業務のために使用する設備の構造および取り扱いの方法に関する知識 | |
| 11 | ガス溶接技能講習 |
| ガス溶接の業務のために使用する可燃性ガスおよび酸素に関する知識 | |
| 12 | ガス溶接技能講習 |
| ガス溶接の業務のために使用する可燃性ガスおよび酸素に関する知識、関係法規 | |
| 13 | 切削加工 |
| 切削加工の概要、旋盤、ボール盤、中ぐり盤 | |
| 14 | 切削加工 |
| フライス盤、平削り盤、形削り盤、立削り盤、NC工作機械 | |
| 15 | 研削加工 |
| 研削加工の概要、平面研削盤、円筒研削盤、内面研削盤、特殊研削法 | |
| 備 考 |
中間試験を実施する。定期試験を実施する。 |