上垣 宗明
(UEGAKI Muneaki)
准教授 [修士 (言語教育) ]
研究概要
1 今日では、非常に多くの外国人英語教師が日本の英語教育に貢献している。しかし、
外国人英語教師の効果についての研究は始まったばかりであり、今後も外国人英語教
師が増えると予想されるなかで、実際の教育現場での研究が必要になっている。彼らが
授業をすることで学生たちにどのような効果をもたらしているのかを、心理的な視点から
と英語能力からの視点から調査し、外国人英語教師の有用性について研究する。
2 神戸高専では、2002年度以降、5年生及び専攻科生を対象にしたプレゼンテーション形
式のスピーチコンテストが実施されている。そのコンテストでは、英語のみならず映像を駆
使したコミュニケーション能力が競われている。プレゼンテーションの評価方法は、まだ、確
立されていないのが現状である。多くの事例を検証し、より客観的に評価できる方法やその
項目について検討している。
主な研究業績
1.外国人講師が学生に与える影響 ―anxietyとlistening abilityについての調査―
関西英語教育学会 英語教育研究 No. 26 pp.137−151、2003年6月
2.ALTの効果について ― 聞き取り能力と不安 ―
国立高等専門学校協会 高専教育 第27号 pp.239-242、2004年3月
3.英語プレゼンテーションコンテストの実施に向けての取り組み (共著)
関西英語教育学会 英語教育研究 No.28 pp.49−62、2005年7月
4.プレゼンテーションコンテストの評価項目の再検討
神戸高専研究紀要 第46号, pp.115-120 (2008.3)
5.英語プレゼンテーションの評価について
高専教育 第32号、 pp.555-560、2009年3月
6.プレゼンテーションにおけるポーズの役割
神戸市立工業高等専門学校研究紀要 47号、pp. 143-148 2009年3月
所属学会、協会
関西英語教育学会
外国語教育メディア学会
全国高専英語教育学会
担当教科(平成23年度)
英語演習(3年後期・4年前期・C5通年)
時事英語(専攻科)