電子工学科の実験実習用PCを紹介します!(2024)

目次
2024年度より、神戸高専としてノートPCのご用意をお願いする形となりました。
一方で、PCと一概に言っても中古で数千円の物から数十万円もするものまで、世の中には様々なPCがあり、 『入学に合わせて購入を考えているけどどんなPCを選べばいいかわからない…』『スペックの表を見ても分からない…』といった方もおられるかと思います。
そこで今回は、電子工学科の実験実習用に導入されているPCを紹介していきたいと思います。
一つの参考情報としてご覧ください。
電子工学科として推奨するスペックについては、それぞれの機能紹介と共に こちらのページ でも紹介していますので是非、参考にしてください!
PCのご紹介
電子工学科の実験実習で使用しているノートPCを紹介していきたいと思います。
1. ASUS / TUF Gaming FX507ZU4-I7R4050PRO

CPU | Intel / Core i7-12700H |
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メモリ | 16GB |
グラフィック(CPU) | NVIDIA GeForce RTX 4050 |
SSD | MVNe 512GB |
導入時期 | 2024年1月 |
つい先日導入されたばかりのPCで、電子工学科の 実験実習用PC としては最新のものです。
一般的には、eSportsなどでも用いられる「ゲーミングPC」と呼ばれるものになります。
「学校の設備でゲーミングPC?」と思われる方もいるかもしれません。しかし、ゲーミングPCは高性能なCPUやグラフィックを搭載しているため、遊びを目的とせずともいわゆる「ハイスペックなPC」としての十分な性能を発揮します。
導入されたばかりのため、本格運用は2024年度からとなりますが、AI学習の勉強会などでも活用を期待している機種となります。
2. ASUS / Ryzen 7 3750H

CPU | AMD / Ryzen 5 4500U |
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メモリ | 16GB |
グラフィック(CPU) | NVIDIA GeForce GTX 1650 |
SSD | MVNe 512GB |
導入時期 | 2020年11月 |
2020年度に導入されたPCの1つで、こちらも2020年度に導入されたPCの1つで、先に紹介したPCと同様、高性能マシンとして導入されました。
特に導入当時は、学科内で学生が使える共用のPCとしてはかなり性能が良かったこともあり、『AI技術者習得のための勉強会』の上級コースでも大活躍でした。
引き続き、電子工学科では実験実習で用いる共用PCとして頑張ってもらいます!
……ちなみにこれはオマケ要素にはなるのですが、ゲーミングPCではおなじみの発光ギミックもあり、綺麗に光ります。全台並べてみた写真もございますので是非『ギャラリー』ページもご覧ください。
2. Lenovo // Thinkpad E15 (Gen2)

CPU | AMD / Ryzen 5 4500U |
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メモリ | 16GB |
グラフィックボード | なし |
SSD | MVNe 256GB |
導入時期 | 2020年11月 |
こちらも2020年度に導入されたPCの1つで、主にマイコンやロボットを扱うような実験実習でプログラミングを行う際に使用しています。
Lenovoの『Thinkpad』シリーズはキーボードの操作性にこだわっているとも言われ、キーボード中央の赤い"トラックポイント"(マウスカーソルが操作できるスティックのようなもの)が特徴的です。
テンキー搭載モデルのため、やや大きめの機種ですが本体は(1の機種と比べると)軽めでバッテリー駆動の時間も長いため、ロボットを動かす実験でコースまでPCを持ち運んでリアルタイムで調整したり、中には立って片手でPCを持って操作したりするような学生もいます。
まとめ
ここまで、3機種ご紹介しました。
なお、ここで紹介したPCはあくまで『実験実習で使用するノートPC』です。
例えば卒業研究や勉強会でAIに関する研究をする場合は紹介したPCよりももっと高性能なPCを使用することもありますし、逆にここまでのスペックを必要としないような研究室などではもう少し簡単なPCであることもあります。
購入を考えるときは、メーカーの商品ページや、メーカー直販ストアも参考になると思います。是非、自分にあった1台を見つけてください。