国際交流

北カリフォルニア日本文化コミュニティセンター生徒との来校交流 YMCA

 本校におきましては国際・情報都市神戸にふさわしい高専として世界的視野を持った国際社会で 活躍できる技術者の育成を基本方針の一つとして取り組んでおりますが、このたび公益財団法人神戸YMCAと協力して、 2013年7月31日(水)に 北カリフォルニア日本文化コミュニティセンターから派遣された生徒10名と引率リーダ2名の来校を受け入れました。また、一部の生徒は来校に先立ち7月27日(土)から31日(水)までの期間、本校学生の家庭にホームステイ致しました。

 7月31日(水)は、伊藤校長先生および訪日団を代表してMs.Lori Matoba様より開会の辞を頂戴した後、お互いの学校生活を紹介し、質疑応答やディスカッションを通じてお互いの理解を深めた後に、部活動や卒業研究や実験実習の体験を行いました。
 はじめに本校学生を代表して電気工学科4年の土江君が本校の紹介を行い、続いて本校の参加学生の紹介、さらに質疑応答を通して交流を深めました。来校生徒の皆さんは米国の高校生活(Life in America)を、CultureやMusicやFashionなどについて“What Teens Do For Fun”の視点で紹介してくれて、とても楽しく米国の高校生活をイメージすることができました。紹介の最後にはプレゼン内容にもとずくQuizが行われ、正解者には素敵なお土産をいただきました。難しい問題には来校生徒が本校学生側に来て応援して(ヒントを)くれるなど本当に盛り上がって楽しいひと時を過ごすことができました。

 その後の体験は2班に分かれて、電気工学実験部の本年度のRoboCup全国大会に出場したサッカーロボットの紹介とデモンストレーションを行いました。実際にボールを追い駆けて相手ゴールを目指すデモンストレーションでは活発な質問もいただき、楽しく技術を学ぶ姿勢も伝えられたことと思います。またRoboCupのルール上、本来ロボットは完全な自律制御で動作しますが、今回はリモコン操作も可能として、自律ロボットとの対戦も体験していただきました。ICT応用教育工学研究室によるiPhone英単語学習アプリ体験ではNative Speakerならではの脳波データ計測にもご協力いただき、また開発の舞台裏を体感いただくために簡単なプログラムの作成も体験いただきました。

 さらに昼食後には、機械工学科の流体研究室でホバークラフトの乗車体験をさせていただき、機械工場を見学し、CADルームでは3Dプリンタも紹介いただきました。また、弓道場では模範実技の後に、来校生徒一人一人に弓道部員が丁寧に弓矢の取り扱いを説明し、気持ちよく矢を放てるように上達していただくことができました。集合写真の撮影後に会議室に戻り、赤対副校長先生からお別れのご挨拶とともに『本校オリジナル“絆”Tシャツ』をお土産に贈呈いただき、大変に喜んでいただくことができました。また、訪日団を代表してMs.Lori Matoba様より記念品を頂戴いたしました。お別れは名残惜しく、最後までお互いの連絡先を交換する様子も見られ、米国の生徒にとっても本校学生にとっても本当に有意義な交流を持つことができました。


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伊藤校長先生による歓迎のお言葉

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Ms.Lori Matoba様による開会の辞

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E4土江君による本校の学校紹介と学生生活の紹介

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学校紹介に続いて本校の参加学生全員が一人一人自己紹介を行いました

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来校生徒の皆さんから“Life in America”と題して米国高校生の生活をご紹介いただきました

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What Teens Do For Fun

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人気テレビ番組の紹介

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Popular MusicやFashionのご紹介もいただきました

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Quizでは来校生徒が本校学生側に来て応援して(ヒントを)くださったので、
ほとんどの学生が正解して素敵なサンフランシスコのお土産をいただきました


 午前の体験プログラムは、2班に分かれて、電気工学実験部のサッカーロボットとICT応用教育工学研究室によるiPhone英単語学習アプリを体験いただきました。電気工学実験部では、まずはじめに部員が協力してRoboCup競技とサッカーロボットについて説明した後、実際にボールを追い駆けて相手ゴールを目指すデモンストレーションを行い、活発な質問をいただきました。

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RoboCup競技とサッカーロボットについて説明した後にデモンストレーションを行いました

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目にもとまらぬ速さが自慢のサッカーロボットの操縦も体験いただきました

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ゴールが決まるたびに大きな歓声に包まれ盛り上がりました

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来校生徒と本校交流学生と電気工学実験部の皆さんとの記念撮影


 ICT応用教育工学研究室では、昨年夏の交流会に本校学生として参加して種々のプログラムを体験させていただいていた女子学生が、今年は講師役を務めてくれました。

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iPhone英単語学習アプリ体験では、Native Speakerならではの脳波データ計測にもご協力いただきました

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Native Speakerの視点でのアドバイスも頂戴し、有意義な交流を行なうことができました

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開発の舞台裏を体感いただくために、簡単なプログラムの作成も体験いただきました

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熱意に溢れる鋭い指摘も頂戴するなど、活発で有意義なディスカッションを行うことができました


 午前の体験プログラム終了後は会議室に戻って、朝のお互いの学校紹介・学生生活紹介に関する質疑応答やディスカッションも続けながら、皆でお弁当をいただきました。

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E4土江君の音頭で手を合わせていただきますを唱和しました

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本校学生の身を乗り出して積極的にコミュニケーションを図る姿が印象的でした


 午後の体験プログラムも、2班に分かれて、機械工学科の流体研究室と機械工場とCADルームと、弓道場を訪問させていただきました。

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機械工学科流体研究室でのホバークラフト乗車体験

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空中に浮かぶと僅かな力で滑るように動くのが印象的でした

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機械工場では5軸工作機械の紹介をいただきました

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CADルームでは3Dプリンタの説明に加え、作成した恐竜のフィギュアやブローチも紹介いただきました


 弓道場では模範実技の後に、来校生徒一人一人に弓道部員が丁寧に弓矢の取り扱いを説明し、気持ちよく矢を放てるように上達していただくことができました。

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弓道部員による模範実技

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来校生徒一人一人に弓道部員が丁寧に弓矢の取り扱いを説明してくれました

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マンツーマンで丁寧に弓の引き方をお教えしています

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来校生徒の皆さんも丁寧な指導のおかげで次第に気持ちよく矢が放てるようになってきました

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弓道部の皆さんのおかげで本当に貴重な体験をさせていただくことができました


 午後の体験プログラム終了後には、来校生徒の皆さんと各体験プログラムを提供してくれた本校学生も一緒に記念撮影を行いました。その後は会議室に戻り、赤対副校長先生からお別れのご挨拶とともに『本校オリジナル“絆”Tシャツ』を贈呈いただき、Ms.Lori Matoba様からも記念品を頂戴いたしました。お別れは名残惜しく、最後までお互いの連絡先を交換する様子も見られ、米国の生徒にとっても本校学生にとっても本当に有意義な交流を持つことができました。

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一般科棟1F正面階段で皆で記念写真を撮影しました

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Tシャツの左胸には“神戸高専”

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背中には“絆(きずな)”と書かれています

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訪日団を代表してMs.Lori Matoba様より素敵なサンフランシスコの記念品を頂戴しました

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お互いの連絡先を交換する姿も見られました

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最後は皆で見えなくなるまでお見送りしました

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