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ニュージーランドの提携校(オタゴ・ポリテクニック)への短期留学のご案内
3年生〜1年生の学生・保護者の皆さんへ
各方面で国際化が求められていますが、本校の教育方針の3つめに「国際性を育てる教育」があり、「国際・情報都市神戸にふさわしい高専として、世界的視野を持った、国際社会で活躍できる優秀な技術者を育てます。」とあります。
本校では、この方針を達成するために、授業を中心に多角的に取り組んでいますが、その一環として、海外の提携校とオリジナルなプログラムを組み、平成27年3月に第1 回短期留学を実施しました。さらに、平成29年3月に、大阪府立高専と共催で、第2 回短期留学を実施しました。この度、第4 回を開催することになりましたのでお知らせします。民間旅行社のものとは異なる、本校と提携校が協働開発したオリジナルの密度の濃い海外短期留学に行ってみませんか。
参加を希望する学生は,募集申込書(募集要項の最終項)に必要事項を記載の上,10月1日(月) 17:00 までに担任へ提出してください。
- 名 称
- 平成30年度オタゴ・ポリテクニック短期留学
- 時 期
- 日程表: PDF形式
- 平成31(2019)年3月7日(木)〜3月22日(金)
- 募集要項
- 募集要項のダウンロード: PDF形式
- 募集定員
- 18名 (大阪府立高専でも同時に18名を募集し、計36名を派遣予定)
- 募集対象
- 3年生以下の学生(応募が定員に満たない場合は検討。本校・大阪府立高専から教員各1名が引率。)
- 応募方法
- 応募申込書(募集要項の最終項)に必要事項を記入の上,10月1日(月) 17:00 までに担任に提出
- 選抜方法
- 応募が18名を超えた場合、志望動機などの課題作文等により上位18名を選抜する。
- 主な内容
- English + Engineering Programme
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授 業 : 英会話、技術英語、CAD、数学、エンジニアリングデザイン(ブリッジコンテスト)
参加者が計36名の場合、機械工学o電気工学の専門科目を取り入れた機電系コースを一部設けることを検討現地学生
との交流(予定):オタゴ学生との週1回のランチ、語学専攻の学生のアシスタント、ブリッジコンストでの共同作業、ニュージーランドと日本における工業、工業教育、観光などの紹介と意見交換 宿 泊 : ホームステイ(逆に、オタゴの学生の日本家庭への受け入れはありません) - 費 用
- 約40〜45万円(予定)
- 費用に幅があるのは、サーチャージ(飛行機に乗る際の、燃料費の高騰などによる付加的費用。現在は無し。)、為替レート等により変動する可能性があるためです(参加者が36名を下回ったときの按分増などの可能性もあります)。なお、プログラムの中で週末の観光等のオプションが用意されており、それは別料金となります。逆に、既にパスポートを持っていれば、その費用などは不要です。
- 今後の主な日程
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10月1日(月)17:00 短期留学参加 申込締め切り - ニュージーランド及びオタゴ・ポリテクニックについて
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○ ニュージランド ( New Zealand )
- 公用語:英語、マオリ語
- 首都:ウェリントン
- 最大の都市:オークランド
- 面積:約27万km2(世界73位) ⇔ 日本:38万km2、60位
- 大きさ:北島・南島約2000km ⇔ 日本:北海道・九州約3000km
- 人口:445万人(122位) ⇔ 日本:1億2600万人(10位)70%が北島に住んでいる。
- 人口密度:16.5人/km2 ⇔ 日本:337人/km2
- ヨーロッパ系白人:68%、マオリ族:15%、ゴールドラッシュ1960年以降、中国人が増えている。 マオリ族は、顔も含め、モコと言われる刺青をしていることが多い。
- 英語:96%、マオリ語:4%
- 通貨:ニュージランドドル(NZD)78.8円/NZD(2017.6.5現在)
- 歴史:
- ・9世紀ごろポリネシア人が開拓、その子孫がマオリ人
- ・1907年9月26日, イギリスより独立、スコットランド、イギリス、オランダから移住
- ・1985年, 日本とワーキングホリデー協定を結ぶ(30歳以下、1年間)
- 特徴:
- ・ラグビーのオールブラックス、試合前のダンス「ハカ」は有名、クリケットも盛ん。
- ・車は90%以上が日本車、かつ中古車を輸入している。交通は日本と同じ(車左通行)、ただし、交差点はロータリー方式もある。
- ・人口の10倍以上の家畜のため地球温暖化の指摘もある。羊・牛の「ゲップ・おなら」はメタンガスであり、CO2よりも21倍温室効果があると言われている。
- ・エネルギーは、風力・水力で70%、原子力は法律で規制されている。人口が多くないので必要ない。
ニュージランドは、16の地方に分かれる。
● 北島
1. ノースランド 2. オークランド 3. ワイカト 4. ベイ・オブ・プレンティ 5. ギズボーン 6. ホークス・ベイ 7. タラナキ 8. マナワツ・ワンガヌイ 9. ウェリントン(クック海峡を挟む)首都ウェリントン、政府機関が集中、最大都市:オークランド、年間100日以上の降雨、火山活動
● 南島
10. タスマン 11. ネルソン 12. マールボロ 13. ウェスト・コースト 14. カンタベリー 15. オタゴ 16. サウスランド中心都市:クライストチャーチ、南半球のアルプス山脈:クック山(3754m)、クィーズタウン:世界的観光地、南島から2600km離れて南極大陸がある。
○ オタゴ地方
- 3万km2、人口20万人、18歳以下が30%と若い町である。 ・中心都市:ダニーデン市、オークランド市から約1000km、飛行機で2時間の距離、12.5万人、平均気温:夏23℃、冬11℃。南島では学生が減っているが、オタゴ地方は学生の卒業生・在学生の充足率を高めているので、3年間増え続けている。工業に力を入れてきた。
- 9つの大学、17のポリテクニックがある。政府の評価で、オタゴ・ポリテクニックは、No.1の評価を受けた。
○ オタゴ・ポリテクニック ( Otago Polytechnic )
3キャンパス:ダニーデン、セントラルオタゴ、オークランド。学生数:4000名、教職員600名。 ダニーデンキャンパスの工学系のひとつに、School of Architecture, Building and Engineering (ABE School) 学生数:650名、教職員65名。政府からの資金は潤沢で(No.1ゆえ)、高価な機械が多く導入されている。日本の高専レベル以上である。