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- 国際交流(archive) 2011/7/8 JENESYS
国際交流
外務省JENESYSプログラムに基づくインドネシア生徒との来校交流
JENESYS(Japan-East Asia Network of Exchange for Students and Youths)プログラムは、 平成19年度より開始された 外務省の『21世紀東アジア青少年大交流計画』に基づく交流プログラムです。 本校におきましては国際・情報都市神戸にふさわしい高専として世界的視野を持った国際社会で 活躍できる技術者の育成を基本方針の一つとして取り組んでおりますが、このたび財団法人 日本国際協力センター関西支所と協力して、平成23年度プログラムに基づき、 平成23年7月8日(金)にインドネシア共和国から理系高校生23名と引率教員2名の来校を受け入れました。また、一部の生徒は7月8日(金)から10日(日)までの期間、本校学生の家庭にホームステイ致しました。
7月8日(金)は朝9:00に来校され、午前中はホールで歓迎式を行った後、ソーラー発電施設の見学などを交えながら学校紹介を行い、さらに2班に分かれて電気工学科2年の論理回路と電子工学科3年の数学の授業に参加しました。授業は全て英語で行われ、演習問題にも本校学生とペアになり英語で相談しながら取り組んでくれました。授業の後は食堂へ移動し、ペアで演習に取り組んだ学生と昼食を共にして交流を深めました。
![]() ホールでの歓迎式 |
![]() 学校紹介の後には活発な質問もいただきました |
![]() 屋上のソーラーパネル見学 |
![]() 応用化学科3年の数学の授業に参加し、 英語で相談しながら演習問題に取り組みました |
![]() 電気工学科2年のデジタル回路の授業に参加し、 演習問題の答えも英語でペアで発表しました |
![]() 一緒に演習問題に取り組んだペアとの昼食で 交流も深めることができました |
午後の体験プログラムは、前半は全員で電子工学科、応用化学科、都市工学科で授業や実験を体験しました。後半は3班に分かれて機械工学科、電気工学科、弓道場を訪問しました。どこの会場においても、インドネシアの生徒の皆さんの真剣な眼差しと明るい笑顔が印象的でした。
![]() 電子工学科での画像合成体験 |
![]() PCを使って合成実験を行いました |
![]() 応用化学科での化学実験 |
![]() 都市工学科でのコンクリート破壊実験 |
![]() 機械工学科での熱実験室の見学 |
![]() ホバークラフトの原理を活かした重量物の移動実験 |
![]() 機械工学科での機械要素実験室の見学 |
![]() 機械工学科での知能情報実験室の見学 |
![]() 電気工学科でのiPhoneプログラム体験 |
![]() 2人1組になってプログラムを作成しました |
![]() 弓道場での体験 |
![]() 本校学生が丁寧に指導させていただきました |
体験プログラムの最後には、インドネシアの皆さんと午前中一緒に授業を受けた本校学生や午後の体験プログラムの準備を担ってくれた専攻科生や教職員も一緒に記念撮影を行いました。
ホールに戻り、課外活動を代表して電気工学実験部が本年度のRoboCup全国大会に出場したサッカーロボットのデモンストレーションを行った後、お別れのセレモニーでは、生徒の皆さんにインドネシアの歌と踊りを披露していただきました。
引き続きホストファミリーとの対面式が行われ、19:00には全ての生徒がホストファミリーの自宅に向かい、充実した一日を終えることができました。授業で一緒に演習問題に取り組む等で直接の交流を行った学生だけでなく、準備や当日の運営を担ってくれた学生にとっても貴重な1日になったことと思います。
![]() 本校学生と一緒に記念撮影をしました |
![]() 準備を担ってくれた専攻科生も一緒に入りました |
![]() 電気実験部のロボカップサッカーロボット紹介 |
![]() デモの後も身を乗り出して活発な質問が続きました |
![]() ホールでのお別れセレモニー |
![]() インドネシアの歌と踊りを披露いただきました |
![]() ホストファミリーとの対面式 |
![]() 各ご家庭からお迎えに来てくださいました |
また、7月10日(日)18:00から、ホームズスタジアム神戸のレストラン『ウルティモ』で財団法人 日本国際協力センターによるホストファミリーの皆様とのお別れ会が行われました。本校からは来賓として赤対副校長先生が挨拶されるとともに、写真部が撮影した学校交流時の写真をスライドショーで紹介しました。インドネシア生徒は皆それぞれの衣装に身を飾り、歌や踊りを披露してくれました。最後に本校写真部が土日返上で写真を収めてくれたCDを一人一人に手渡して大変に喜んでいただくことができました。ホテルへ戻るバスに乗り込む際には、泣きながら抱き合って離れられない姿があちこちに見られ名残惜しいお別れになりました。ホストファミリの皆様からも『貴重な経験ができて楽しかった。来年も募集時には希望登録させていただきたい』とのお声を頂戴し、本校学生に貴重な機会を提供できたことを嬉しく思います。
![]() 赤対先生によるご挨拶 |
![]() 小林(洋)先生ご発声による乾杯 |
![]() 民族衣装での踊り |
![]() 全員揃っての合唱 |