科 目 | 地理 ( Geography ) | |||
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担当教員 | 八百 俊介 | |||
対象学年等 | 機械工学科・1年A組・通年・必修・2単位 | |||
学習・教育 目標 |
工学系複合プログラム | JABEE基準1(1) | ||
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授業の概要 と方針 |
地表面における自然現象(地形・気象)の形成要因を学習する。ついで、地表面を投影した地形図から情報を読み取る手法を学ぶ。また、人口変化と人口構成の形成要因を学ぶ。さらに、人間の諸活動の一部である農業・工業の立地要因と交通網・都市の内部構造の成り立ちや都市の中心性・都市システムの判定方法を学習する。最後に知覚と行動を形成する要素を学習する。 | |||
到 達 目 標 |
1 | 気候特性の形成要因を気候の三要素を用いて説明することができるとともに、気候区分ができる | 2 | 地形を識別し、その形成要因が理解できる。地震の発生メカニズムが理解できる | 3 | 地形図から地形など地理的情報を読み取ること、2地点間の距離、方位が計算できる | 4 | 人口変化の要因が理解でき、人口構成から地域特性が判別できる | 5 | チューネンの孤立国、ゲームの理論を元に農作物選定のプロセスが理解できる | 6 | ウェーバーの立地論と立地指向性から工業の立地因子とパターンが理解できる | 7 | 交通を指標として地域を分析する方法が理解できる | 8 | 商業・サービス業、住宅を中心とした都市の内部構造と都市システムが理解できる | 9 | 空間認識と日常行動の成り立ちが理解できる | 10 | 人間の諸活動と環境の関係が理解できる |
評 価 方 法 と 基 準 |
到 達 目 標 毎 |
1 | 気候特性の形成要因を理解しているか試験で評価する。気候区分ができるか課題で評価する | |
2 | 地形を識別し、その形成要因が説明できるか試験で評価する。地震のメカニズムが理解できているか中間試験で評価する。 | |||
3 | 地形図から地形など地理的情報を読み取ることができるか、2地点間の距離、方位が計算できるか、定期試験・課題で評価する | |||
4 | 人口変化の要因が理解でき、人口構成から地域特性が判別できるか定期試験・課題で評価する | |||
5 | 農作物選定のプロセスが理解できているか中間試験で評価する | |||
6 | 工業の立地因子、立地指向性が理解できているか中間試験で評価する | |||
7 | 交通と地域の関係、交通システム分析が理解できているか中間試験で評価する | |||
8 | 都市の内部構造と都市システムが理解できているか定期試験で評価する | |||
9 | 空間認識と日常行動の成り立ちが理解できているか定期試験で評価する | |||
10 | 人間の諸活動と環境の関係が理解できているか中間試験・定期試験で評価する | |||
総 合 評 価 |
到達目標1〜10の中間試験と定期試験90%、1,3,4、10の課題10%で評価する | |||
テキスト | 地理テキスト(独自編集、配布) |
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参考書 | なし |
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関連科目 | ||||
履修上の 注意事項 |
週 | 上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など) |
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1 | 気候要素と特性1 |
気候要素の地理的分布を学習し、データから気候特性を読み取るとともに、形成要因を学習する。 | |
2 | 気候要素と特性2 |
第1週目と同じ。小気候について学習する | |
3 | 気候要素と特性3 |
第1週目と同じ。気候区分の方法を学習する | |
4 | 地形と営力1 |
大地形・小地形の識別と、その形成要因について学習する | |
5 | 地形と営力2 |
第4週目と同じ | |
6 | 地形と営力3 |
第4週目と同じ | |
7 | 地形と営力4 |
第4週目と同じ。地震について学習する | |
8 | 中間試験 |
第7週目までの範囲で試験を行う | |
9 | 地形図の判読1 |
地形図から各種地理的情報を読み取る学習をする | |
10 | 地形図の判読2 |
第9週目に同じ | |
11 | 地形図の判読3 |
第9週目と同じ。2地点間の距離・方位の算出方法を学習する | |
12 | 人口変化と要因1 |
人口転換論を中心に人口変化の社会的・経済的要因を学習する | |
13 | 人口変化と要因2 |
第12週目に同じ | |
14 | 人口構成と地域1 |
人口構成(年齢別、産業別等)と地域特性の関係を学習する | |
15 | 人口構成と地域2 |
第14週目に同じ | |
16 | 農業の成立1 |
チューネンの立地論、ゲームの理論、集約性を元に農作物の選定、分布を学習する | |
17 | 農業の成立2 |
第16週目に同じ | |
18 | 農業の成立3 |
第16週目に同じ。農業と環境の関係について学習する | |
19 | 工業立地1 |
ウェーバーの工業立地論、工業の特性と立地指向性に基づく分類について学習する | |
20 | 工業立地2 |
第19週目に同じ | |
21 | 工業立地3 |
第19週目に同じ。工業発展と環境の関係について学習する | |
22 | 交通と地域1 |
交通の発達と地域の関係、交通を数量的に分析する方法について学習する | |
23 | 中間試験 |
第21週目までの範囲で試験を行う | |
24 | 交通と地域2 |
第22週目に同じ | |
25 | 都市の内部構造1 |
都市の内部構造を商業地域の分類、住宅地の分布を中心に学習する | |
26 | 都市の内部構造2 |
第25週目に同じ | |
27 | 都市システム1 |
都市の中心性と都市システムについて学習する | |
28 | 都市システム2 |
第27週目に同じ | |
29 | 知覚と行動1 |
空間の認識と認知地図の成り立ちについて学習する | |
30 | 知覚と行動2 |
デイリーパスの形成過程を学習する | |
備 考 |
中間試験・定期試験とも実施する |