神戸高専ソフトテニス部の特色

最終更新日 : 2023 年 5 月 3 日

全員が厳しい中にも楽しくソフトテニスしています

部全体で4つの決まりを設定して、日々の活動に取り組んでいます。その4つとは、

  1. 部員全員が楽しくテニスができる
  2. 常に技術向上を目指す(現状のプレーに満足しない)
  3. 部の規律を守る(挨拶,感謝,報・連・相など)
  4. 勉強とテニスの両立(テニスのために勉強を犠牲にしない)
です。とくに1つめのソフトテニスを楽しむことが部としては最も大切です。 次の2つは、運動部として、同好会的にならないために重視しています。 最後は、高専という学校の中での部活動である以上、達成できない者は活動できません。 主将を中心とした部の運営により、この4つの指針が維持されています。

5年間、たっぷりソフトテニスに打ち込めます

高専生には大学受験がありませんので、 高等学校のように3年生の春で部活動を引退するということはなく、 3年生後半以降も練習や試合などの活動を継続して行えます。 3年生の夏までは普通の高校生と同様、高体連主催の出られる全ての試合に参加して、 成果をおさめています。 4年生以上はKCCTクラブとして兵庫ソフトテニス連盟に加盟しており、 一般社会人の大会に参加しています。 高校・大学・一般社会人の大会とは別に、 全国の高専生だけが参加できる近畿高専体育大会(7月)、 全国高専体育大会(8月)もあります。 それらの大会に向けて、練習試合も多数組まれ、経験を積むことができます。 各学年の年間スケジュールについては、こちら をご覧ください。

目標とする大会がたくさんあります

全国の高等専門学校(57校あります)の頂点を決めるのが、 8月に行われる全国高等専門学校体育大会(全国高専大会)です。 この大会に出場するためには、近畿圏で行われる予選大会で、 原則として、団体では優勝、個人ではベスト3(女子はベスト2)に入らなくては 出場できません。 神戸高専ソフトテニス部は過去に優秀な成績を残しており、 団体で5回の全国優勝を勝ち取っています。最近では2013年度に優勝しました。 女子個人戦でも2021年度に優勝しました。 先輩方の栄光に続かんと、部一丸となって毎日の練習を全力で取り組んでいます。

開催年開催地成績
2022年香川県高松市女子ダブルス 3位(冨岡・冨岡組)
2021年青森県八戸市女子ダブルス 優勝(冨岡・冨岡組)
2019年山口県岩国市女子シングルス 準優勝(久語)
2015年宮崎県都城市女子ダブルス 3位(永吉・山阿組)
2014年徳島県徳島市女子ダブルス 3位(藤井・山阿組)
2013年宮城県仙台市団体の部 優勝
2010年富山県高岡市団体の部 3位
2009年鹿児島県霧島市 男子個人 準優勝(宇川・萩原組)
2008年北海道釧路市団体の部 準優勝
全国高専体育大会での神戸高専の近年の活躍

それ以前の全国高専体育大会の記録については、 こちらをご覧ください。

高専の大会だけでなく、3年生までは、通常の高等学校と同様に、 インターハイや近畿大会の出場も目標にしています。 そのための春の総体予選 (ゴールデンウィークに実施される神戸市内大会と、 6月初めに実施される兵庫県大会)が重要な大会になります。 この春の総体予選に準じて大事な大会が、 秋の新人戦(9月の神戸市新人戦と、その勝ち残りで行われる11月の兵庫県新人戦)です。 2014年度からは11月に兵庫県高校シングルス大会が新設されました。 3年生以下も、団体戦、個人戦ともよい成績を残すために 日々練習にはげんでいます。

4年生以上が参加する兵庫ソフトテニス連盟主催の大会も 積極的に出場しています。兵庫県の一般の選手達はレベルが大変高く、 高専生が勝ち抜くのはなかなか大変です。 全日本クラスの選手も多く出場しており、出場するだけで大変勉強になります。

その他、 神戸高専の在る神戸学園都市周辺の大学・高専で行われる学園都市交流戦(6月)、 地域で行われるオープン大会など、様々な大会に積極的に参加して、 よい成績をおさめています。

女子部員も男子と一緒に活動しています

高専という学校自体に女子学生が少ない(1学年240人中40人程度)ため、 ソフトテニス部でも女子部員は少なめです。 通常、高校では男子ソフトテニス部と女子ソフトテニス部は別の組織として 活動することが多いようですが、神戸高専ではひとつの部として 練習も男女の差なく一緒に行っています。 高専に入ってからソフトテニスを始める女子部員も多いですが、 先輩の男子部員から指導を受けて、めきめき上達しています。 中学でソフトテニスの経験がなくても、2年生になると、 経験者と遜色なくプレーを行えるようになります(これは男子でも同じです)。 他校との練習試合は、女子だけで単独で行うこともあります。 2013年,2014年,2015年,2021年,2022年と連続して近畿高専大会で女子個人優勝、 全国高専大会においては、2014年は藤井・山阿組が、 2015年は永吉・山阿組がそれぞれ女子ダブルス3位に入賞、 2019年は久語が女子シングルスで準優勝、 2021年は冨岡・冨岡組が女子ダブルスで優勝(2022年は3位)と、 男子に負けずに戦績を残しています。


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