宮下研究室

金属錯体の立体選択性に関する基礎研究
 水やアンモニアなどの無機物やアミノ酸などの有機物が金属イオン に結合した物質を錯体と呼びます。錯体には特異な機能性の発現が 期待されることから、その合成研究は非常に重要です。当研究室で は無機化学の立場から錯体を研究しています。無機化学の醍醐味は、 周期表の多くの金属元素を用いることができることです。金属イオ ンは多種多様な幾何構造をとることが可能です。また、錯体には、 同じ組成でありながら金属イオンに結合した原子の空間的な配置が 異なる異性体が存在するのも特徴の一つです。錯体の多くは美しい 色を有しており、異性体により色が変化することもしばしばありま す。このような異性体の立体選択性を調査しています。
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